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競争法における「一般消費者概念」の定立に関する研究

競争法における「一般消費者概念」の定立に関する研究
竞争法中“一般消费者概念”的确立研究
批准号:
21K01181
负责人:
岩本 諭
金额:
$2.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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英文摘要
2年度目に当たる2022年度は、申請時の当該年度の研究計画「EU・ドイツの「平均的な消費者」概念の理論・判例調査」に基づき、EUで立法された「平均的な消費者」及び対概念である「脆弱な消費者」の二つの概念に関する理論展開および判例の状況について調査を行うことにより、日本における「一般消費者」に関する用語ないし概念との関係性について研究を遂行した。2005年EU不公正取引慣行指令の制定以降2022年に至る議論をサーベイする中で、二つの消費者概念(平均的な消費者と脆弱な消費者、以下同じ)に対する肯定的な評価と否定的・消極的な評価の対立が、2010年前後の時期と比較すると、より明確になってきた印象がある。前者は、EU委員会等の行政担当セクションおよび競争法(自由競争法、公正競争法)の立場を中心に唱えられている。二つの消費者概念は、「あるべき消費者像・モデル」としての機能を果たしており、消費者政策を立案・執行する上で一定の役割を担っている。また、競争法においても、既に平均、脆弱それぞれの概念と結びついた不公正判断基準が立法化され、判例が蓄積してきていることから、二つの消費者概念は競争法の指標となるものと評価してきている。他方、後者は、二つの消費者概念はモデルにすぎず、現実の契約被害やトラブルに対処する上で実践的な意味はないとする。そもそも、かかるモデルの設定にかかわらず、ドイツにおいては1970年代から定着した見方であったように、消費者はそもそも「愚かな、不完全な存在」であり、この事実を消費者契約法による解決の出発点にしなければならないとする。日本の一般消費者概念は、かかるモデル論から派生したものではなく、二つの消費者概念との距離には隔たりがある。
期刊论文(11)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
デジタル広告と若年消費者保護 -法政策上の課題の整理
数字广告与年轻消费者保护——梳理法律和政策问题
DOI: --
发表时间: 2022
期刊: 国民生活研究
影响因子: --
作者: [石田 信平, 竹内(奥野) 寿, 橋本 陽子, 水町 勇一郎, 岩本諭]
通讯作者: 岩本諭
「指標」としての消費者-日本の消費者保護の方向性を考察する視座
消费者作为“指标”:日本消费者保护方向透视
DOI: --
发表时间: 2023
期刊: これからの民法・消費者法(Ⅱ)河上正二先生古希記念
影响因子: --
作者: [ミヒャエル・キットナー, 橋本 陽子, 岩本諭, 春田吉備彦, 岩本諭]
通讯作者: 岩本諭
行政規制と民事規律を架橋する「消費者概念」の考察
衔接行政监管与民事纪律的“消费者观”思考
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 消費者法研究
影响因子: --
作者: [岩本諭・佐藤吾郎・白石忠志・片桐一幸, 春田吉備彦, 岩本諭, 沼田雅之・大原利夫・根岸忠編著, 岩本諭, 岩本諭]
通讯作者: 岩本諭
デジタルプラットフォーマーと若年消費者 ~「情報」を読み解く教育の実現に向けて~
数字平台运营商与年轻消费者 - 实现解读“信息”的教育 -
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [岩本諭・佐藤吾郎・白石忠志・片桐一幸, 春田吉備彦, 岩本諭, 沼田雅之・大原利夫・根岸忠編著, 岩本諭, 岩本諭, 春田吉備彦+全駐留軍労働組合中央本部, 岩本諭, 岩本諭]
通讯作者: 岩本諭
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