课题基金 / 基金详情

mTORC2複合体構成に着目した糖代謝の新規制御機構の解明

mTORC2複合体構成に着目した糖代謝の新規制御機構の解明
以 mTORC2 复合物的组成为重点阐明葡萄糖代谢的新型调节机制
批准号:
22KJ2344
负责人:
北村 菜央
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
タンパク質の機能は、他のタンパク質との結合と解離により誘起される構造変化や反応によって制御される。このようなタンパク質間相互作用(PPI)の異常は、細胞内シグナル伝達を乱し疾患の原因になる。本研究は、mTORC2シグナルに着目し、PPIの制御機構の解明を通して糖代謝の分子機構の一端を明らかにすることを目的に研究を進めている。本年度は当初の計画通り、発光強度により結合・解離を定量化できる、発光系PPI解析システムを安定的に発現する細胞株の作製に取り組んだ。mTORは約7,500 bpと巨大であるため、発光PPI解析システムでの解析が困難であった。また、PP6ノックアウト細胞を用いてインスリン刺激時にPP6がmTORC2やAktなどのインスリンシグナル因子の活性化に与える影響を生化学的に解析したが、刺激によって顕著な変化は認められなかった。一方、mTORC2の基質であるAktの活性化は、PDK1によっても制御されることから、PDK1-Akt間の結合・解離を検出できる細胞株を樹立し、PPIの変化をリアルタイムに解析した。インスリン刺激ではAktとPDK1の結合は二峰性に増加し結合が緩やかに減少する一方で、成長因子(EGF)刺激では一峰性に増加し、速やかに基底まで戻った。興味深いことに、それぞれの刺激によってAktのリン酸化レベルは時間的にほとんど大きな変化は認められなかった。したがって、酵素であるキナーゼとの結合動態とリン酸化レベルの動態は相関しない可能性が示唆された。
英文摘要
タンパク質の機能は、他のタンパク質との結合と解離により誘起される構造変化や反応によって制御される。このようなタンパク質間相互作用(PPI)の異常は、細胞内シグナル伝達を乱し疾患の原因になる。本研究は、mTORC2シグナルに着目し、PPIの制御機構の解明を通して糖代謝の分子機構の一端を明らかにすることを目的に研究を進めている。本年度は当初の計画通り、発光強度により結合・解離を定量化できる、発光系PPI解析システムを安定的に発現する細胞株の作製に取り組んだ。mTORは約7,500 bpと巨大であるため、発光PPI解析システムでの解析が困難であった。また、PP6ノックアウト細胞を用いてインスリン刺激時にPP6がmTORC2やAktなどのインスリンシグナル因子の活性化に与える影響を生化学的に解析したが、刺激によって顕著な変化は認められなかった。一方、mTORC2の基質であるAktの活性化は、PDK1によっても制御されることから、PDK1-Akt間の結合・解離を検出できる細胞株を樹立し、PPIの変化をリアルタイムに解析した。インスリン刺激ではAktとPDK1の結合は二峰性に増加し結合が緩やかに減少する一方で、成長因子(EGF)刺激では一峰性に増加し、速やかに基底まで戻った。興味深いことに、それぞれの刺激によってAktのリン酸化レベルは時間的にほとんど大きな変化は認められなかった。したがって、酵素であるキナーゼとの結合動態とリン酸化レベルの動態は相関しない可能性が示唆された。
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