Investigating the causes of cognitive decline after whole-brain irradiation using the new MRI analysis method NODDI.
Investigating the causes of cognitive decline after whole-brain irradiation using the new MRI analysis method NODDI.
批准号:
22K12871
负责人:
豊福 康介
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
令和4年度においては、本研究の目的である多発性転移性脳腫瘍患者に対して全脳照射を施行することで認知機能障害が生じる原因の探索に先駆け、まず画像解析のための研究環境構築を兼ねて、先行研究で指摘されている全脳照射後の脳体積の変化についての解析を当院でも行うこととした。昭和大学病院にて、既に全脳照射を施行しなおかつ頭部MRI検査を用いた経過観察を4回以上行えた患者を対象とし、解析を試みた。その結果、海馬においては照射後4ヶ月では変化が認められなかったが、4~7ヶ月で萎縮傾向がみられ、7~10ヶ月で萎縮し始める、ということが分かった。さらに左右の海馬それぞれについて解析を行ったところ、右側の海馬において対側よりも早期に萎縮が始まることが分かった。一方、これに対して全脳の体積については有意な萎縮を示さないことが分かった。今回の解析結果は条件が揃った患者9名を対象としており、数としては非常に少ないが、逆説的に言えば認知機能が問題となる患者群も少ないということになる。しかし担がん患者の生命予後が改善してきている現代においては、今後大きな意味をもたらす内容と考えている。上記の解析を通じ、本来の研究目的において用いる予定の画像解析方法、すなわち白質線維の密度解析であるNODDIに関して、現在解析環境は構築できた状況である。今後、患者に対して研究への参加を依頼する準備が整ったので、誘致をしていく方針である。
英文摘要
令和4年度においては、本研究の目的である多発性転移性脳腫瘍患者に対して全脳照射を施行することで認知機能障害が生じる原因の探索に先駆け、まず画像解析のための研究環境構築を兼ねて、先行研究で指摘されている全脳照射後の脳体積の変化についての解析を当院でも行うこととした。昭和大学病院にて、既に全脳照射を施行しなおかつ頭部MRI検査を用いた経過観察を4回以上行えた患者を対象とし、解析を試みた。その結果、海馬においては照射後4ヶ月では変化が認められなかったが、4~7ヶ月で萎縮傾向がみられ、7~10ヶ月で萎縮し始める、ということが分かった。さらに左右の海馬それぞれについて解析を行ったところ、右側の海馬において対側よりも早期に萎縮が始まることが分かった。一方、これに対して全脳の体積については有意な萎縮を示さないことが分かった。今回の解析結果は条件が揃った患者9名を対象としており、数としては非常に少ないが、逆説的に言えば認知機能が問題となる患者群も少ないということになる。しかし担がん患者の生命予後が改善してきている現代においては、今後大きな意味をもたらす内容と考えている。上記の解析を通じ、本来の研究目的において用いる予定の画像解析方法、すなわち白質線維の密度解析であるNODDIに関して、現在解析環境は構築できた状況である。今後、患者に対して研究への参加を依頼する準備が整ったので、誘致をしていく方針である。
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