異性の選好性を司る神経回路の解明
異性の選好性を司る神経回路の解明
批准号:
22KJ1134
负责人:
劉 佳妍
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2023-03-08 至 2025-03-31
关键词:
中文摘要
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英文摘要
本研究は異性の選好性を司る神経基盤の解明を目的に、プレーリーハタネズミという一夫一妻制のげっ歯類動物を新たに導入し、研究のモデル動物として使用した。ペアボンドは特定の異性という抽象的な概念が脳内で成り立っていることを考え、背側海馬(特にCA1野)は抽象的な概念を表象する脳部位として知られているため、ペアボンドの表象を担っていると仮説を立てた。この仮説を検証するために、オスのプレーリーハタネズミの海馬CA1野に記録電極を装着した。装着させたオスをパートナーのメス、そうでないメスとそれぞれインタラクションさせ、その際におけるCA1ニューロンの神経活動を記録した。その結果、パートナーメスとインタラクションするセッションにおいて発火率が高いニューロンと、非パートナーセッションで発火率が高いニューロンが存在した。この結果から、海馬CA1がペアボンドの情報を表象する可能性が示唆された。ペアボンドの表象にアプローチする初めて研究となっている。また、背側海馬以外に、腹側海馬から側坐核への神経投射は社会性記憶に重要であることがマウスで証明されている。以上の知見から、腹側海馬―側坐核回路がペアボンドに関与している可能性があると考える。プレーリーハタネズミにおいても同様な回路が存在することを確かめるために、側坐核に逆行性トレーサーをインジェクションした。その結果、海馬体の一部である腹側海馬支脚が投射元として特定された。プレーリーハタネズミの側坐核への投射を初めて網羅的に調べ、今後腹側海馬支脚-側坐核回路の役割を解明する予定である。
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