p53アミロイドーシスとしてのp53遺伝子変異卵巣癌の病態メカニズムの解明
p53アミロイドーシスとしてのp53遺伝子変異卵巣癌の病態メカニズムの解明
批准号:
22K09623
负责人:
池崎 みどり
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
卵巣癌は婦人科領域の腫瘍の中で最も死亡者数の多い疾患で、進行/再発症例の予後は不良であり予後改善のためには新規治療戦略の確立が必要である。卵巣癌のほとんどの症例でTP53遺伝子変異あるいは欠損が認められる。TP53遺伝子産物であるp53タンパク質がアミロイド様凝集体を形成することから、我々はp53凝集体依存的な卵巣癌病態機構の解明を目的とした。TP53遺伝子変異が高頻度で見られる高異型度漿液性卵巣癌をp53変異癌のモデルとし、高異型度漿液性卵巣癌の121症例について、通常の病理検査でよく用いられるマウスモノクローナル抗p53抗体DO-7による免疫組織化学的解析を行った結果、高異型度漿液性卵巣癌症例のp53染色パターンが4種類(野生型p53、p53陰性、p53核強陽性、p53細胞質/核陽性)に分類できることが分かった。分類したp53陰性、p53核強陽性、p53細胞質/核陽性の症例の予後について、無増悪生存期間、全生存期間との相関を解析した。その結果、p53細胞質/核陽性である症例では無増悪生存率、全生存率ともに有意に不良であることが分かった。TP53遺伝子の変異は、高異型度漿液性卵巣癌組織のパラフィン包埋切片から腫瘍細胞DNAを抽出し、がん遺伝子パネル(275遺伝子)を用いて解析を行った。次に、予後不良であったp53細胞質/核陽性の症例ではp53凝集体の沈着が見られるのではないかと考え、タンパク質凝集体の検出に用いられるProteoStat試薬を用いて解析を行った。p53細胞質/核陽性の14症例のうち、10症例でp53凝集体の沈着が観察された。
英文摘要
卵巣癌は婦人科領域の腫瘍の中で最も死亡者数の多い疾患で、進行/再発症例の予後は不良であり予後改善のためには新規治療戦略の確立が必要である。卵巣癌のほとんどの症例でTP53遺伝子変異あるいは欠損が認められる。TP53遺伝子産物であるp53タンパク質がアミロイド様凝集体を形成することから、我々はp53凝集体依存的な卵巣癌病態機構の解明を目的とした。TP53遺伝子変異が高頻度で見られる高異型度漿液性卵巣癌をp53変異癌のモデルとし、高異型度漿液性卵巣癌の121症例について、通常の病理検査でよく用いられるマウスモノクローナル抗p53抗体DO-7による免疫組織化学的解析を行った結果、高異型度漿液性卵巣癌症例のp53染色パターンが4種類(野生型p53、p53陰性、p53核強陽性、p53細胞質/核陽性)に分類できることが分かった。分類したp53陰性、p53核強陽性、p53細胞質/核陽性の症例の予後について、無増悪生存期間、全生存期間との相関を解析した。その結果、p53細胞質/核陽性である症例では無増悪生存率、全生存率ともに有意に不良であることが分かった。TP53遺伝子の変異は、高異型度漿液性卵巣癌組織のパラフィン包埋切片から腫瘍細胞DNAを抽出し、がん遺伝子パネル(275遺伝子)を用いて解析を行った。次に、予後不良であったp53細胞質/核陽性の症例ではp53凝集体の沈着が見られるのではないかと考え、タンパク質凝集体の検出に用いられるProteoStat試薬を用いて解析を行った。p53細胞質/核陽性の14症例のうち、10症例でp53凝集体の沈着が観察された。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
小胞体ストレス性カルレティキュリン膜移行は細胞性栄養膜細胞でear-meシグナルとして働く
内质网应激诱导的钙网蛋白膜易位在细胞滋养层细胞中充当耳-我信号
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西岡 香穂, 岩橋 尚幸, 南條 佐輝子, 池崎 みどり, 西辻 和親, 井原 義人 , 井箟 一彦]
通讯作者:
井箟 一彦
細胞性栄養膜細胞で小胞体ストレスにより膜移行したカルレティキュリンはeat-meシグナルとして働く
由于细胞滋养层细胞内质网应激,钙网蛋白易位至细胞膜,充当“吃我”信号
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西岡 香穂, 岩橋 尚幸, 池崎 みどり, 西辻 和親, 井原 義人, 井箟 一彦]
通讯作者:
井箟 一彦
細胞性栄養膜細胞における ERストレスによるカルレティキュリンの細胞表面移行はマクロファージによる貪食に関与する
细胞滋养层细胞内质网应激诱导的钙网蛋白细胞表面易位参与巨噬细胞的吞噬作用
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西岡 香穂, 岩橋 尚幸, 池崎 みどり, 西辻 和親, 井箟 一彦, 井原 義人]
通讯作者:
井原 義人
Complementary role of GlcNAc6ST2 and GlcNAc6ST3 in synthesis of CL40-reactive sialylated and sulfated glycans in the pleural mesothelium
GlcNAc6ST2 和 GlcNAc6ST3 在胸膜间皮中 CL40 反应性唾液酸化和硫酸化聚糖合成中的互补作用
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yoshiko Takeda-Uchimura, Midori Ikezaki, Tomoya O. Akama, Kaho Nishioka, Yoshito Ihara, Fabrice Allain, Kazuchika, Nishitsuji, Kenji Uchimura]
通讯作者:
Kenji Uchimura
和歌山県立医科大学 大学案内 広報 癌の予後不良と化学療法耐性にかかわる新たな機構を発見
和歌山医科大学 大学信息公共关系 发现与癌症预后不良和化疗耐药相关的新机制
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 9 条
海外基金