異形花型自家不和合性スターチスにおける倍数性操作による生殖隔離の克服
異形花型自家不和合性スターチスにおける倍数性操作による生殖隔離の克服
批准号:
22K05617
负责人:
森 志郎
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
交雑育種では生殖隔離の問題があるが、倍数性操作により生殖隔離を克服できる可能性が示されている。主要切り花であるスターチス(Limonium)属植物の多くは、花粉と雌ずいが二型性を示し、種内にAタイプ花粉とトウモロコシ状柱頭(cob-like stigma)をもつA/cob型の花と、Bタイプ花粉と乳頭柱頭(papilla stigma)をもつB/pap型の花が混在する。花型は不和合性と密接に関係し、同じ花型同士で交配すると種子が生じない。本研究では主要なスターチス属植物4種を供試し、それぞれの倍数体を作出した上で、異形花型間、倍数体間、種間における正逆交雑を行い、倍数性と自家不和合性、交雑親和性との関係性を明らかにする。これまでにL. sinuatum(シヌアータ)とL. bellidifolium(カスピア)の種子を紡錘糸形成阻害剤で処理し、それら実生のフローサイトメーター分析を通して四倍体を獲得した。次に、シヌアータの二倍体および四倍体とL. perezii(ペレジー)の二倍体の花を顕微鏡下で観察し、それらをA/cob型またはB/pap型の花に区分した。さらに、これらの自家不和合性や交雑親和性を明らかにすることを目的に、受粉2週間後に胚珠の肥大を調査した。その結果、シヌアータ二倍体またはペレジー二倍体における同じ花型同士の組み合わせでは胚珠の肥大はみられなかったが、異なる花型間では肥大がみられ、また、種の異なる間柄でも肥大が観察された。現在、四倍体を用いた試験を行っている。今後、ペレジーおよびL. latifolium(ラティフォリウム)を紡錘糸形成阻害剤で処理して四倍体を獲得するとともに、それらを用いた交配実験を行う。
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