急性心筋梗塞患者の末梢血で増加するMUSE細胞のプロファイル
急性心筋梗塞患者の末梢血で増加するMUSE細胞のプロファイル
批准号:
22K08111
负责人:
佐久間 理吏
金额:
$1.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
ST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)を発症し、PCIで冠動脈責任病変を治療し得た症例を対象に、経時的に末梢血を採取、遠心分離により末梢血中の単核球分画を採取しMuse細胞数を経時的に測定している。現在50症例を登録し、先行研究(Tanaka T, Circ J 2018)ではPCI治療前、治療翌日、第7、14、21病日における観察により治療翌日での最大増加1.5倍を示していたが、本研究では第3、5病日で最大増加を示しベースラインに比べ3-4倍のMUSE細胞増加を示したことは新たな知見である。現在Muse細胞の誘導蛋白であるS1P測定も実施しておりMuse細胞との相関を確認予定である。S1Pは傷害組織から産生される警報シグナルであり、Muse細胞はS1Pに対する受容体を有していることからMuse細胞動態への影響を確認するとともに心機能修復との関連を明らかにする。更にSTEMI患者の末梢血で増加するSSEA-3陽性細胞を、ソーターで分取して保存する。その中から陽性細胞の多い検体を選別して、single cell RNA-seq解析を実施する。細胞単離、ライブラリー作製、配列情報取得を受託し、インフォマティクス解析を出澤らのグループと共同で行う。受託解析は、他の代替手段では獲得できない膨大なデータが得られる点、稀少な患者検体を使用する点、期待される知見の波及効果を考慮して本研究に相応と判断する。解析対象は、MUSE細胞発現ピーク時となるPCI後3日から5日の末梢血Muse細胞数が多い症例を4例用いる予定だが、まだ十分な細胞を確保した症例は1症例しかなくSTEMI患者のSEA-3陽性細胞を、ソーター分取確保中である。
英文摘要
ST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)を発症し、PCIで冠動脈責任病変を治療し得た症例を対象に、経時的に末梢血を採取、遠心分離により末梢血中の単核球分画を採取しMuse細胞数を経時的に測定している。現在50症例を登録し、先行研究(Tanaka T, Circ J 2018)ではPCI治療前、治療翌日、第7、14、21病日における観察により治療翌日での最大増加1.5倍を示していたが、本研究では第3、5病日で最大増加を示しベースラインに比べ3-4倍のMUSE細胞増加を示したことは新たな知見である。現在Muse細胞の誘導蛋白であるS1P測定も実施しておりMuse細胞との相関を確認予定である。S1Pは傷害組織から産生される警報シグナルであり、Muse細胞はS1Pに対する受容体を有していることからMuse細胞動態への影響を確認するとともに心機能修復との関連を明らかにする。更にSTEMI患者の末梢血で増加するSSEA-3陽性細胞を、ソーターで分取して保存する。その中から陽性細胞の多い検体を選別して、single cell RNA-seq解析を実施する。細胞単離、ライブラリー作製、配列情報取得を受託し、インフォマティクス解析を出澤らのグループと共同で行う。受託解析は、他の代替手段では獲得できない膨大なデータが得られる点、稀少な患者検体を使用する点、期待される知見の波及効果を考慮して本研究に相応と判断する。解析対象は、MUSE細胞発現ピーク時となるPCI後3日から5日の末梢血Muse細胞数が多い症例を4例用いる予定だが、まだ十分な細胞を確保した症例は1症例しかなくSTEMI患者のSEA-3陽性細胞を、ソーター分取確保中である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文