神経系の形態形成に関わるPASII/PMP22遺伝子発現の調節機構
神経系の形態形成に関わるPASII/PMP22遺伝子発現の調節機構
批准号:
08680846
负责人:
武田 泰生
金额:
$1.79万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
1996
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1996 至 1998
中文摘要
Charcot-Marie-Tooth(CMT)病およびDejerine-Sottas病は、脱髄、再ミエリン化、オニオンバルブ等の末梢神経形成異常が観察され、進行性の歩行障害を起こす常染色体優性遺伝性神経疾患であり、CMT-type1AはPASII/PMP22遺伝子の重複、点変異あるいは欠損異常に起因することが明らかにされた。興味あることにPASII/PMP22遺伝子の重複(正常の1.5倍の発現量)又は欠損(正常の0.5倍の発現量)にそれぞれ起因する疾患においてミエリン形成異常が見られることから、末梢ミエリンの形成および形態維持が正常に行われる為にはPASII/PMP22の発現量が極めて重要であろうと考えられた。昨年度までにラット及びヒトのPASII/PMP22cDNAを哺乳動物由来のアクチンプロモーターにより制御されるpBactSTneo発現ベクターに挿入し、これをC6グリオーマ細胞に導入して、PASII/PMP22を強制発現させた細胞株を確立した。この細胞を用いて細胞の分裂増殖、細胞接着、神経細胞突起伸展及び神経細胞参動に関する一連の生理作用発現機構におけるPASII/PMP22の機能的役割をPOと比較検討した。その結果、1) P0が強力な細胞接着能を持ち、ミエリンのコンパクション並びにその形態維持に関与するのに対し、PASII/PMP22はPASII/PMP22-PASII/PMP22ホモフィリツク結合を介した細胞接着能を持たないこと、2)P038現細胞上では脊髄後根神経節細胞は対照群に比べて突起をより長く伸長するが、一方、PASII/PMP22発現細胞上では逆に対照群に比較して突起の伸長は短く、樹状化も抑制されることを明らかにした。本年度は、1)リポーター遺伝子・としてクラゲ蛍光蛋白質GFPの遺伝子をラットPASII/PMP22 cDNA遺伝子と共発現させる目的で、IRES(internal ribosome entry site)配列を両者間に挿入し、単一のmRAにより、同時にしかも個別に同じ細胞に発現させる系を構築した。この遺伝子をアデノウイルスベクター(AdexCAwt)に導入して、これら両蛋白質を同時に発現するアデノウイルス(AdPASII-GFP)を作製した。今後、初代培養したシュワン細飽に今回作製した組換えウイルスを感染させ、DRGニューロンを共培養し、PASII/PMP22が軸索の伸長-停止のタイミングの決定やミエリン形成の進行にいかに関わっているかを更に詳細に検討していく予定である。
英文摘要
Charcot-Marie-Tooth(CMT)病およびDejerine-Sottas病は、脱髄、再ミエリン化、オニオンバルブ等の末梢神経形成異常が観察され、進行性の歩行障害を起こす常染色体優性遺伝性神経疾患であり、CMT-type1AはPASII/PMP22遺伝子の重複、点変異あるいは欠損異常に起因することが明らかにされた。興味あることにPASII/PMP22遺伝子の重複(正常の1.5倍の発現量)又は欠損(正常の0.5倍の発現量)にそれぞれ起因する疾患においてミエリン形成異常が見られることから、末梢ミエリンの形成および形態維持が正常に行われる為にはPASII/PMP22の発現量が極めて重要であろうと考えられた。昨年度までにラット及びヒトのPASII/PMP22cDNAを哺乳動物由来のアクチンプロモーターにより制御されるpBactSTneo発現ベクターに挿入し、これをC6グリオーマ細胞に導入して、PASII/PMP22を強制発現させた細胞株を確立した。この細胞を用いて細胞の分裂増殖、細胞接着、神経細胞突起伸展及び神経細胞参動に関する一連の生理作用発現機構におけるPASII/PMP22の機能的役割をPOと比較検討した。その結果、1) P0が強力な細胞接着能を持ち、ミエリンのコンパクション並びにその形態維持に関与するのに対し、PASII/PMP22はPASII/PMP22-PASII/PMP22ホモフィリツク結合を介した細胞接着能を持たないこと、2)P038現細胞上では脊髄後根神経節細胞は対照群に比べて突起をより長く伸長するが、一方、PASII/PMP22発現細胞上では逆に対照群に比較して突起の伸長は短く、樹状化も抑制されることを明らかにした。本年度は、1)リポーター遺伝子・としてクラゲ蛍光蛋白質GFPの遺伝子をラットPASII/PMP22 cDNA遺伝子と共発現させる目的で、IRES(internal ribosome entry site)配列を両者間に挿入し、単一のmRAにより、同時にしかも個別に同じ細胞に発現させる系を構築した。この遺伝子をアデノウイルスベクター(AdexCAwt)に導入して、これら両蛋白質を同時に発現するアデノウイルス(AdPASII-GFP)を作製した。今後、初代培養したシュワン細飽に今回作製した組換えウイルスを感染させ、DRGニューロンを共培養し、PASII/PMP22が軸索の伸長-停止のタイミングの決定やミエリン形成の進行にいかに関わっているかを更に詳細に検討していく予定である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
