沿岸災害予測のための大気・海洋・波浪結合モデルの開発

沿海灾害预测的大气-海浪耦合模型的开发

• 批准号: 13J01518
• 负责人: 二宮 順一
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Kanazawa University (2014)Kyoto University (2013)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2013
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2013-04-01 至 2015-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13J01518/
• 关键词: 大気海洋波浪結合モデル; 台風; 海面運動量輸送; 海面バルク式; 運動量フラックス; バルク式; 流れ

本研究の最終目的は，地球流体力学的に矛盾のない大気・海洋・波浪結合モデルを構築して，沿岸部における高潮・高波を高精度に予測することである．この目的の実現には，単に個別の数値モデルを数値的につなげれば良いというものではなく，モデル間のインターフェースである海洋表層における物理量交換の素過程を正しく理解し，パラメタライズした上で，数値モデルを構築する必要がある．そこで本研究では，台風通過前後の現地観測，強風時の強鉛直混合を考慮した海洋シミュレータの構築，強風下のシミュレーションの実施という3つの段階的目標を持って研究を進めた．昨年度は，現地観測及びモデルの構築を行い，波浪の影響を加味した大気から海洋への運動量輸送モデルを組み込んだ．今年度は引き続き大気海洋の現地観測を行うことで，より精緻なデータセット構築を目指した．今年度の観測内容は風速，水温のより詳細な鉛直分布を把握する体制をとったが，本研究で重要となる観測サイト近傍の台風通過はなく，観測期間を終えることとなった．一方で，大雨や季節変化に伴った水温躍層破壊過程について貴重なデータを取得することができた．強風下のシミュレーションとして，昨年度開発済みの大気海洋波浪結合モデルを用いた台風Fanapiを対象としたシミュレーションを行った．観測結果に，アメリカと台湾の共同観測プロジェクトの結果を使用して，現地観測データとの整合性のチェックを行った．その結果，海洋表層部の強混合域において，海面での運動量輸送モデルの水温に対するインパクトは小さく，塩分や流速分布に対するインパクトは大きいことが確認された．

The ultimate goal of this study is to construct and predict high tides and high waves in the coastal region with high accuracy. The purpose of this is to understand the process of physical quantity exchange in the ocean surface layer, and to construct a numerical value. This study is based on field measurements before and after typhoon passage, consideration of strong vertical mixing during strong winds, and the construction of ocean systems. Last year, the impact of waves on ocean motion was measured and analyzed. This year's survey of the ocean's natural resources indicates that there is a need for more detailed information on the construction of the ocean. This year's survey content is wind speed, water temperature and detailed vertical distribution. In one direction, heavy rain and seasonal changes are accompanied by water temperature thermocline breaking process. Strong winds and heavy ocean waves combined with strong winds and strong ocean waves were observed yesterday. The results of these tests were used in conjunction with Taiwan's joint tests. As a result, the strong mixing region in the surface of the ocean, the motion transport in the sea surface, the temperature distribution and the velocity distribution are confirmed.

项目成果

台風通過に伴う田辺湾湾口部における海水温変化について

台风过境导致田边湾口海水温度变化

• 发表时间: 2014
• 期刊: 土木学会論文集B2（海岸工学）
• 作者: Go Ogiya;Masao Mori;馬場康之・水谷英朗・久保輝広・内山雄介・森 信人・渡部靖憲・大塚淳一・山田朋人・猿渡亜由未・二宮順一
• 通讯作者: 馬場康之・水谷英朗・久保輝広・内山雄介・森 信人・渡部靖憲・大塚淳一・山田朋人・猿渡亜由未・二宮順一

台風下の吹送流に対する波浪の影響

台风下波浪对风流的影响

• 发表时间: 2014
• 作者: Go Ogiya;Masao Mori;馬場康之・水谷英朗・久保輝広・内山雄介・森 信人・渡部靖憲・大塚淳一・山田朋人・猿渡亜由未・二宮順一;田中悠祐・森 信人・二宮順一・杉松宏一・八木 宏・安田誠宏・間瀬肇;二宮 順一;二宮 順一;二宮 順一;Junichi Ninomiya;二宮 順一
• 通讯作者: 二宮 順一

台風下の境界層に対する海面抵抗の影響

台风作用下海面阻力对边界层的影响

• 发表时间: 2014
• 作者: Go Ogiya;Masao Mori;馬場康之・水谷英朗・久保輝広・内山雄介・森 信人・渡部靖憲・大塚淳一・山田朋人・猿渡亜由未・二宮順一;田中悠祐・森 信人・二宮順一・杉松宏一・八木 宏・安田誠宏・間瀬肇;二宮 順一;二宮 順一;二宮 順一
• 通讯作者: 二宮 順一

Parameterization of Coupled Air-Sea Interaction for Storm Surge and Ocean Current Structure Modeling

风暴潮和洋流结构建模的海气耦合相互作用参数化

• 发表时间: 2014
• 作者: Go Ogiya;Masao Mori;馬場康之・水谷英朗・久保輝広・内山雄介・森 信人・渡部靖憲・大塚淳一・山田朋人・猿渡亜由未・二宮順一;田中悠祐・森 信人・二宮順一・杉松宏一・八木 宏・安田誠宏・間瀬肇;二宮 順一;二宮 順一;二宮 順一;Junichi Ninomiya
• 通讯作者: Junichi Ninomiya

Wave Information Sensitivity for Ocean Currents Under Typhoon Condition

台风条件下洋流的波浪信息敏感性

• 发表时间: 2013
• 作者: Go Ogiya;Masao Mori;馬場康之・水谷英朗・久保輝広・内山雄介・森 信人・渡部靖憲・大塚淳一・山田朋人・猿渡亜由未・二宮順一;田中悠祐・森 信人・二宮順一・杉松宏一・八木 宏・安田誠宏・間瀬肇;二宮 順一;二宮 順一;二宮 順一;Junichi Ninomiya;二宮 順一;二宮 順一;二宮 順一
• 通讯作者: 二宮 順一