動物種を超えた記憶の基盤構造解明と霊長目マーモセットにおける付加的線維連絡の探索
動物種を超えた記憶の基盤構造解明と霊長目マーモセットにおける付加的線維連絡の探索
批准号:
22K06463
负责人:
本多 祥子
金额:
$2.33万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
初年度である2022年度は主にマーモセットのトレーサー注入実験を実施し、複数の新知見を得ることができた。具体的には、ラットには殆ど見られない海馬体CA1から前海馬台領域への直接投射が量的に非常に多く存在すること、他にも複数のラットに見られない投射関係が存在すること、他方でラットやウサギに共通する嗅内野ー海馬体間の主要線維連絡はほぼ全てマーモセットにも認められることなどを明らかにし、これらの成果を原著論文としてFrontiers in Neural Circuitsに発表した。この実験の過程でマーモセット前海馬台にトレーサーを限局注入できた例を得ることができ、この前海馬台限局注入例では前脳領域に多くの標識が認められたため、次に前脳領域に焦点を絞り前海馬台との線維連絡を調べた。結果として前障ー梨状内核複合体と前海馬台との間に双方向性の強い結合関係があることを明らかにした。前海馬台の層別、部位別に打ち分けた複数の注入例を比較したところ、主に前海馬台深層と前障ー梨状内核複合体との間に多量の線維連絡が存在することが示唆された。この成果は2022年度の日本神経科学大会、日本マーモセット研究会にて発表し、論文投稿準備中である。さらに新知見として、げっ歯類にはない高次の感覚統合を担う脳領域であるSuperior Temporal Polysensory area (STP野)と前海馬台の間にも強い結合関係があることを示唆する所見が得られた。これを確認すべくSTP野にトレーサーを限局注入し、前海馬台の主にV層がSTP野と結合関係を持つことが分かった。前海馬台は記憶形成回路の重要な中継点であるだけでなく、意識や多種感覚の統合にも絡んでいる可能性が示唆された。
英文摘要
初年度である2022年度は主にマーモセットのトレーサー注入実験を実施し、複数の新知見を得ることができた。具体的には、ラットには殆ど見られない海馬体CA1から前海馬台領域への直接投射が量的に非常に多く存在すること、他にも複数のラットに見られない投射関係が存在すること、他方でラットやウサギに共通する嗅内野ー海馬体間の主要線維連絡はほぼ全てマーモセットにも認められることなどを明らかにし、これらの成果を原著論文としてFrontiers in Neural Circuitsに発表した。この実験の過程でマーモセット前海馬台にトレーサーを限局注入できた例を得ることができ、この前海馬台限局注入例では前脳領域に多くの標識が認められたため、次に前脳領域に焦点を絞り前海馬台との線維連絡を調べた。結果として前障ー梨状内核複合体と前海馬台との間に双方向性の強い結合関係があることを明らかにした。前海馬台の層別、部位別に打ち分けた複数の注入例を比較したところ、主に前海馬台深層と前障ー梨状内核複合体との間に多量の線維連絡が存在することが示唆された。この成果は2022年度の日本神経科学大会、日本マーモセット研究会にて発表し、論文投稿準備中である。さらに新知見として、げっ歯類にはない高次の感覚統合を担う脳領域であるSuperior Temporal Polysensory area (STP野)と前海馬台の間にも強い結合関係があることを示唆する所見が得られた。これを確認すべくSTP野にトレーサーを限局注入し、前海馬台の主にV層がSTP野と結合関係を持つことが分かった。前海馬台は記憶形成回路の重要な中継点であるだけでなく、意識や多種感覚の統合にも絡んでいる可能性が示唆された。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海馬体、前海馬台、嗅内野の線維連絡解析からたどり着いた機能的考察
来自海马结构、前下托和内嗅皮层纤维连接分析的功能考虑
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[本多祥子]
通讯作者:
本多祥子
ラット前海馬台、傍海馬台における入出力結合関係の形態学的解析
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批准号:10780473
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1998
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负责人:本多 祥子
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依托单位:
海外基金