scRNA-seq解析による胃癌NAC後微小環境中B細胞subsetの変動解析
scRNA-seq解析による胃癌NAC後微小環境中B細胞subsetの変動解析
批准号:
21K07244
负责人:
永井 英司
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
胃癌は癌死因の世界第3位であり、罹患率・死亡数は依然として高い。近年、免疫チェックポイント阻害薬は癌治療に革命をもたらし、切除不能・再発胃癌に対しても標準治療になった。しかし、その約60%で病勢を制御できず、胃癌の治療抵抗性の克服は重要な課題である。近年、1細胞毎の網羅的遺伝子発現解析を行うシングルセルRNAシーケシング (scRNA-seq)による腫瘍免疫微小環境 (TME)の解明が進んでおり、胃癌においても癌細胞や免疫細胞に多様性や不均一性があることが報告された。本研究は腫瘍局所に浸潤するB細胞が抗腫瘍免疫において重要な役割を果たしている可能性があるという知見から、術前化学療法(NAC)を施行した胃癌TMEに存在するB細胞のheterogenietyに着目した。まず、当科で胃切除術を施行した胃癌症例から採取した腫瘍部と正常粘膜を対象とし、B細胞のsubsetや機能関連遺伝子をscRNA-seqを用いて評価した。その結果、B細胞には未熟性B細胞、活性化B細胞、メモリーB細胞といったheterogeneityを明らかにし、胃癌部では抗体依存性細胞障害性作用に関わる形質細胞のIgG関連遺伝子発現が正常粘膜と比較して有意に高値であった。次に胃癌と同様の上部消化管癌である食道癌浸潤B細胞について評価したところ、化学療法後に共刺激やCD40シグナルが亢進していた。また、未熟性B細胞の割合は減少し、B細胞活性化遺伝子がアップレギュレートしていた。さらに、腫瘍浸潤抗体産生細胞の割合は、遊走能の低下とともに増加し、抗体産生細胞の抗体産生関連遺伝子の発現は化学療法後に上昇していた。
英文摘要
胃癌は癌死因の世界第3位であり、罹患率・死亡数は依然として高い。近年、免疫チェックポイント阻害薬は癌治療に革命をもたらし、切除不能・再発胃癌に対しても標準治療になった。しかし、その約60%で病勢を制御できず、胃癌の治療抵抗性の克服は重要な課題である。近年、1細胞毎の網羅的遺伝子発現解析を行うシングルセルRNAシーケシング (scRNA-seq)による腫瘍免疫微小環境 (TME)の解明が進んでおり、胃癌においても癌細胞や免疫細胞に多様性や不均一性があることが報告された。本研究は腫瘍局所に浸潤するB細胞が抗腫瘍免疫において重要な役割を果たしている可能性があるという知見から、術前化学療法(NAC)を施行した胃癌TMEに存在するB細胞のheterogenietyに着目した。まず、当科で胃切除術を施行した胃癌症例から採取した腫瘍部と正常粘膜を対象とし、B細胞のsubsetや機能関連遺伝子をscRNA-seqを用いて評価した。その結果、B細胞には未熟性B細胞、活性化B細胞、メモリーB細胞といったheterogeneityを明らかにし、胃癌部では抗体依存性細胞障害性作用に関わる形質細胞のIgG関連遺伝子発現が正常粘膜と比較して有意に高値であった。次に胃癌と同様の上部消化管癌である食道癌浸潤B細胞について評価したところ、化学療法後に共刺激やCD40シグナルが亢進していた。また、未熟性B細胞の割合は減少し、B細胞活性化遺伝子がアップレギュレートしていた。さらに、腫瘍浸潤抗体産生細胞の割合は、遊走能の低下とともに増加し、抗体産生細胞の抗体産生関連遺伝子の発現は化学療法後に上昇していた。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
scRNA-seqを用いた術前化学療法に伴う食道癌内B細胞の不均一性の変動の解析
使用 scRNA-seq 分析食管癌新辅助化疗后 B 细胞异质性的变化
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
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作者:
[中村祥一, 大内田研宙, 奥田翔, 大坪慶志輝, 寅田信博, 水内祐介, 進藤幸治, 仲田興平, 森山大樹, 中村雅史]
通讯作者:
中村雅史
シングルセル解析を用いた食道癌における制御性B細胞の検討
使用单细胞分析检查食管癌中的调节性 B 细胞
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[中村祥一, 大内田研宙, 堤親範, 久野恭子, 奥田翔, 大坪慶志輝, 寅田信博, 水内祐介, 進藤幸治, 仲田興平, 森山大樹, 中村雅史]
通讯作者:
中村雅史
Functions of CD8-positive T cells in gastric non-solid type poorly differentiated adenocarcinoma
CD8阳性T细胞在胃非实性低分化腺癌中的功能
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Chikanori Tsutsumi, Kenoki Ohuchida, Shoichi Nakamura, Sho Okuda, Kyoko Hisano, Yoshiki Otsubo, Koji Shindo, Taiki Moriyama, Yusuke Mizuuchi, Kohei Nakata, Masafumi Nakamura]
通讯作者:
Masafumi Nakamura
局在情報に着目した新規Immune Contextureによる胃癌層別化治療開発
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批准号:24K10426
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:永井 英司
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依托单位:
人工ウイルスを用いた早期膵腫瘍低侵襲膵管内治療の開発
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批准号:21659322
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2009
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负责人:永井 英司
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依托单位:
海外基金