定型発達児及び非定型発達児を対象とした視点取得メカニズムの解明及び支援方法の開発
定型発達児及び非定型発達児を対象とした視点取得メカニズムの解明及び支援方法の開発
批准号:
22KJ1221
负责人:
間野 陽子
金额:
$2.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
自閉スペクトラム症者は、他者の視点に立ってその人の心的状態を推測することが困難であると考えられる。他者の視点に立つことを視点取得というが、視点取得の困難さは、他者中心視点から自己中心視点、自己中心視点から他者中心視点に視点を切り替えることの困難さに起因すると考えられる。自閉スペクトラム症者のコミュニケーションの問題を考える際に、視点取得の困難さが原因で、他者の心的状態を推測する「心の理論」の発達が遅れるのか明らかになっていない。そこで、本研究では、視点取得のメカニズムを解明した後で、視点取得のトレーニングをすることで、心の理論を含めた社会的能力が向上するかどうかを検討する。具体的な方法としては、以下の通りである。自閉スペクトラム症者は成人であっても視点取得に困難を抱えており、自閉スペクトラム症をもつ児童は、物体の移動に関する表現の理解や能動態から受動態へ変換することなども難しいことがある。たとえば、「わたす」や「うけとる」といった授与動詞は、自己から他者、他者から自己といった視点の推移と、物の移動をともなうことから、理解が困難であると考えられる。そこで、授与動詞構文を視覚刺激とともに提示し、その語法の理解と視覚イメージを統合させる学習は、視点取得トレーニングとして有効である可能性がある (朝岡・岡村・渡部, 2015)。本研究では、授与動詞構文を練習することで、社会的能力が向上するかどうかを明らかにする。令和4年度には、令和3年度に行った「自閉スペクトラム症(ASD)の児童と定型発達(TD)の児童を対象に行った、授与動詞構文を用いた視点取得の実験」をもとにした実験論文を投稿するための準備を行い、視点取得に関する総説論文の執筆を行った。さらに、令和5年度に向けての生理指標を用いて計測するための実験を遂行するために、受入教員および大学院生と共に議論を重ねることによって準備を整えた。
英文摘要
自閉スペクトラム症者は、他者の視点に立ってその人の心的状態を推測することが困難であると考えられる。他者の視点に立つことを視点取得というが、視点取得の困難さは、他者中心視点から自己中心視点、自己中心視点から他者中心視点に視点を切り替えることの困難さに起因すると考えられる。自閉スペクトラム症者のコミュニケーションの問題を考える際に、視点取得の困難さが原因で、他者の心的状態を推測する「心の理論」の発達が遅れるのか明らかになっていない。そこで、本研究では、視点取得のメカニズムを解明した後で、視点取得のトレーニングをすることで、心の理論を含めた社会的能力が向上するかどうかを検討する。具体的な方法としては、以下の通りである。自閉スペクトラム症者は成人であっても視点取得に困難を抱えており、自閉スペクトラム症をもつ児童は、物体の移動に関する表現の理解や能動態から受動態へ変換することなども難しいことがある。たとえば、「わたす」や「うけとる」といった授与動詞は、自己から他者、他者から自己といった視点の推移と、物の移動をともなうことから、理解が困難であると考えられる。そこで、授与動詞構文を視覚刺激とともに提示し、その語法の理解と視覚イメージを統合させる学習は、視点取得トレーニングとして有効である可能性がある (朝岡・岡村・渡部, 2015)。本研究では、授与動詞構文を練習することで、社会的能力が向上するかどうかを明らかにする。令和4年度には、令和3年度に行った「自閉スペクトラム症(ASD)の児童と定型発達(TD)の児童を対象に行った、授与動詞構文を用いた視点取得の実験」をもとにした実験論文を投稿するための準備を行い、視点取得に関する総説論文の執筆を行った。さらに、令和5年度に向けての生理指標を用いて計測するための実験を遂行するために、受入教員および大学院生と共に議論を重ねることによって準備を整えた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ASD児の文章読解における視点取得についてー授与動詞を用いた検討ー
自闭症儿童文本阅读中的视角获取:一项使用授予动词的研究
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kanae, IWASAKI, 占部由子, 小島和華, Waka Kojima, 間野陽子・米田英嗣・藤野 博・松井智子・東條義邦・計野浩一郎]
通讯作者:
間野陽子・米田英嗣・藤野 博・松井智子・東條義邦・計野浩一郎
児童心理学の進歩 2021年版
儿童心理学进展2021年版
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kanae, IWASAKI, 占部由子, 小島和華, Waka Kojima, 間野陽子・米田英嗣・藤野 博・松井智子・東條義邦・計野浩一郎, 高櫻 綾子(米田陽子 担当範囲:7章コラム), 日本児童研究所(米田英嗣・間野陽子 担当範囲:2章 物語理解と感情)]
通讯作者:
日本児童研究所(米田英嗣・間野陽子 担当範囲:2章 物語理解と感情)
子どもの育ちを考える 教育心理学
关于儿童成长教育心理学的思考
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高櫻 綾子・寳川 雅子・溝部 聡子・菅井 洋子・小林 正明・齋藤 久美子・石川 かおる・米田 英嗣・高橋 雄介・市村 賢士郎・熊谷 茂之・岩田 恵子・米田 陽子・後藤 崇志・鈴木 佳子]
通讯作者:
高櫻 綾子・寳川 雅子・溝部 聡子・菅井 洋子・小林 正明・齋藤 久美子・石川 かおる・米田 英嗣・高橋 雄介・市村 賢士郎・熊谷 茂之・岩田 恵子・米田 陽子・後藤 崇志・鈴木 佳子
親子間および夫婦間における共感に関連する心理・神経メカニズムの解明
-
批准号:15J40007
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$2.58万
-
财政年份:2015
-
负责人:間野 陽子
-
依托单位:
海外基金