研究公正におけるリハビリプログラムの作成と有用性の検証
研究公正におけるリハビリプログラムの作成と有用性の検証
批准号:
21K02909
负责人:
中田 亜希子
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本研究課題の目的は、研究不正を行った研究者へのリハビリプログラム(再発防止を念頭においたプログラム)を提供する体制の構築である。筆者らは医学系研究を主な研究対象領域と定め、2021年度に日本における研究不正要因の把握、2022度は研究不正の環境要因の同定を研究の目標としていた。2021年度には、実際に起きた研究不正の要因を把握することを目的に、研究機関が報告した研究不正の調査報告書10編を対象として調査書の内容を分析した。クレッシーの不正のトライアングル理論では「機会」「動機・プレッシャー」「正当化」の3要素のうち1つでも要素が欠ければ不正が起きにくくなると言われているが、今回の分析の結果、不正のトライアングルの3要素が揃っていなくても研究不正は起きていると推測された。この結果を2022年に学会で発表した。これらの結果を踏まえ、定期的に開催している研究会では、研究不正を行う心理をより説明できる行動科学の理論を検討した。しかし、不正の種類、研究者の人数(単独、グループの別)、医歯薬系の研究室メンバー総出で研究を行う風土など考慮すべき要素が多く、理論・モデルの選定には至らなかった。筆者らは「盗用」に焦点を絞って、いくつかの状況に分けて不正のモデルやその構成概念を検討することとした。そのためには、盗用の態度を測定する尺度の下位概念を把握することが有用と考え、世界で用いられている盗用の態度を測定する尺度を調査した。その結果、多言語に翻訳されている盗用の態度を測定する尺度を把握でき、翻訳後の信頼性と妥当性の検討において、下位概念が変わっているものがあることを把握できた。
英文摘要
本研究課題の目的は、研究不正を行った研究者へのリハビリプログラム(再発防止を念頭においたプログラム)を提供する体制の構築である。筆者らは医学系研究を主な研究対象領域と定め、2021年度に日本における研究不正要因の把握、2022度は研究不正の環境要因の同定を研究の目標としていた。2021年度には、実際に起きた研究不正の要因を把握することを目的に、研究機関が報告した研究不正の調査報告書10編を対象として調査書の内容を分析した。クレッシーの不正のトライアングル理論では「機会」「動機・プレッシャー」「正当化」の3要素のうち1つでも要素が欠ければ不正が起きにくくなると言われているが、今回の分析の結果、不正のトライアングルの3要素が揃っていなくても研究不正は起きていると推測された。この結果を2022年に学会で発表した。これらの結果を踏まえ、定期的に開催している研究会では、研究不正を行う心理をより説明できる行動科学の理論を検討した。しかし、不正の種類、研究者の人数(単独、グループの別)、医歯薬系の研究室メンバー総出で研究を行う風土など考慮すべき要素が多く、理論・モデルの選定には至らなかった。筆者らは「盗用」に焦点を絞って、いくつかの状況に分けて不正のモデルやその構成概念を検討することとした。そのためには、盗用の態度を測定する尺度の下位概念を把握することが有用と考え、世界で用いられている盗用の態度を測定する尺度を調査した。その結果、多言語に翻訳されている盗用の態度を測定する尺度を把握でき、翻訳後の信頼性と妥当性の検討において、下位概念が変わっているものがあることを把握できた。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
不正のトライアングル論は医学系研究でも成り立つか?:研究不正調査報告書の分析から
欺诈三角理论在医学研究中也成立吗?
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中田亜希子, 廣井直樹, 岸太一]
通讯作者:
岸太一