Adaptive responses to flooding in wild rice species with the CCDD genome
Adaptive responses to flooding in wild rice species with the CCDD genome
批准号:
22K05597
负责人:
笹山 大輔
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
本研究はCCDDゲノムをもつ野生イネ種における洪水適応性(冠水耐性および浮稲性)の調査を目的としている。AAゲノムをもつ栽培イネ種であるOryza sativaにおいては,冠水耐性の主な原因遺伝子はSUB1A-1であり,その下流で働く遺伝子としてERF66とERF67が同定されている。また,栽培イネ種において浮稲性の主な原因遺伝子はSKであるが,それ以外に強く影響を及ぼす遺伝子としてジベレリン生合成遺伝子のSD1と節間形成誘導遺伝子のACE1が同定されている。しかしながら,CCDDゲノム野生イネであるO. alta,O. grandiglumis,O. latifoliaではこれらの遺伝子の存在は明らかではない。そこで,CCDDゲノム野生イネ種でのERF66とERF67,およびSD1とACE1の有無を明らかにし,それらのDNA配列を解析した。調査したいずれの系統においてもこれらの洪水適応関連遺伝子は存在した。それらのDNA配列は,O. sativaとはやや異なるものの,配列情報からはその機能が大きく異なるとは考えにくい結果であった。今後は発現解析の点からも調査を進め,これらの遺伝子がCCDD野生イネの洪水応答に関与する可能性についてさらに検討を進めていきたい。
英文摘要
本研究はCCDDゲノムをもつ野生イネ種における洪水適応性(冠水耐性および浮稲性)の調査を目的としている。AAゲノムをもつ栽培イネ種であるOryza sativaにおいては,冠水耐性の主な原因遺伝子はSUB1A-1であり,その下流で働く遺伝子としてERF66とERF67が同定されている。また,栽培イネ種において浮稲性の主な原因遺伝子はSKであるが,それ以外に強く影響を及ぼす遺伝子としてジベレリン生合成遺伝子のSD1と節間形成誘導遺伝子のACE1が同定されている。しかしながら,CCDDゲノム野生イネであるO. alta,O. grandiglumis,O. latifoliaではこれらの遺伝子の存在は明らかではない。そこで,CCDDゲノム野生イネ種でのERF66とERF67,およびSD1とACE1の有無を明らかにし,それらのDNA配列を解析した。調査したいずれの系統においてもこれらの洪水適応関連遺伝子は存在した。それらのDNA配列は,O. sativaとはやや異なるものの,配列情報からはその機能が大きく異なるとは考えにくい結果であった。今後は発現解析の点からも調査を進め,これらの遺伝子がCCDD野生イネの洪水応答に関与する可能性についてさらに検討を進めていきたい。
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