親子で取り組む学童期ダウン症児の健康・運動支援プログラムの開発
親子で取り組む学童期ダウン症児の健康・運動支援プログラムの開発
批准号:
22K11173
负责人:
山内 通恵
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
学童期以降のダウン症児によっては、高学年になるほど身体活動が少なくなる傾向があり、肥満が健康問題となっている。子どもの生活全般を支援する親の健康認識や日常的な関わりによる、運動への影響は大きいため、親子で取り組む健康づくりが必要であると考えた。今年度は、小・中・高等部に在籍するダウン症児と親を対象に調査を実施した。新体力テスト実施要項の質問紙調査票を参考に質問紙調査票を作成した。保護者には「運動・スポーツの実施状況」「家庭で取組んでいること」について質問紙調査を行った。身体組成はInBody270を用いたBIA法にて体重、体脂肪量、体脂肪率、筋肉量を測定した。体力・身体機能については握力・長座体前屈、子どもロコモの指標を用いて身体機能を測定した。結果、身長・体重は年齢とともに増加を示したが、同年齢の健常児との比較では上回る者はほとんどみられなかった。小学校低学年(3年生まで)と小学校高学年(4年生以降)を境に増加が緩やかになる傾向が見られた。運動習慣と体力・運動機能の関連では、運動習慣がある者の方が体力・身体機能が高い傾向がみられた。学校以外での運動活動では3人がクラブに加入し、入っていない者は親とともに自宅で運動をしていた。運動習慣のない者は6人であった。親の運動習慣では、ある者とない者が半数ずつであった。小学校低学年以降の身体組成の変化に伴い、小学校低学年から高学年へ移行する時点で運動支援介入の必要性が高まることが示唆された。次年度は日常生活習慣および身体組成、体力・身体機能測定結果に基づき、「歩く」ことを中心とした健康づくりのための健康・運動プログラムを作成に向け、検討を進めていく予定である。
英文摘要
学童期以降のダウン症児によっては、高学年になるほど身体活動が少なくなる傾向があり、肥満が健康問題となっている。子どもの生活全般を支援する親の健康認識や日常的な関わりによる、運動への影響は大きいため、親子で取り組む健康づくりが必要であると考えた。今年度は、小・中・高等部に在籍するダウン症児と親を対象に調査を実施した。新体力テスト実施要項の質問紙調査票を参考に質問紙調査票を作成した。保護者には「運動・スポーツの実施状況」「家庭で取組んでいること」について質問紙調査を行った。身体組成はInBody270を用いたBIA法にて体重、体脂肪量、体脂肪率、筋肉量を測定した。体力・身体機能については握力・長座体前屈、子どもロコモの指標を用いて身体機能を測定した。結果、身長・体重は年齢とともに増加を示したが、同年齢の健常児との比較では上回る者はほとんどみられなかった。小学校低学年(3年生まで)と小学校高学年(4年生以降)を境に増加が緩やかになる傾向が見られた。運動習慣と体力・運動機能の関連では、運動習慣がある者の方が体力・身体機能が高い傾向がみられた。学校以外での運動活動では3人がクラブに加入し、入っていない者は親とともに自宅で運動をしていた。運動習慣のない者は6人であった。親の運動習慣では、ある者とない者が半数ずつであった。小学校低学年以降の身体組成の変化に伴い、小学校低学年から高学年へ移行する時点で運動支援介入の必要性が高まることが示唆された。次年度は日常生活習慣および身体組成、体力・身体機能測定結果に基づき、「歩く」ことを中心とした健康づくりのための健康・運動プログラムを作成に向け、検討を進めていく予定である。
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