ルネサンス期イタリアの英雄詩における直接話法の配置と効果
ルネサンス期イタリアの英雄詩における直接話法の配置と効果
批准号:
21K00414
负责人:
村瀬 有司
金额:
$1.25万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
2022年度は、16世紀前半に活躍したアリオストの『狂えるオルランド』を対象に、この騎士物語で使用されている、11音節詩行1行に収まる短い直接話法の配置と特徴を、先行作品であるボイアルドの『恋するオルランド』及び16世紀後半のタッソの『エルサレム解放』のデータと比較検証しながら考察した。上記の3つの英雄詩はいずれも八行詩節という形式で書かれているが、1行の台詞の配置は、タッソとボイアルドの作品では連末尾の8行目に置かれやすいのに対して、アリオストの作品では連の4、5行目で使用されやすいという違いがある。三作品いずれにおいても、短い直接話法は登場人物の感情を反映した発話であることが多い。ボイアルドとタッソが、この種の台詞を連の末尾において場面のクライマックスを作り上げているのに対して、アリオストは連末尾ではなく連前半の末尾である4行目に短い直接話法を置いて一つの見せ場を作り、それにつづく叙述でその連を締めくくる傾向にある。ここから、感情を発露した台詞ではなく、語り手の叙述によって連を締めくくろうとするアリオストの創作姿勢を指摘することができる。1行に収まる台詞を詳しく分析すると、その形態は次の4つに分類することができる。①11音節詩行1行全体にわたって展開する、②行頭から始まり途中で終わる、③詩行の途中から始まり行末で終わる、④途中から始まり途中で終わる。この4つの配置を、直接話法の導入表現(「彼は言った」に相当する言葉)の3タイプの配置(前置、挿入、後置)と照らし合わせながら整理し、短い台詞の効果を分析した。また上記の研究成果を海外の学術雑誌に投稿すべく、日本語の論文草稿をイタリア語でまとめ直す作業を進めた。また本研究の基礎となる『狂えるオルランド』の直接話法のデータを含む日本語の拙論を、加筆修正のうえ、紀要雑誌と京都大学のデポジトリーにイタリア語で公開した。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「トルクァート・タッソの詩論における「本当らしさ」と「驚異」について」
《论托尔夸托·塔索诗学中的“真”与“奇”》
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
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作者:
[Yuji Murase, 山﨑彩, 津森圭一, 佐藤恵, 鈴木正美, 村瀬有司]
通讯作者:
村瀬有司
Studio statistico dei discorsi diretti nella "Gerusalemme liberata"
Studio statistico dei discorsi diretti nella “Gerusalemme liberata”
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
Studi di lingua e letteratura italiana del Dipartimento di italianistica dell'Universita' di Kyoto
影响因子:
--
作者:
[Yuji Murase]
通讯作者:
Yuji Murase
『エルサレム解放』を中心としたタッリの詩作品の分析
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批准号:96J06739
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.32万
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财政年份:1998
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负责人:村瀬 有司
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依托单位: