沖縄本島における南北格差の歴史民俗研究

冲绳本岛南北分野的历史与民俗研究

• 批准号: 21K01077
• 负责人: 古家 信平
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: University of Tsukuba
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K01077/
• 关键词: 琉球国由来記; 女性神役; 御嶽; 沖縄の格差; 琉球王府; 墓地の移動; 歴史民俗学; 琉球意識; 南部沖縄中心史観; 民俗的歴史; 沖縄差別

今年度はコロナ感染状況が落ち着きを見せたことから、昨年度全く実施できなかった沖縄本島の現地調査を研究者それぞれの課題に従って行うことができた。出張期間は以下のとおりである。古家（2022．5.17～5.22　6.14～6.19　9.7～9.14　2023．2.11～17）松本（2022．9.7～9.14　2023.2．11～17）神谷（2022．5.18～5.21　6.15～6.16　9.7～9.14　2023．2.13～2.15）武井（2022．6.16～6.19　11.4～11.9）。現地で年中祭祀が徐々に復活していることに合わせてその現状を調査できた。また、研究代表者と分担者が現地で情報交換できるように数名が重複して出張期間を設けた。研究課題の一つとしている沖縄南部と北部の聖地の差異については、今年度はもっぱら南部の東風平　糸満に集中して現地調査を行い、聖地の配置、名称、形態、集落全体との関連、旧家や女性神役について調査した。御嶽という用語は琉球国による命名であるが、その内実は多様で、北部では祭りの時行事に使われる場に当たるアサギが南部では香炉をまつる祭祀対象となる場合があり、北部には見られない殿は何に比定されるのか、といった従来は南部と北部でそれぞれに示されていた事項を統合して考察する必要性が感じられた。『琉球国由来記』記載の事項の解釈についても、現状を十分に吟味する必要が感じられた。研究の公開については、お茶の水女子大学国際日本学シンポジウム（2022．9.17）で古家と武井が研究発表し、各自数点の論文報告があるほか、森田は共著で『踊る「ハワイ」・踊る「沖縄」－フラとエイサーにみる隔たりと繋がり―』（明石書店）を刊行した。

This year's infection situation has been reduced, and last year's investigation of the island has been carried out. During the period of release, the following. Koge (2022.5.17~5.22 6.14~6.19 9.7~9.14 2023.2.11~17) Matsumoto (2022.9.7~9.14 2023.2.11~17) Kamiya (2022.5.18~5.21 6.15~6.16 9.7~9.14 2023.2.13~2.15) Takei (2022.6.16~6.19 11.4~11.9). In the middle of the year, the sacrifice ceremony was held to investigate the current situation. The number of research representatives and contributors is set for information exchange. The research topic includes the following aspects: the differences between the sacred sites in the south and the north, the concentration of local surveys in the east and the south, the allocation, name, form, colony structure and relationship of sacred sites, the old family and the female sacred service. The name of the Ryukyu Kingdom is different from that of the North. "Ryukyu State History" records the matter of understanding, status quo, very important, necessary and sensitive Research published in the journal "International Japanese Studies"(September 17, 2022), published in the journal "Akashi Bookstore"(Akashi Bookstore), published in the journal "Japanese Studies"(September 17, 2022).

项目成果

講座日本民俗学 4 社会と儀礼 （南西諸島の人生儀礼）

日本民俗课程 4 社会与仪式（南西群岛的生活仪式）

• 发表时间: 2021
• 作者: Nishimoto;Yoichi;伊藤まり子;武井基晃;菅野美佐子;川邊咲子;森田真也 城田愛;芹澤知宏編（伊藤まり子）;関沢まゆみ（武井基晃）
• 通讯作者: 関沢まゆみ（武井基晃）

姓の継承・創設―近世琉球の士の制度と、近代沖縄のシジタダシ

姓氏的继承与创造：近代早期琉球的武士制度与近代冲绳的氏族忠臣

• 发表时间: 2022
• 期刊: 東アジアは「儒教社会」か？ アジア家族の変容
• 作者: 葉山 茂;白石 壮一郎;近藤 史;松井 歩;新永 悠人;佐々木あすか;髙島 克史;林 彦櫻;諏訪 淳一郎;Sakiko Kawabe;古家信平;吉野晃;志村真幸;武井基晃
• 通讯作者: 武井基晃

清明祭の墓参を中心に―新暦と旧暦ー

清明节重点扫墓-新旧历法-

• 发表时间: 2022
• 作者: 葉山 茂;白石 壮一郎;近藤 史;松井 歩;新永 悠人;佐々木あすか;髙島 克史;林 彦櫻;諏訪 淳一郎;Sakiko Kawabe;古家信平;吉野晃;志村真幸;武井基晃;川邊咲子;伊藤まり子;吉野晃;木曽恵子;志村真幸・渡辺洋子;武井基晃;川邊咲子;吉野 晃;武井基晃;木曽恵子;吉野 晃;武井基晃
• 通讯作者: 武井基晃

琉球王府の家譜制度と儒教ー新たな姓・家系の成立の仕組みを中心に

琉球王国的家谱制度与儒家思想——聚焦新姓氏、世系建立机制

• 发表时间: 2021
• 作者: Nishimoto;Yoichi;伊藤まり子;武井基晃
• 通讯作者: 武井基晃

踊る「ハワイ」・踊る「沖縄」

跳舞“夏威夷” / 跳舞“冲绳”

• 发表时间: 2022
• 作者: Nishimoto;Yoichi;伊藤まり子;武井基晃;菅野美佐子;川邊咲子;森田真也 城田愛
• 通讯作者: 森田真也 城田愛