大学生の社会的時差や睡眠の改善を目指したレジスタンス運動を軸とした身体教育の構築
大学生の社会的時差や睡眠の改善を目指したレジスタンス運動を軸とした身体教育の構築
批准号:
22K11639
负责人:
柴田 真志
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
平日と休日の就寝・起床リズムのずれは社会的時差(SJL)と呼ばれ,それが大きいと時差症状,すなわち日中の眠気や疲労感が生じる.特に大学生においてSJLは大きく,健康被害が報告されている.本年度における研究課題は,レジスタンス運動(筋トレ)の実施がSJLや睡眠およびメンタルヘルスに及ぼす影響について検討することであった.大学生男子84名(年齢19.9±1.2歳,身長171.8±5.6cm,体重65.3±10.4kg)を対象にアンケート調査を行った.調査項目は筋トレの実施状況,SJL(ミュンヘンクロノタイプ質問票),睡眠(ピッツバーグ睡眠質問票,PSQI),ポジティブ感情(ポジティブ・ネガティブ感情尺度)であった.休日の睡眠中央時刻(5:20±1:18)は,平日(4:11±0:59)に比べ有意(p<0.001)な後退を示し,SJLの平均値は1:09±0:54であった.対象者84名中45名が筋トレを実施(筋トレ群)しており,それ以外(対照群39名)と比較した.筋トレは平均的に,3-4種目,7-12反復,2-3セット,主観的に中強度,週2.8±1.5日実施されていた.両群のSJL(筋トレ群1:02±1:00 vs 対照群1:22±0:55)とポジティブ感情(筋トレ群27.5±7.1 vs 対照群24.9±8.8)に差はなかったが,PSQIは対照群(6.5±2.6)に比べて筋トレ群(5.3±2.4)で有意に低値であり,睡眠障害程度が軽いことが示された.また,週2回以上筋トレを実施している者(37名)は,対照群に比べ,SJL(0:57±0:52),PSQI(5.3±2.2),ポジティブ感情(28.8±6.5)がいずれも有意(p<0.05)に良好だった.以上の結果から,大学生男子では,筋トレ週2回以上の実施がSJLや睡眠障害の程度を軽減し,ポジティブ感情を高める可能性が示唆された.
英文摘要
平日と休日の就寝・起床リズムのずれは社会的時差(SJL)と呼ばれ,それが大きいと時差症状,すなわち日中の眠気や疲労感が生じる.特に大学生においてSJLは大きく,健康被害が報告されている.本年度における研究課題は,レジスタンス運動(筋トレ)の実施がSJLや睡眠およびメンタルヘルスに及ぼす影響について検討することであった.大学生男子84名(年齢19.9±1.2歳,身長171.8±5.6cm,体重65.3±10.4kg)を対象にアンケート調査を行った.調査項目は筋トレの実施状況,SJL(ミュンヘンクロノタイプ質問票),睡眠(ピッツバーグ睡眠質問票,PSQI),ポジティブ感情(ポジティブ・ネガティブ感情尺度)であった.休日の睡眠中央時刻(5:20±1:18)は,平日(4:11±0:59)に比べ有意(p<0.001)な後退を示し,SJLの平均値は1:09±0:54であった.対象者84名中45名が筋トレを実施(筋トレ群)しており,それ以外(対照群39名)と比較した.筋トレは平均的に,3-4種目,7-12反復,2-3セット,主観的に中強度,週2.8±1.5日実施されていた.両群のSJL(筋トレ群1:02±1:00 vs 対照群1:22±0:55)とポジティブ感情(筋トレ群27.5±7.1 vs 対照群24.9±8.8)に差はなかったが,PSQIは対照群(6.5±2.6)に比べて筋トレ群(5.3±2.4)で有意に低値であり,睡眠障害程度が軽いことが示された.また,週2回以上筋トレを実施している者(37名)は,対照群に比べ,SJL(0:57±0:52),PSQI(5.3±2.2),ポジティブ感情(28.8±6.5)がいずれも有意(p<0.05)に良好だった.以上の結果から,大学生男子では,筋トレ週2回以上の実施がSJLや睡眠障害の程度を軽減し,ポジティブ感情を高める可能性が示唆された.
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