周産期うつ病早期診断のための高精度スクリーニングシステム構築を目指した縦断的検討
周産期うつ病早期診断のための高精度スクリーニングシステム構築を目指した縦断的検討
批准号:
22K12886
负责人:
末永 弘美
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
周産期うつ病は、周産期合併症の中でももっとも頻度の高い(有病率20%)疾患であり、将来のネグレクトや虐待などに繋がる可能性も高く、児の身体的、精神的、社会的な成長に及ぼす影響は計り知れない。最悪の場合は自殺にも繋がる深刻な社会問題であることから、早期発見・早期介入のためのスクリーニング体制の構築は急務である。2017年公布のガイドラインでは自記式質問票によるスクリーニングが推奨されているものの、偽陽性や偽陰性が多いことから、不必要な診療の増加や治療の遅れによる重症化が懸念されている。本研究の第1段階として、広くスクリーニングに用いられるエジンバラ産後うつ病自己評価票(EPDS)の陽性的中率向上を目指して新たに考案した頻度スコアを併用し精度の評価を実施した。その結果、実際の頻度よりも過小評価されることがあり、特に自傷行為願望がある場合にその傾向が顕著であった。また、不安や抑うつ、興味の消失など感情の3因子による詳細な分析もEPDS陽性的中率の向上には必要かもしれない。
英文摘要
周産期うつ病は、周産期合併症の中でももっとも頻度の高い(有病率20%)疾患であり、将来のネグレクトや虐待などに繋がる可能性も高く、児の身体的、精神的、社会的な成長に及ぼす影響は計り知れない。最悪の場合は自殺にも繋がる深刻な社会問題であることから、早期発見・早期介入のためのスクリーニング体制の構築は急務である。2017年公布のガイドラインでは自記式質問票によるスクリーニングが推奨されているものの、偽陽性や偽陰性が多いことから、不必要な診療の増加や治療の遅れによる重症化が懸念されている。本研究の第1段階として、広くスクリーニングに用いられるエジンバラ産後うつ病自己評価票(EPDS)の陽性的中率向上を目指して新たに考案した頻度スコアを併用し精度の評価を実施した。その結果、実際の頻度よりも過小評価されることがあり、特に自傷行為願望がある場合にその傾向が顕著であった。また、不安や抑うつ、興味の消失など感情の3因子による詳細な分析もEPDS陽性的中率の向上には必要かもしれない。
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