Investigation of virus RNA analysis using FFPE specimens to clarify the pathogenesis of acute rupture of chodae tendineae of the mitral valve in infants
Investigation of virus RNA analysis using FFPE specimens to clarify the pathogenesis of acute rupture of chodae tendineae of the mitral valve in infants
批准号:
22K07883
负责人:
黒嵜 健一
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
乳児特発性僧帽弁腱索断裂における僧帽弁および腱索の心内膜には、単核球を中心とした炎症細胞浸潤が認められ(Shiraishi et al., Circulation 2014;130:1053)、病因としてウイルス感染、川崎病、母親由来の抗SSA抗体などが示唆されている。本疾患は発症が年間10数例と希少で、また搬送直後に手術に向かうために、病因解明のための新鮮サンプルの収集が困難である。そこで我々は、過去の病理組織標本から最新の遺伝子工学的手法を駆使して、本疾患の病態と病因解明を試みた。[対象と方法]僧帽弁置換した腱索断裂乳児4例(断裂群:生後3-6ヶ月(中央値4ヶ月)、川崎病およびSSA抗体陽性例を除く)と弁置換した先天性心疾患2例(対照群:生後11および13ヶ月)のパラフィン包埋された僧帽弁および腱索標本の切片を高感度ISH法にて解析した。[結果]前回の研究で行った病原微生物の検索を目的としたメタトランスクリプトーム解析では、断裂群4例中2例に小児に一般的な感染症を引き起こすDNA virus Xに高い相補性が検出された。そこで今回は、高感度ISH法(RNAscope)を行ったとところ、断裂群の組織片に心内膜を主体とするDNAvirus X(未発表にてXとする)のRNAシグナルが確認された。[考察]本疾患では僧帽弁および腱索に何らかの炎症と免疫応答が存在すること、引き金として、一般的に小児に発疹と感冒症状をきたすDNAvirus Xが関与することが示唆された。今後は患者の入院時の血液や咽頭拭い液などの新鮮なサンプルを解析し、virus Xの関与を検証する予定である。
英文摘要
乳児特発性僧帽弁腱索断裂における僧帽弁および腱索の心内膜には、単核球を中心とした炎症細胞浸潤が認められ(Shiraishi et al., Circulation 2014;130:1053)、病因としてウイルス感染、川崎病、母親由来の抗SSA抗体などが示唆されている。本疾患は発症が年間10数例と希少で、また搬送直後に手術に向かうために、病因解明のための新鮮サンプルの収集が困難である。そこで我々は、過去の病理組織標本から最新の遺伝子工学的手法を駆使して、本疾患の病態と病因解明を試みた。[対象と方法]僧帽弁置換した腱索断裂乳児4例(断裂群:生後3-6ヶ月(中央値4ヶ月)、川崎病およびSSA抗体陽性例を除く)と弁置換した先天性心疾患2例(対照群:生後11および13ヶ月)のパラフィン包埋された僧帽弁および腱索標本の切片を高感度ISH法にて解析した。[結果]前回の研究で行った病原微生物の検索を目的としたメタトランスクリプトーム解析では、断裂群4例中2例に小児に一般的な感染症を引き起こすDNA virus Xに高い相補性が検出された。そこで今回は、高感度ISH法(RNAscope)を行ったとところ、断裂群の組織片に心内膜を主体とするDNAvirus X(未発表にてXとする)のRNAシグナルが確認された。[考察]本疾患では僧帽弁および腱索に何らかの炎症と免疫応答が存在すること、引き金として、一般的に小児に発疹と感冒症状をきたすDNAvirus Xが関与することが示唆された。今後は患者の入院時の血液や咽頭拭い液などの新鮮なサンプルを解析し、virus Xの関与を検証する予定である。
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