脳由来胆汁酸の機能解明と脳梗塞新規治療デザイン確立への応用

阐明脑源性胆汁酸的功能及其在脑梗塞新治疗设计中的应用

• 批准号: 21K06763
• 负责人: 大江 総一
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Kansai Medical University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K06763/
• 关键词: 脳梗塞; 胆汁酸; CYP7A1; 転写後発現制御; ニューロステロイド; ニューロン; 質量顕微鏡; ノックアウトマウス

令和4年度は正常脳および中大脳動脈完全梗塞（pMCAO）マウス脳において胆汁酸類ブレインマップ作製をおこなった。胆汁酸類としてタウロコール酸（TA）を標的とし質量顕微鏡法を用いてTAの直接的イメージングを実施した。9-aminoacridineによる蒸着後にメタノールで再結晶化を施しネガティブモードにてTA解析をおこなった結果、正常脳およびpMCAO脳の両方でTAが検出された。一方でこの解析条件下ではTAとして検出されるm/Zに他分子の同位体の混入の可能性が考えられたため、CHCAによる蒸着を施しポジティブモードにてTA解析をおこなった。この蒸着工程においてはマトリックス蒸着装置iMLayerを用いて膜厚測定下でCHCA蒸着を施し、実験間やサンプル間での蒸着厚のばらつきを抑制することができた。TA解析の結果、複数存在するTA付加体の中のいくつかで正常脳に比べてpMCAO脳での存在量増加が確認された。この結果にはm/Zに他分子の同位体混入の可能性はないと思われ、ネガティブモードよりもより正確な検出が可能となった。今後、より広範囲における検出をおこない脳での胆汁酸類ブレインマップを作製する予定である。さらに令和4年度は、胆汁酸合成律速酵素であるCyp7a1を欠損するマウスの解析をおこなった。質量顕微鏡法解析によりホモKOマウス正常脳ではTA存在量の減少が見られた。現在、ヘテロKOマウスの交配を重ね得られたCyp7a1ホモKOマウスでの脳梗塞手術を実施しているが、複数の交配ペアにおいてホモ/ヘテロを含めた出生率の極端な低下により十分な個体数が得られていない。今後、十分な個体数が得られる環境を整え、Cyp7a1ホモKOマウスにおいて脳梗塞手術をおこない正常脳機能および脳梗塞病態における脳由来胆汁酸シグナルの生理的意義を明らかにする。

在2022年，在正常和中大脑中动脉完全梗塞（PMCAO）小鼠的大脑中产生了胆汁酸脑图。使用质量显微镜将TA的直接成像作为胆汁酸（TA）作为胆汁酸进行。用9-氨基酸氨酸蒸发后，用甲醇重结合了TA，并以负模式进行了TA分析，并在正常的大脑和PMCAO大脑中都检测到TA。另一方面，在这些分析条件下，认为被发现为TA的M/Z可以用其他分子的同位素污染，因此TA分析是通过使用CHCA蒸发进行的。在此沉积步骤中，使用矩阵蒸发装置Imlayer在膜厚度测量下进行CHCA沉积，从而抑制了实验和样品之间沉积厚度的变化。 TA分析的结果表明，与正常脑相比，某些多个TA加合物显示PMCAO脑的丰度增加。该结果表明，M/Z中其他分子的同位素污染不可能，比负模式更准确地检测。将来，我们计划通过在更广泛的范围内进行检测来生成大脑中胆汁酸的脑图。此外，在2022年，我们分析了缺乏CYP7A1的小鼠，这是胆汁酸合成的限速酶。质量显微镜分析表明，正常大脑的Homoko小鼠的TA丰度降低。目前，在CYP7A1 HOMOKO小鼠上进行了脑梗塞手术，这是通过反复的异质小鼠交配来实现的，但是由于出生率的极大降低，包括多个交配对中的同性恋/杂种，因此尚未获得足够的种群。将来，我们将准备一个可以获得足够种群的环境，并将在CYP7A1 HOMOKO小鼠中进行大脑梗塞手术，以阐明正常脑功能和脑梗塞病理学中脑源性胆汁酸信号的生理意义。

项目成果

ラット足底皮膚の層板小体の分布と接地部位の相関

大鼠足底皮肤板层体分布与接触面积的相关性

• 发表时间: 2022
• 作者: 小池太郎;榎原智美;田中進;平原幸恵;林真一;大江総一;関亮平;中野洋輔;北田容章;熊本賢三
• 通讯作者: 熊本賢三

グリオーマ進展過程において、腫瘍微小環境を形成するミクログリアのサブタイプは経日的に変化する

在神经胶质瘤的进展过程中，形成肿瘤微环境的小胶质细胞亚型随着时间的推移而变化。

• 发表时间: 2022
• 作者: 中野洋輔;田中進;平原幸恵;林真一;大江総一;小池太郎;関亮平;北田容章
• 通讯作者: 北田容章

miR-505はSTAT3/AUF1経路を介してグリオーマ幹細胞の腫瘍形成能を制御する

miR-505通过STAT3/AUF1通路调节神经胶质瘤干细胞的致瘤潜力

• 发表时间: 2023
• 作者: 大江総一;柿崎梨緒;阪本純加;佐藤輝英;林真一;小池太郎;関亮平;中野洋輔;北田容章
• 通讯作者: 北田容章

マウス脊髄損傷へのイモリ型脊髄再生原理の導入へ向けて

将蝾螈型脊髓再生原理引入小鼠脊髓损伤

• 发表时间: 2023
• 作者: 林真一;関亮平;大江総一;小池太郎;中野洋輔;伊藤健;安河内彦輝;日笠幸一郎;北田容章
• 通讯作者: 北田容章

末梢神経におけるスルファチド分子種の挙動と作用機序の検討

硫苷脂分子种类在周围神经中的行为和作用机制的研究

• 发表时间: 2022
• 作者: 蒲生恵三;平原幸恵;小池太郎;大江総一;田中進;林真一;関亮平;中野洋輔;小野勝彦;北田容章
• 通讯作者: 北田容章