课题基金 / 基金详情

都市計画への導入に向けた近世城下町における自然災害の発生履歴および復興の解明

都市計画への導入に向けた近世城下町における自然災害の発生履歴および復興の解明
阐明近代早期城下町的自然灾害和重建历史,以介绍城市规划
批准号:
22K04662
负责人:
高橋 清吾
金额:
$1.16万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究は現代都市の原型である江戸時代の城下町における自然災害の発生および復興状況について歴史的資料の分析と現地調査から明確化し、その情報をGISデータ化することで将来の都市計画に貢献することを目的とする。令和4年度は国内各所の城下町の自然災害による被災状況の把握と整理、それに対する為政者の防災対策、城下町絵図の収集に取り組んだ。初年度は文献調査や資料館のwebサイト等を中心に調査を進めた。とりわけ注目した城下町は高松、佐賀である。当初、佐賀城下町は研究対象地として挙げなかったが、文献調査から城下町形成の際に治水対策をしており、研究対象地として加えることが有益であると判断したことによる。高松は気候的な条件から渇水が起きやすいものの、扇状地地形をなすことからひとたび大雨が降ることで河川が氾濫を起こしていた。このため江戸時代には高松城下町の構築に際し、香東川の付け替えをしつつ城下の整備を進めていた。また、都市用水の確保のため各所に井戸を設置していたことから、利水と治水が一体となったまちづくりをしていることが判明した。一方の佐賀平野に位置する佐賀城は中世に築城された村中城を基層とし、江戸時代に都市づくりが進められた。城下町用水として多布施川を城下に導水し、生活用水及び防御に当てていたが、江戸時代初期には大雨による氾濫から武家地の一部が浸水する被害が出ていた。その結果、新たに排水用の水路を設置することで氾濫時の対策が進められたものの、現代においても令和元年8月の前線を伴う降雨により浸水の被害が出ていた。このことから過去の水害の教訓を何らかの手段によって現代の都市計画に生かすべきと考える。
英文摘要
本研究は現代都市の原型である江戸時代の城下町における自然災害の発生および復興状況について歴史的資料の分析と現地調査から明確化し、その情報をGISデータ化することで将来の都市計画に貢献することを目的とする。令和4年度は国内各所の城下町の自然災害による被災状況の把握と整理、それに対する為政者の防災対策、城下町絵図の収集に取り組んだ。初年度は文献調査や資料館のwebサイト等を中心に調査を進めた。とりわけ注目した城下町は高松、佐賀である。当初、佐賀城下町は研究対象地として挙げなかったが、文献調査から城下町形成の際に治水対策をしており、研究対象地として加えることが有益であると判断したことによる。高松は気候的な条件から渇水が起きやすいものの、扇状地地形をなすことからひとたび大雨が降ることで河川が氾濫を起こしていた。このため江戸時代には高松城下町の構築に際し、香東川の付け替えをしつつ城下の整備を進めていた。また、都市用水の確保のため各所に井戸を設置していたことから、利水と治水が一体となったまちづくりをしていることが判明した。一方の佐賀平野に位置する佐賀城は中世に築城された村中城を基層とし、江戸時代に都市づくりが進められた。城下町用水として多布施川を城下に導水し、生活用水及び防御に当てていたが、江戸時代初期には大雨による氾濫から武家地の一部が浸水する被害が出ていた。その結果、新たに排水用の水路を設置することで氾濫時の対策が進められたものの、現代においても令和元年8月の前線を伴う降雨により浸水の被害が出ていた。このことから過去の水害の教訓を何らかの手段によって現代の都市計画に生かすべきと考える。
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