课题基金 / 基金详情

拡散型二重拡散対流がもたらす海洋大循環・気候への影響の解明

拡散型二重拡散対流がもたらす海洋大循環・気候への影響の解明
阐明弥漫双扩散对流对海洋环流和气候的影响
批准号:
22KJ0600
负责人:
佐々木 雄亮
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
本研究の目的は、線形安定論や直接数値計算を用いた先行研究で提唱される「水平流速に弱い鉛直シアが存在する場合、低温低塩分な水が上層に存在する南大洋域や北太平洋亜寒帯域で従来の想定よりも広範に拡散型二重拡散対流が発生し、鉛直の熱輸送に寄与し得る」という仮説を現実の海洋における観測及び直接数値計算(DNS)の両面から検証することである。2022年度は、JAMSTEC観測船みらい航海(MR22-03)に乗船し、低温低塩分水が上層に存在し拡散型二重拡散対流が発生し得るとして本課題で注目する北太平洋亜寒帯海域(北緯47度、東経160度)において、水平流速及び水温の微細構造の連続観測データを取得した。得られた微細構造観測データをもとに鉛直方向の熱・物質輸送の定量的な見積もりを行ったところ、観測された高い水温消散率に対応して、従来の乱流鉛直混合の枠組みから推定されるものよりも1桁近く高い鉛直熱拡散係数が確認された。この結果は、既往の先行研究で拡散型二重拡散対流の役割が指摘されてこなかった北太平洋亜寒帯域においても広範に拡散型二重拡散対流が発生し、鉛直の熱輸送に寄与し得るという仮説を支持するものである。一方、これまで先行研究によって拡散型二重拡散対流の存否が議論されてきた極域と比較すると、北太平洋亜寒帯外洋域では大気擾乱によって海面付近に励起される近慣性振動及び近慣性内部波の砕波による乱流混合過程の影響も比較的大きいことが考えられる。実際に、北太平洋亜寒帯域で実施された今回の観測では、1時間~数日間という比較的短い時間スケールの間で変動する背景場に対応し、鉛直混合過程も変化していることが見受けられた。現在、拡散型二重拡散対流によるものと考えられる高い鉛直熱輸送を実現する、背景場の水温・塩分、及び水平流速シア等の条件を明らかにする為の詳細な解析を試みている。
英文摘要
本研究の目的は、線形安定論や直接数値計算を用いた先行研究で提唱される「水平流速に弱い鉛直シアが存在する場合、低温低塩分な水が上層に存在する南大洋域や北太平洋亜寒帯域で従来の想定よりも広範に拡散型二重拡散対流が発生し、鉛直の熱輸送に寄与し得る」という仮説を現実の海洋における観測及び直接数値計算(DNS)の両面から検証することである。2022年度は、JAMSTEC観測船みらい航海(MR22-03)に乗船し、低温低塩分水が上層に存在し拡散型二重拡散対流が発生し得るとして本課題で注目する北太平洋亜寒帯海域(北緯47度、東経160度)において、水平流速及び水温の微細構造の連続観測データを取得した。得られた微細構造観測データをもとに鉛直方向の熱・物質輸送の定量的な見積もりを行ったところ、観測された高い水温消散率に対応して、従来の乱流鉛直混合の枠組みから推定されるものよりも1桁近く高い鉛直熱拡散係数が確認された。この結果は、既往の先行研究で拡散型二重拡散対流の役割が指摘されてこなかった北太平洋亜寒帯域においても広範に拡散型二重拡散対流が発生し、鉛直の熱輸送に寄与し得るという仮説を支持するものである。一方、これまで先行研究によって拡散型二重拡散対流の存否が議論されてきた極域と比較すると、北太平洋亜寒帯外洋域では大気擾乱によって海面付近に励起される近慣性振動及び近慣性内部波の砕波による乱流混合過程の影響も比較的大きいことが考えられる。実際に、北太平洋亜寒帯域で実施された今回の観測では、1時間~数日間という比較的短い時間スケールの間で変動する背景場に対応し、鉛直混合過程も変化していることが見受けられた。現在、拡散型二重拡散対流によるものと考えられる高い鉛直熱輸送を実現する、背景場の水温・塩分、及び水平流速シア等の条件を明らかにする為の詳細な解析を試みている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Estimate of turbulent energy dissipation rate using free-fall and CTD-attached fast-response thermistors in weak ocean turbulence
使用自由落体和 CTD 快速响应热敏电阻估计弱海洋湍流中的湍流能量耗散率
DOI: 10.1007/s10872-020-00574-2
发表时间: 2021
期刊: Journal of Oceanography
影响因子: 2.3
作者: [Yasuda Ichiro, Fujio Shinzou, Yanagimoto Daigo, Lee KeungJong, Sasaki Yusuke, Zhai Shuo, Tanaka Mamoru, Itoh Sachihiko, Tanaka Takahiro, Hasegawa Daisuke, Goto Yasutaka, Sasano Daisuke]
通讯作者: Sasano Daisuke
西部北太平洋亜寒帯域における乱流計搭載フロートによる長期乱流観測
使用配备湍流计的浮标对西北太平洋亚北极地区的湍流进行长期观测
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [佐々木雄亮, 安田一郎, 山木謙, 杉江恒二, 纐纈慎也]
通讯作者: 纐纈慎也
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [佐々木雄亮, 安田一郎, 勝又勝郎, 纐纈慎也, 内田裕]
通讯作者: 内田裕
国内基金
海外基金
我国霍乱流行间歇期环境优势克隆群的筛选及其与流行关系的研究
山梨醇发酵试验区分霍乱流行株和非流行株机理的研究