「現実の他者に性的魅力を感じない人々」の不可視化と抵抗に関する研究

“对真实他人没有性吸引力的人”的隐形性和抵抗性研究

• 批准号: 21J11381
• 负责人: 松浦 優
• 金额: $ 0.96万
• 依托单位: Kyushu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-28 至 2023-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21J11381/
• 关键词: セクシュアリティ; 現象学; 現象学的社会学; ポルノグラフィ; 対人性愛中心主義; アセクシュアル

「フィクトセクシュアル」をめぐるウェブ上の投稿に関する予備調査をもとに、性的マジョリティを名指す概念として「対人性愛」という造語が草の根的に用いられていることを確認した（日本社会病理学会の学会誌に掲載）。これをもとに、生身の人間に対して性的・恋愛的に惹かれることが規範的なセクシュアリティとされることを「対人性愛中心主義」と概念化し、対人性愛中心主義がバトラーの言う「〈字義どおり化〉という幻想」の構成要素であることを理論的に検討した。この検討の一部はカルチュラル・タイフーン2021で報告し、雑誌『現代思想』に掲載された。また、フーコーの言う「セクシュアリティの装置」論を現象学的に捉えるための理論として、初期メルロ＝ポンティ『知覚の現象学』をアセクシュアルの観点から読解した。この作業を「〈字義どおり化〉という幻想」論と接続することによって、ジェンダーとセクシュアリティが相互に関連し合いながら身体化されるということを理論的に検討した。以上の成果を前提としながら、「オタク論」やマンガ表現論の先行研究を検討しつつ、対人性愛に還元されない「二次元」へのセクシュアリティが存在可能であること、およびそのようなセクシュアリティがいかに社会で不可視化されるのかということを、ともに説明できる理論を考察した。この成果は現在論文として投稿中である。これと並行して、上述の予備調査から、「理解不能なマイノリティとして排除されること」とは異なる、「多数派の一部とみなされることによって不可視化される」という仕方での周縁化を「マジョリティへの回収による抹消」と概念化した。この抹消は、あからさまな禁止や抑圧、あるいは「予めの排除」とは異なる仕方での周縁化である。この点をアルフレッド・シュッツの読解をとおして理論的に精緻化することを試みた。この成果は日本社会分析学会で報告したのち、現在論文として投稿中である。

「フィクトセクシュアル」をめぐるウェブ上のContribution linkするpreparatory investigation をもとに, sexual マジョリティをname finger すconceptとして「対人性」という成语が草の根的に用いられていることをconfirmationした (Journal of the Society of Social Pathology of Japan).これをもとに、生生の人间に対して性・爱的に拉かれることがNormal なセクシュアリティとされることを「Anthropocentrism 』とConceptualization, がバトラーの言う「〈字义どおり化〉というfantasy」のComponents of the であることを theory's に検した.この検の一一はカルチュラル・タイフーン2021でreportし, 雑志『Modern Thought』に掲沲 containされた. The theory of また、フーコーの言う「セクシュアリティのdevices」 on phenomenologyして, initial stage メルロ＝ポンティ『知覚のphenomenology』をアセクシュアルの観点から読解した.この homeworkを「〈字义どおり化〉というfantasy」と合続することによって、ジェンダーとセクシュアリティが Mutual connection し合いながら Bodyization されるということを Theory of に検した. The above results are based on the premise of "としながら" and "オタク论" and "やマンガexpression theory".へのセクシュアリティがExistence is possibleでInvisible visualization, されるのかということを, ともにExplanation, できるTheory, した. The results of this project are currently under submission.これと Parallel して, のpreparatory investigation から as mentioned above, 『Unable to understand なマイノリティとしてexclude されること』 とはdifferent なる, 『Majority Part 1 It’s not visible The conceptualization of "マジョリティへのrecycling and erasing" was developed by Zhou Yu.このERASEは, あからさまな prohibition and suppress pressure, あるいは「为めのexclude」とはdifferentなる士方でのweek縁化である.この点をアルフレッド・シュッツの読解をとおしてTheory of the にrefinement することをtrialみた. The results are reported by the Japanese Society for Social Analysis, and the paper is currently being submitted.

项目成果

日常生活の自明性によるクレイム申し立ての「予めの排除/抹消」 : 「性的指向」概念に適合しないセクシュアリティの語られ方に注目して

基于日常生活显而易见性的主张“初步排除/删除”：关注谈论性的方式，这不符合“性取向”的概念。

• 发表时间: 2021
• 期刊: 現代の社会病理
• 作者: T.Hayashi;A.A.Trani;Y.Suto;松浦優
• 通讯作者: 松浦優

アセクシュアル/アロマンティックな多重見当識=複数的指向 : 仲谷鳰『やがて君になる』における「する」と「見る」の破れ目から

无性/浪漫的多重取向=多重取向：从中谷中谷的《很快我就会成为你》中“做”和“看”之间的断裂开始

• 发表时间: 2021
• 期刊: 現代思想
• 作者: Yukiho Kobayashi;Arnau Aguasca-Cabot;Mabel Bernardos;David Green;Ruben Lopez-Coto for the CTA-LST Project;松浦優
• 通讯作者: 松浦優

予めの排除／抹消の現象学的社会学に向けて

迈向先前排除/删除的现象学社会学

• 发表时间: 2021
• 作者: T.Hayashi;A.A.Trani;Y.Suto;小林志鳳，阿部正太郎，阿部日向，...，他CTA LST プロジェクト;松浦優
• 通讯作者: 松浦優

性愛表象のアセクシュアルなオーディエンスーー仲谷鳰『やがて君になる』の分析から

无性恋观众对性爱的表现：对中谷中谷的《很快我就会成为你》的分析

• 发表时间: 2021
• 作者: Yukiho Kobayashi;Akira Okumura;Franca Cassol;Hideaki Katagiri;Julian Sitarek;Pawel Gliwny;Seiya Nozaki and Yuto Nogami for the CTA LST project;松浦優
• 通讯作者: 松浦優