ロマン主義時代のイギリス女性作家の小説における「ナショナルな想像力」
ロマン主義時代のイギリス女性作家の小説における「ナショナルな想像力」
批准号:
21K00341
负责人:
高桑 晴子
金额:
$1.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
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英文摘要
2022年度は2021年度に引き続き、Jane Austenの小説の分析に集中した。_Jane Austen's Fiction Manuscripts_ (OUP, 2018)を利用して、Austenの_Persuasion_(1818)や未完成作品_Sandition_の改稿過程についての分析を行った。_Persuasion_については、海軍提督の妻であるMrs Croftの存在によって、イギリスの海外進出のアトラスが、家庭の領域に入り込んでいることに注目した。ヒロインの結婚を通して、このような帝国としてのイギリスの在り方が承認されることになるが、その過程は、_Persuasion_の最後の2章の改稿にもつながる問題である。_Sanditon_は投機というより新しく不安定な経済に基づくイングランドの在り方を扱っている。このリゾートへの西インド諸島からお金の流入というテーマは、この新たなイングランドと植民地の経済が密接につながっていることを物語っている。並行して、ネイションへの想像力の問題を、女性の移動という観点からも検討し、Sydney Owenson, _Florence Macarthy_とAusten,_Emma_(1816)の比較考察も進めた。これらの作品はナショナル・テイルというサブジャンルに属すテクストととらえることができ、「旅」と「結婚」がテーマとなる。これらの作品での女性の移動の描き方を、男性の目的論的な旅の陰画ととらえた。Owensonは、自在に移動するヒロインFlorence Macarthyに旅のエージェンシーを与えているが、それはあくまでも男性主人公の「代理」的なものとなっている。一方、_Emma_においはヒロインが中心たるイングランドのHighburyにおける「不動」の存在となることで、ヒロインにネイション意識を集約させている。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
旅の陰画ーナショナル・テイルのヒロインの移動/不動
旅程的负像——民族故事女主人公的动/不动
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[九州大学中国文学会編訳・靜永健主編(陳チュウ, 陳イセン・干佳琳・黄冬柏・李由・蒙顯鵬・汪洋・王昊聡・王源・呉紅華・閻紹ショウ・井口千雪・稲森雅子・岩崎華奈子・木村淳美), 山本孝子, 杉村安幾子, 高桑晴子]
通讯作者:
高桑晴子