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中国仏教における仏土論の源流をめぐる研究

中国仏教における仏土論の源流をめぐる研究
中国佛教的佛教渊源研究
批准号:
21K00053
负责人:
工藤 量導
金额:
$2.25万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

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本研究は中国仏教における共通の議論テーマであった「仏土論」について、その発生期とみられる東晋代から南北朝期の文献資料をもとに、いつ、どこで、誰が関わり、どのような思想的状況において仏土論が成立し、展開していったのかを明らかにすることを目的としている。本年度は①仏土の序列構造の形成をめぐって、②三論宗の吉蔵の後期著作『浄名玄論』における浄穢の議論に関する研究を進めた。①では『雑義記』羽二七一の考察を通じて、中国仏教における仏土論創成期の状況、すなわち報土と応土を中軸とする仏土の序列構造の形成過程を検討した。『雑義記』羽二七一は、報告者が知る限り、組織的な仏土論の情報を記すもっとも古い文献であり、かつ浄穢の議論に論及がある。今回の考察によって、『雑義記』は『注維摩詰経』から『融即相無相論』『大乗義章』にいたる仏土論形成期の過渡的な情報を豊富に含有する文献であり、これまで空白であった報土と応土の序列構造が形成されてゆく過程の一端を示す重要な資料であることを明らかにした。②では吉蔵の後期著作『浄名玄論』における浄穢の議論について検討を行った。浄穢の議論とは、仏土という同一空間で浄穢の現象が互いに妨げ合わずに共存できるのはなぜかという論点を基軸に、四句分別の成句を用いて、多様な諸仏国土のあり様を包括的に整理した往生思想に限定されない広義の浄土教思想であり、東晋代から唐初にいたる多数の学僧がこれに言及している。三論宗の吉蔵は複数著作でこの議論を駆使した学僧である。今回の考察によって、『浄名玄論』における浄穢の議論に関する章目はいずれも『華厳遊意』の問題意識を継承・深化させ、また『浄名玄論』の著述意図に『法華玄論』を補足する役割があり、そこには法華経→華厳経→維摩経への注釈研究を通じて得られた経験値を生かそうとする着想があったことを明らかにした。
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会议论文
中国仏教における仏土論について―浄穢の議論の思想展開史―
论佛教与中国佛教中的土地论:清净论的思想发展史
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [編者:呉震・申緒路, 著者:吉田公平・呉震・中純夫・銭明・鶴成久章・澤井啓一・田尻祐一郎・市来津由彦・藤井倫明・早坂俊廣・荒木龍太郎・三浦秀一・小路口聡・伊香賀隆・陳暁傑・廖肇亨・張崑将・呉孟謙, 工藤量導, 渡名喜庸哲, 白井 順, 工藤量導, 木村史人, 工藤量導]
通讯作者: 工藤量導
道安『浄土論』の新出逸文と浄穢の議論 ―道世『法苑珠林』と道誾『観経疏』の検討を通じて―
新出版的道安《净土论》一分与清净的讨论 -通过对道阳的《法圆珠林》和道渊的《观景抄》的考察-
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 浄土学
影响因子: --
作者: [主編:林遠澤, 著者:黄俊傑, 李明輝, 林維杰, 張崑將, 金培懿, 藤井倫明等, 全14名。, 工藤量導]
通讯作者: 工藤量導
仏土論の源流をめぐる研究―仏土の序列構造の形成をめぐって
佛教理论起源研究:论佛教之地等级结构的形成
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [編者:黄俊傑, 安藤隆穂, 著者:黄俊傑・藤井倫明・張崑将・許怡齢・林維杰・黄克武・安藤隆穂・水田洋・朱琳・川尻文彦・区建英・枝川明敬・蔡大鵬, 三浦 隆宏, 工藤量導]
通讯作者: 工藤量導
吉蔵『浄名玄論』における浄穢の議論
吉三净妙元论的净化探讨
DOI: --
发表时间: 2023
期刊: 印度學佛教學研究
影响因子: --
作者: [主編:李威熊, 編集:陳逢源, 著者:黄忠天, 林素英, 楊自平, 藤井倫明等, 全20名。, 工藤量導]
通讯作者: 工藤量導
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