エーゲ海における古代文明滅亡に影響した歴史津波の科学的検証

对影响爱琴海古代文明毁灭的历史海啸进行科学考察

• 批准号: 09044126
• 负责人: 今村 文彦
• 金额: $ 3.07万
• 依托单位: Tohoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for international Scientific Research
• 财政年份: 1997
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1997 至 1998
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-09044126/
• 关键词: サントリーニ島噴火; クレタ文明; 火山性津波; 津波堆積物; 海洋文明の消滅; サントリ-ニ島噴火

紀元前16世紀に噴火したしたサントリーニ火山性津波がクレタ文明に及ぼした影響を科学的に評価するために、ギリシャ本土・クレタ島・ロドス島、トルコ共和国エーゲ海側での現地における火山灰・津波堆積物の成分分析・年代測定を行い、さらにカルデラ崩壊のシナリオを基にした津波数値解析を実施した。その結果、サントリーニ島において火山性噴出物、クレタ島北部において津波堆積物を確認し試料として持ち帰り分析した結果、クレタ、トルコで採取した火山灰や津波堆積物は紀元前16世紀に噴火に関係していることが分かった。粒径分布、化学成分、堆積層に含まれていた有機物の年代測定値など紀元前16世紀の噴火により噴出した火山灰の成分と対応している。さらに、サントリーニ島及びクレタ島までの海域で、カルデラ陥没と仮定して津波を発生させ、クレタ島への影響を評価した。その結果、沿岸での波高は精々数mであり、推定される被害は従来言われているカタストロフィックなものではないことが判断できた。特に、昨年クレタ島北部での調査により判明した津波痕跡高さが2-6mの範囲であることと対応しており、本シュミレーション結果の妥当性を指示しているものと判断できる。これらの結果から判断できる結論として、港湾施設などに対しては大きな損害を与えたはずであり、当時盛んであった地中海交易に打撃を与えたと推定される。これは経済の衰退を意味し、外的からの防衛力の低下などにもつながったと思われる。

16th century B. C. Volcanic volcanic ash and volcanic deposits are scientifically evaluated, dated, and analyzed for their influence on civilization. The results show that volcanic ash and tidal wave deposits in the northern part of the island have been identified. The particle size distribution, chemical composition, and age of organic matter contained in the accumulation layer were determined from the composition of volcanic ash ejected in the 16th century BC. The impact of the sea area, the sea area, the sea area and the sea area on the development of the sea waves and the sea area are evaluated. As a result, the wave height along the coast is several meters high, and it is presumed that the victim was killed. In particular, the investigation conducted in the northern part of the island last year determined that the height of the Tianjin wave was 2-6m. The result of the investigation is to determine whether or not the incident occurred. This means that the defense of the country is low and the defense of the country is low.

项目成果

Imamuraら: "Study on historical tsunamis caused by the volcanic eruptions in the Aegean sea" Int.Conf.on Natural & Man-made-Hazards. 68-69 (1998)

Imamura 等人：“爱琴海火山爆发引起的历史海啸研究”Int.Conf.on Natural & Man-made-Hazards 68-69 (1998)。

今村 文彦 ら: "サントリ-ニ火山噴火に伴う津波の解析" 土木学会東北支部技術発表会講演集. 200-201 (1997)

Fumihiko Imamura 等人：“与圣托里尼火山喷发相关的海啸分析”日本土木工程师学会东北分会技术演示会议记录 200-201 (1997)。

今村 文彦 ら: "紀元前1400年サントリ-ニ島火山性津波の再現計算" 海岸工学論文集. 第44巻. 326-330 (1997)

Fumihiko Imamura 等人：“公元前 1400 年圣托里尼火山海啸的再现计算”沿海工程论文第 44 卷 326-330 (1997)

高橋 智幸 ら: "エ-ゲ海における歴史津波堆積物に関する現地調査" 海岸工学論文集. 第44巻. 321-325 (1997)

Tomoyuki Takahashi 等人：“爱琴海历史海啸沉积物的实地调查”沿海工程论文第 44 卷 321-325（1997 年）。

箕浦幸治ら: "地中海文明と津波" 月刊地球「最近地質時代の地球環境」. 第19巻. 574-581 (1997)

Koji Minoura 等：《地中海文明与海啸》《地球月刊》《近代地质时代的全球环境》卷 19. 574-581 (1997)。