小児腸管内の病原・薬剤耐性遺伝子水平伝播におけるAtypical EAECの役割
小児腸管内の病原・薬剤耐性遺伝子水平伝播におけるAtypical EAECの役割
批准号:
22K07919
负责人:
藺牟田 直子
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
2022年度は、2011~19年の小児下痢症患者の便由来大腸菌3291株から143株のatypical EAEC (aEAEC)を決定し、病原遺伝子、基質特異性拡張型β-ラクタマーゼCTX-M遺伝子の検出、CTX-M型別を行った。まず3291株からaggR遺伝子保有EAEC(typical EAEC, tEAEC)81株とその他の下痢原性大腸菌の病原遺伝子を保有する株を除いた3099株を対象に、バイオフィルムアッセイでバイオフィルム形成能(BI)の高い株(>OD0.2 )193株を抽出し、HEp-2細胞付着試験でaEAEC 143株を決定した。aEAEC143株中19株(13.3%)が典型的な凝集付着(tAA)を示し、124株(86.7%)は非典型的な凝集付着(aAA)を示した。BIはtAA 0.75、aAA 0.4とtAAの方が高い値を示した。CTX-M遺伝子は9株(6.3%)が保有し、そのうち6株(66.7%)はaAAで、CTX-M型は14が3株、15が3株、27が2株、97が1株であった。K1莢膜遺伝子は33株(23.1%)が保有し、そのうち32株(97%)がaAAであった。PhylogroupはB2が69株(48.3%)と最も多く、68株(98.6%)がaAAであった。tEAECのプラスミドと染色体上の病原遺伝子保有株が49株(34.3%)、phylogroup A・B1・B2に属する多くの株がその両方の病原遺伝子を同時に保有していた。尿路病原性大腸菌の病原遺伝子はphylogroup EとUT(untypable)以外の株で検出された。CTX-M/K1遺伝子保有株がCTX-M型14と15の2株検出されたが、14の株はphylogroup B1に属しEAECの染色体とプラスミドの両方の病原遺伝子を保有し、付着はtAAを示した。tEAEC 81株についてもHEp-2細胞付着試験を行い、tAA 28株(34.6%)、aAA 24株(29.6%)がみられたが、29株(35.8%)はBIが0.2以下で凝集付着を示さない株であった。
英文摘要
2022年度は、2011~19年の小児下痢症患者の便由来大腸菌3291株から143株のatypical EAEC (aEAEC)を決定し、病原遺伝子、基質特異性拡張型β-ラクタマーゼCTX-M遺伝子の検出、CTX-M型別を行った。まず3291株からaggR遺伝子保有EAEC(typical EAEC, tEAEC)81株とその他の下痢原性大腸菌の病原遺伝子を保有する株を除いた3099株を対象に、バイオフィルムアッセイでバイオフィルム形成能(BI)の高い株(>OD0.2 )193株を抽出し、HEp-2細胞付着試験でaEAEC 143株を決定した。aEAEC143株中19株(13.3%)が典型的な凝集付着(tAA)を示し、124株(86.7%)は非典型的な凝集付着(aAA)を示した。BIはtAA 0.75、aAA 0.4とtAAの方が高い値を示した。CTX-M遺伝子は9株(6.3%)が保有し、そのうち6株(66.7%)はaAAで、CTX-M型は14が3株、15が3株、27が2株、97が1株であった。K1莢膜遺伝子は33株(23.1%)が保有し、そのうち32株(97%)がaAAであった。PhylogroupはB2が69株(48.3%)と最も多く、68株(98.6%)がaAAであった。tEAECのプラスミドと染色体上の病原遺伝子保有株が49株(34.3%)、phylogroup A・B1・B2に属する多くの株がその両方の病原遺伝子を同時に保有していた。尿路病原性大腸菌の病原遺伝子はphylogroup EとUT(untypable)以外の株で検出された。CTX-M/K1遺伝子保有株がCTX-M型14と15の2株検出されたが、14の株はphylogroup B1に属しEAECの染色体とプラスミドの両方の病原遺伝子を保有し、付着はtAAを示した。tEAEC 81株についてもHEp-2細胞付着試験を行い、tAA 28株(34.6%)、aAA 24株(29.6%)がみられたが、29株(35.8%)はBIが0.2以下で凝集付着を示さない株であった。
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会议论文
小児下痢症患児由来大腸菌における下痢原性大腸菌の頻度と推移(2011~2019年)
小儿腹泻患儿大肠杆菌中致泻性大肠杆菌频率及趋势(2011-2019年)
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[藺牟田直子, 児玉祐一, 中村隼人, 大岡唯祐, 西 順一郎]
通讯作者:
西 順一郎
小児下痢症患児由来大腸菌における下痢原性大腸菌の頻度とESBL 産生菌の検討(2011~2019年)
小儿腹泻患儿致泻性大肠杆菌及产ESBL菌频率检测(2011-2019年)
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[藺牟田直子, 児玉祐一, 西 順一郎]
通讯作者:
西 順一郎