B細胞レパートリーに着目したがん免疫療法による免疫関連有害事象の新たな病態解明
B細胞レパートリーに着目したがん免疫療法による免疫関連有害事象の新たな病態解明
批准号:
22KJ1865
负责人:
横出 正隆
金额:
$1.02万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
はじめに、irAE大腸炎患者において、UC同様に抗インテグリンαVβ6抗体を有するかどうかELISA法を用いて検証した。対象としてはirAE大腸炎患者24例およびコントロール群として他臓器irAE患者、健常者の合計80例とした。irAE大腸炎は発症時に血清採取および内視鏡検査が同時期に行われている症例を選択した。ELISA法の結果、irAE 大腸炎では25%(6/24)において、抗インテグリンαVβ6抗体を有する一方でコントロール群では1.3%(1/80)しか同抗体を有していなかった(P=0.0005)。また、抗体陽性例の内視鏡所見は、陰性例と比較し粘膜はびまん性に侵されており、血管透見像の消失や易出血性などUCに類似する所見を呈していた。さらに、経時的に複数ポイントで血清が採取されている症例に関してはいずれも病勢(Mayo score)との相関を認めていた。臨床経過としても陽性例では、陰性例と比較し、有害事象共通用語規準(CTCAE) grade3以上の重度の大腸炎を有意に認めており(P=0.0065)、ステロイド難治性でインフリキシマブ投与が必要になるなど難渋した傾向を認めていた。次に、インテグリンαVβ6は癌抗原としても各種の癌に発現していることから、免疫染色にてirAE 大腸炎患者の原発巣での発現有無を確認することとした。その結果、抗体陽性例では100%(5/5)、抗体陰性例では50%(5/10)と抗体陽性例においてインテグリンαVβ6を発現している傾向を認めた。irAE大腸炎における抗インテグリンαVβ6抗体がB細胞レパートリーから産生されることを証明するために、健常者由来の末梢血単核細胞(PBMC)をインテグリンαVβ6や免疫チェックポイント阻害薬と共培養するも抗体産生を確認することが出来なかった。
英文摘要
はじめに、irAE大腸炎患者において、UC同様に抗インテグリンαVβ6抗体を有するかどうかELISA法を用いて検証した。対象としてはirAE大腸炎患者24例およびコントロール群として他臓器irAE患者、健常者の合計80例とした。irAE大腸炎は発症時に血清採取および内視鏡検査が同時期に行われている症例を選択した。ELISA法の結果、irAE 大腸炎では25%(6/24)において、抗インテグリンαVβ6抗体を有する一方でコントロール群では1.3%(1/80)しか同抗体を有していなかった(P=0.0005)。また、抗体陽性例の内視鏡所見は、陰性例と比較し粘膜はびまん性に侵されており、血管透見像の消失や易出血性などUCに類似する所見を呈していた。さらに、経時的に複数ポイントで血清が採取されている症例に関してはいずれも病勢(Mayo score)との相関を認めていた。臨床経過としても陽性例では、陰性例と比較し、有害事象共通用語規準(CTCAE) grade3以上の重度の大腸炎を有意に認めており(P=0.0065)、ステロイド難治性でインフリキシマブ投与が必要になるなど難渋した傾向を認めていた。次に、インテグリンαVβ6は癌抗原としても各種の癌に発現していることから、免疫染色にてirAE 大腸炎患者の原発巣での発現有無を確認することとした。その結果、抗体陽性例では100%(5/5)、抗体陰性例では50%(5/10)と抗体陽性例においてインテグリンαVβ6を発現している傾向を認めた。irAE大腸炎における抗インテグリンαVβ6抗体がB細胞レパートリーから産生されることを証明するために、健常者由来の末梢血単核細胞(PBMC)をインテグリンαVβ6や免疫チェックポイント阻害薬と共培養するも抗体産生を確認することが出来なかった。
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会议论文
irAE腸炎の診断方法
如何诊断irAE肠炎
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
海外基金