昆虫社会における齢分業システムの転用による寄生戦略の進化
昆虫社会における齢分業システムの転用による寄生戦略の進化
批准号:
22KJ2563
负责人:
井戸川 直人
金额:
$3.33万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2023-03-08 至 2026-03-31
中文摘要
申請者の研究計画の目的は、個体発生における齢分業システムの発現タイミングの遅延が、社会における寄生戦略者を進化させたという仮説を検証することである。そのための実験系として社会性昆虫であるアリに着目し、特に近縁種どうしが寄生関係にあるケアリ属を材料に研究を展開する。新型コロナウイルスの影響による学位取得時期の変更に伴い、初年度である本年は3か月のみの採用となった。採用前からあらかじめ準備を進め、研究計画の遂行に不可欠な社会寄生性アリ(アメイロケアリ)及びその宿主(トビイロケアリ)の飼育系を確立することができた。また、シングルボードコンピュータと赤外線カメラを用いて、アリのコロニー動態をモニタリングするシステムを実装した。モニタリングの結果、寄生性の種は宿主の働きアリが死ぬまでは働かないという当初の予想に反して、寄生性の種の働きアリも宿主と同様に労働に従事する様子が観察された。その理由のひとつとして、野外では寄生の対象にならないような小規模の宿主コロニーを用いたことが考えられ、飼育2年目の大規模コロニーを用いた追試を行なう予定である。寄生者の齢分業パターンにタイミングの遅延がみられなかった場合には、寄生者と宿主の生理状態や寿命に着目し、寄生者が宿主に代謝ストレスを肩代わりさせているというアイデアを検証する。また、計画していた社会寄生種と宿主のゲノム解読は、十分なサンプルが得られなかったため遅れている。大規模コロニーから多数のサンプルを得ることで解析を進めたい。
英文摘要
申請者の研究計画の目的は、個体発生における齢分業システムの発現タイミングの遅延が、社会における寄生戦略者を進化させたという仮説を検証することである。そのための実験系として社会性昆虫であるアリに着目し、特に近縁種どうしが寄生関係にあるケアリ属を材料に研究を展開する。新型コロナウイルスの影響による学位取得時期の変更に伴い、初年度である本年は3か月のみの採用となった。採用前からあらかじめ準備を進め、研究計画の遂行に不可欠な社会寄生性アリ(アメイロケアリ)及びその宿主(トビイロケアリ)の飼育系を確立することができた。また、シングルボードコンピュータと赤外線カメラを用いて、アリのコロニー動態をモニタリングするシステムを実装した。モニタリングの結果、寄生性の種は宿主の働きアリが死ぬまでは働かないという当初の予想に反して、寄生性の種の働きアリも宿主と同様に労働に従事する様子が観察された。その理由のひとつとして、野外では寄生の対象にならないような小規模の宿主コロニーを用いたことが考えられ、飼育2年目の大規模コロニーを用いた追試を行なう予定である。寄生者の齢分業パターンにタイミングの遅延がみられなかった場合には、寄生者と宿主の生理状態や寿命に着目し、寄生者が宿主に代謝ストレスを肩代わりさせているというアイデアを検証する。また、計画していた社会寄生種と宿主のゲノム解読は、十分なサンプルが得られなかったため遅れている。大規模コロニーから多数のサンプルを得ることで解析を進めたい。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
”子”の顔が見てみたい:アリ幼虫の形態と機能の多様性
我想看看宝宝的脸:蚂蚁幼虫形态和功能的多样性
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[井戸川直人, 後藤彩子, 土畑重人]
通讯作者:
土畑重人
アリ類におけるコロニーの分裂制御システムの解明
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批准号:19J22242
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2019
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负责人:井戸川 直人
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依托单位:
海外基金