脊髄損傷後の歯髄幹細胞治療の作用機序の解明と更なるadjuvant治療の確立
脊髄損傷後の歯髄幹細胞治療の作用機序の解明と更なるadjuvant治療の確立
批准号:
22K09269
负责人:
大須賀 浩二
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
脊髄損傷における神経外胚葉と間葉系幹細胞的性質を兼ね備えた歯髄幹細胞(SHED)の作用機序としては、抗神経軸索伸長抑制因子効果が報告されている。しかし、in vivoレベルでのその作用機序は、完全には解明されていない。今回我々は、歯髄幹細胞は如何に二次損傷を減少させることで機能予後に関与してきているのかを検証するため、クリップによるラット脊髄損傷モデルを用いて検討した。脊髄損傷モデル(SCI group)群、脊髄損傷+PBS投与(SCI+PBS group)群と脊髄損傷+SHED投与(SCI+SHED group)群においてBBS scoreにて機能評価を行なったところ、day7までは有意な差は認めなかったが、day14以降はSCI+SHED group群において有意な機能予後の改善を認めた。よって、day5と10におけるシグナル伝達系の発現において差があるのかどうか比較検討をおこなった。脊髄損傷部位におけるphosphorylated (p)-STAT3 at Tyr705の発現は、それぞれの群間でday5では変化を認めなかったが、day10においてはSCI+SHED group群において有意に発現の低下を認めた。iba-1ならびにGFAPの発現に関しても比較検討したが、day5では、いずれも変化を認めなかったが、day10においてはGFAPの発現がSCI+SHED groupにおいて有意に低下していた。また、免疫組織染色の結果から、p-STAT3 at Tyr705の発現は、GFAPと一致しており、reactiveなastrocyteにおいてp-STAT3 Tyrの活性化を抑えていることが判明した。以上の結果から、SHEDの機能予後改善においては、day10におけるastrocyteでのSTAT3活性化を抑制することによる可能性が強く示唆された。
英文摘要
脊髄損傷における神経外胚葉と間葉系幹細胞的性質を兼ね備えた歯髄幹細胞(SHED)の作用機序としては、抗神経軸索伸長抑制因子効果が報告されている。しかし、in vivoレベルでのその作用機序は、完全には解明されていない。今回我々は、歯髄幹細胞は如何に二次損傷を減少させることで機能予後に関与してきているのかを検証するため、クリップによるラット脊髄損傷モデルを用いて検討した。脊髄損傷モデル(SCI group)群、脊髄損傷+PBS投与(SCI+PBS group)群と脊髄損傷+SHED投与(SCI+SHED group)群においてBBS scoreにて機能評価を行なったところ、day7までは有意な差は認めなかったが、day14以降はSCI+SHED group群において有意な機能予後の改善を認めた。よって、day5と10におけるシグナル伝達系の発現において差があるのかどうか比較検討をおこなった。脊髄損傷部位におけるphosphorylated (p)-STAT3 at Tyr705の発現は、それぞれの群間でday5では変化を認めなかったが、day10においてはSCI+SHED group群において有意に発現の低下を認めた。iba-1ならびにGFAPの発現に関しても比較検討したが、day5では、いずれも変化を認めなかったが、day10においてはGFAPの発現がSCI+SHED groupにおいて有意に低下していた。また、免疫組織染色の結果から、p-STAT3 at Tyr705の発現は、GFAPと一致しており、reactiveなastrocyteにおいてp-STAT3 Tyrの活性化を抑えていることが判明した。以上の結果から、SHEDの機能予後改善においては、day10におけるastrocyteでのSTAT3活性化を抑制することによる可能性が強く示唆された。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
歯髄幹細胞を用いた脊髄神経再生研究
利用牙髓干细胞进行脊髓神经再生研究
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西井智哉, 西村由介, 永島吉孝, 伊藤洋, 雄山隆弘, 大須賀浩二, 大道裕介, 三谷泰之, 齋藤竜太]
通讯作者:
齋藤竜太
慢性硬膜下血腫被膜におけるintegrinα9β1シグナル伝達系の発現について
整合素α9β1信号系统在慢性硬膜下血肿包膜中的表达
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
神経外傷
影响因子:
--
作者:
[大須賀 浩二, 鈴木千春, 青山正寛, 岩味健一郎, 大道裕介, 大道美香, 宮地 茂]
通讯作者:
宮地 茂
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