内在性ウイルス粒子を介した細胞間コミュニケーションとその癌進展への関わり
内在性ウイルス粒子を介した細胞間コミュニケーションとその癌進展への関わり
批准号:
22K08801
负责人:
西田 尚弘
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本研究は、主に神経系細胞に多く発現し、生理的にはシナプスにおける神経伝達に関わる遺伝子であるARC (Activity Regulated Cytoskeleton Associated Protein) の癌進展との関連を調べ、新たな治療開発へと応用することを目的としている。ARC遺伝子はその一部にウイルス粒子を形成するGag蛋白をコードする塩基配列を含むことがわかっており、再生されるウイルス粒子がARCの癌進展における機能にどのような影響を与えるかを調べることも重要な課題と考えられる。本年度は、レンチウイルスを用いてARCの強制発現やノックダウンの発現操作を行った癌細胞を用いて、薬剤耐性や癌の浸潤能といった癌進展に関わる様々な機能解析をin vitroで行うことで、ARCが癌細胞に与える機能的な影響の詳細を明らかにした。さらに、ARCの遺伝子発現変化による細胞の遺伝子プロファイルの変化に関して、RNAシークエンスを用いた網羅的解析を行い、ARCによってもたらされる細胞内でのシグナル伝達の変化を解析することに成功した。また、上皮間葉移行 (Epithelial-Mesenchymal Transition: EMT) は癌細胞の浸潤、転移において中心的な役割を果たす重要な形質変化であるが、ARC遺伝子の発現変化によってEMT関連分子の発現や細胞内での局在がどのように変化をするかを様々な実験系を用いて詳細に明らかにした。次のステップとして、実際の大腸癌臨床サンプルにおけるARC遺伝子の発現状態とその臨床病理学的因子、さらには予後への関わりを明らかにするために、サンプルの準備を進めている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文