小児腫瘍に対する陽子線治療後の成長障害予測と可視化に関する基礎研究
小児腫瘍に対する陽子線治療後の成長障害予測と可視化に関する基礎研究
批准号:
22K07764
负责人:
水本 佳子
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
小児腫瘍に対するX線治療や陽子線治療後の有害事象や成長障害に関する検証を行った。骨軟部組織、腎臓、消化管に対して、実際に当院でX線治療や陽子線治療が行われた20歳未満の小児を対象として、照射線量と照射体積のドジメトリ解析を行い、有害事象や成長障害と照射線量や照射体積との関連性を検証した。有症状の有害事象発生頻度が低いため、左右対称な組織や骨や腎臓の様に境界が明瞭な組織については無症状であっても照射後の体積変化の比較検証を行った。検証の結果、骨軟部や腎臓の成長は照射体積と照射線量に強い相関性があり、照射線量や照射体積が大きいほど成長障害のリスクが増加する事が明確となった。消化管の有害事象は併用する化学療法の影響が大きいことが分かったが、消化管は照射中の形状や大きさが日々異なるため、日々の変化を計算に含めた解析を検討している。背骨や腎臓など明確に体積が算出可能な組織については、体積変化を経時的に計測する事により正確な測定を行う事が可能であり、照射量と成長率低下の関連性を計算式で表すことが可能となった。筋肉や皮下組織などの軟部組織は、骨や腎臓と異なり体位や撮影条件により組織の形状や体積が安定しないため、画像データの加工などの特殊な解析方法が必要であるとの結論に至った。上記の検証で得られた照射線治療や照射体積と有害事象の関連性のデータを元にX線治療と陽子線治療で生じ得る実際の有害事象について比較を行い、理論的に小児腫瘍に対する陽子線治療の有効性を検証する予定である。
英文摘要
小児腫瘍に対するX線治療や陽子線治療後の有害事象や成長障害に関する検証を行った。骨軟部組織、腎臓、消化管に対して、実際に当院でX線治療や陽子線治療が行われた20歳未満の小児を対象として、照射線量と照射体積のドジメトリ解析を行い、有害事象や成長障害と照射線量や照射体積との関連性を検証した。有症状の有害事象発生頻度が低いため、左右対称な組織や骨や腎臓の様に境界が明瞭な組織については無症状であっても照射後の体積変化の比較検証を行った。検証の結果、骨軟部や腎臓の成長は照射体積と照射線量に強い相関性があり、照射線量や照射体積が大きいほど成長障害のリスクが増加する事が明確となった。消化管の有害事象は併用する化学療法の影響が大きいことが分かったが、消化管は照射中の形状や大きさが日々異なるため、日々の変化を計算に含めた解析を検討している。背骨や腎臓など明確に体積が算出可能な組織については、体積変化を経時的に計測する事により正確な測定を行う事が可能であり、照射量と成長率低下の関連性を計算式で表すことが可能となった。筋肉や皮下組織などの軟部組織は、骨や腎臓と異なり体位や撮影条件により組織の形状や体積が安定しないため、画像データの加工などの特殊な解析方法が必要であるとの結論に至った。上記の検証で得られた照射線治療や照射体積と有害事象の関連性のデータを元にX線治療と陽子線治療で生じ得る実際の有害事象について比較を行い、理論的に小児腫瘍に対する陽子線治療の有効性を検証する予定である。
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会议论文
Gastrointestinal bleeding/ulcer among paediatric cancer patients after proton beam therapy
质子束治疗后儿童癌症患者的胃肠道出血/溃疡
DOI:
10.1093/jjco/hyad024
发表时间:
2023
期刊:
Japanese Journal of Clinical Oncology
影响因子:
2.4
作者:
[Fukushima Hiroko, Mizumoto Masashi, Suzuki Ryoko, Yamaki Yuni, Hosaka Sho, Inaba Masako, Tagawa Manabu, Watanabe Atsuko, Okunushi Tomoko, Masumoto Kouji, Muroi Ai, Sakurai Hideyuki, Takada Hidetoshi]
通讯作者:
Takada Hidetoshi
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