武田泰生: "器官形成・組織構築と接着分子" 臨床免疫増刊「接着分子のすべて」. 30. 77-89 (1998)
Yasuo Takeda:“器官形成/组织构建和粘附分子”临床免疫学特刊“关于粘附分子”30. 77-89(1998)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Fukuda,T.,Kawano,H.,Takeda,Y.,et al.: "Immunohistochemical localization of Neurocan and LI in the formation of thalamocortical pathway of developing rats." J.Comparative Neurology. 382. 141-152 (1997)
Fukuda,T.、Kawano,H.、Takeda,Y.等人:“Neurocan 和 LI 在发育大鼠丘脑皮质通路形成中的免疫组织化学定位。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Takeda,Y.,Notsu,T.,Uyemura,K.et al.: "Effect of substance P on a glial cells limeage." keio University Simposia for Life Science and Medicine. 2. 333-336 (1998)
Takeda,Y.,Notsu,T.,Uyemura,K.et al.:“物质 P 对神经胶质细胞石灰质的影响。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ikawa,H.,Kawano,H.,Kawamura,K.,Takeda.Y.,他: "Impaired expression of neural cell adhesion molecule L1 in the extrinsic nerve fibers in Hirshsprung's disease." Jounal of Pediatory Surgery. (in press). (1997)
Ikawa, H.、Kawano, H.、Kawamura, K.、Takeda. 等人:“先天性巨结肠症中神经细胞粘附分子 L1 的表达受损。”出版社)(1997)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
武田泰生,植村慶一: "免疫グロブリンスーパーファミリー「L1とMAG」" 現代化学増刊「細胞接着分子-その生体機能の全貌-」. 114-119 (1996)
Yasuo Takeda,Keiichi Uemura:“免疫球蛋白超家族“L1和MAG””现代化学特别版“细胞粘附分子-其生物学功能的完整图片-”114-119(1996)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 16 条
人工的腫瘍内微小環境における神経接着分子を介した神経と脳腫瘍細胞の相互作用
-
批准号:22K06771
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.41万
-
财政年份:2022
-
负责人:武田 泰生
-
依托单位:
シュワン細胞の増殖分化過程におけるPASII/PMP22の発現と機能
-
批准号:07780704
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.64万
-
财政年份:1995
-
负责人:武田 泰生
-
依托单位:
神経系の形態形成過程におけるPMP-22蛋白質の機能的役割
-
批准号:06780658
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1994
-
负责人:武田 泰生
-
依托单位:
神経系の形態形成に関与する膜蛋白質PMP‐22の機能解析
-
批准号:05780584
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1993
-
负责人:武田 泰生
-
依托单位:
海外基金