戦後日本宗教史における「水子」の言説：新宗教・知識人・政治・大衆メディアのもつれ

日本战后宗教史中的“水子”话语：新宗教、知识分子、政治、大众媒体的纠葛

基本信息

  • 批准号：
    22KJ0913
  • 负责人：
    郭 立東
  • 金额：
    $ 1.09万
  • 依托单位：
    The University of Tokyo
  • 依托单位国家：
    日本
  • 项目类别：
    Grant-in-Aid for JSPS Fellows
  • 财政年份：
    2023
  • 资助国家：
    日本
  • 起止时间：
    2023-03-08 至 2024-03-31
  • 项目状态：
    已结题

项目摘要

2022年度に実施した研究成果について、以下の2点である。①戦後、性暴力を受けた引揚婦女のため、中絶手術を行う二日市保養所の慰霊問題について研究を行った。本研究では、二日市保養所について語ったドキュメンタリーと雑誌・書籍を研究対象として取り挙げ、当時流行の兆しにあった「水子」という言葉を通して二日市保養所をめぐる歴史が社会に提起され、その歴史の語りが社会に受容されるプロセスを検討した。それを事例とすることで、戦後日本の「敗戦」の歴史的語りにおける国家や社会、個人など諸主体のダイナミックな関係性と、その中における文化資源の利用のあり方が一層明らかになるという見通しがある。次に、二日市保養所跡地にある「仁の碑」と「水子地蔵」の造立や、「水子」のための「慰霊祭」のあり方を検討することによって、1980年代前後の水子供養の流行とその「民俗」のポリティクスを微視的に解き明かすことが試みた。②戦後の水子供養の成立に直接的にかかわる一人の橋本徹馬の思想について研究を行った。明治末期からすでに活躍していた政治運動家・評論家でもあった橋本は、戦時期において「皇道科学」などを主張し、理性主義に基づく近代科学と近代医学を批判した。戦後に入ると、橋本はこの批判を持ち続けながら「いのちを大切にする運動」に直接的に関わり、日本最初の水子供養専門寺院を建立した。そのため、その「水子供養」の成立に肝要な役割を果たした橋本に対する思想史的整理は、「水子」の言説の研究に大きな意義があると考えられる。本研究では、橋本が1942年に出版した『紫雲荘百話』を資料として、科学に対するその主張をまとめ、戦時期の橋本の思想を捉え、科学と宗教の関係に関する橋本の認識を明らかにしていった。
The 2022 annual に implementation of た research achievements に て て て, the following are <s:1> two points である. (1) after 戦, sexual violence を け た led young women の た め city, cut off from surgery を う 2 maintenance problems の 霊 comfort に つ い を line っ て research た. This study で は, 2nd city maintenance に つ い っ て language た ド キ ュ メ ン タ リ ー と 雑 tzu chi books を research like と seaborne し て in り 挙 げ, popular の trillion し に あ っ た "water" と い う said leaf を tong し て 2, maintain the を め ぐ る history が social に filed さ れ, そ の history の language り に が society by let さ れ る プ ロ セ ス を beg し 検 た. そ れ を examples と す る こ と で, Japan after 戦 の "defeated 戦 の history of り に お け る state や society, personal な ど the subject の ダ イ ナ ミ ッ ク な masato sex と, そ の in に お け る の utilization of cultural resources の あ り party a layer of Ming ら が か に な る と い う see tong し が あ る. に, 2nd city service the blanks に あ る "benevolence の tablet" と "water son 蔵" の made や, "water" の た め の "comfort 霊 offering" の あ り party を beg す 検 る こ と に よ っ て, の water before and after the 1980 s to support の popular と そ の "folk" の ポ リ テ ィ ク ス を に solution of micro visual き Ming か す こ と が try み た. ② After the war, the <s:1> Mizuko Support group established a に direct に に わる わる わる one-person <s:1> Tetsuya Hashimoto <s:1> thought に に て て て research を branch った. Late Meiji か ら す で に active し て い た political campaigner, critics で も あ っ た hashimoto は, 戦 に お い て "science" of the emperor な ど を advocated し, rationalism に づ く と modern science in modern medical を critical し た. After 戦 に into る と, hashimoto は こ の critical を hold ち 続 け な が ら "い の ち を big cut に す る movement に direct に masato わ り, Japan original の water child support 専 door temple を establish し た. そ の た め, そ の founded "water child support" の に liver to cut を な service fruit た し た hashimoto に す seaborne る は, "water" of ideology history の の narration study に big き な meaning が あ る と exam え ら れ る. This study で は, hashimoto が に 1942 し た "ziyun 荘 hundred words" を と し て, scientific に す seaborne る そ の advocated を ま と め, 戦 の hashimoto の を catch え, scientific と religious の masato is に masato す る hashimoto の know を Ming ら か に し て い っ た.

项目成果

期刊论文数量（0）
专著数量（0）
科研奖励数量（0）
会议论文数量（0）
专利数量（0）
二日市保養所の慰霊と戦後記憶の継承
在二日市休养中心悼念死者并传递战后记忆
  • DOI：
  • 发表时间：
    2023
  • 期刊：
    次世代人文社会研究
  • 影响因子：
    0
  • 作者：
    Washinoue Haruka;Shoda Munehito;Suzuki Takeru K.;鷲ノ上遥香;鷲ノ上遥香;Haruka Washinoue;Haruka Washinoue;鷲ノ上遥香;Haruka Washinoue;Haruka Washinoue;CHENG ZHIZHONG;CHENG ZHIZHONG;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;郭立東
  • 通讯作者：
    郭立東
横浜華僑婦女組織と水子地蔵像の造立をめぐって : 移民・慈善・イデオロギー・民俗
横滨华人妇女组织和水子地藏雕像的建造：移民、慈善、意识形态、民俗
  • DOI：
  • 发表时间：
    2022
  • 期刊：
    日本民俗学
  • 影响因子：
    0
  • 作者：
    Washinoue Haruka;Shoda Munehito;Suzuki Takeru K.;鷲ノ上遥香;鷲ノ上遥香;Haruka Washinoue;Haruka Washinoue;鷲ノ上遥香;Haruka Washinoue;Haruka Washinoue;CHENG ZHIZHONG;CHENG ZHIZHONG;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;郭立東;郭立東
  • 通讯作者：
    郭立東
橋本徹馬の科学論：『紫雲荘百話』を中心に
桥本哲真的科学理论：以“紫云草百花”为中心
  • DOI：
  • 发表时间：
    2022
  • 期刊：
  • 影响因子：
    0
  • 作者：
    Washinoue Haruka;Shoda Munehito;Suzuki Takeru K.;鷲ノ上遥香;鷲ノ上遥香;Haruka Washinoue;Haruka Washinoue;鷲ノ上遥香;Haruka Washinoue;Haruka Washinoue;CHENG ZHIZHONG;CHENG ZHIZHONG;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;原子秀一;郭立東;郭立東;郭立東
  • 通讯作者：
    郭立東
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