腸内細菌叢による免疫・神経シグナルを介した膵臓癌進展機序の解明
腸内細菌叢による免疫・神経シグナルを介した膵臓癌進展機序の解明
批准号:
21K07907
负责人:
高橋 良太
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
慢性膵炎は膵臓癌の主要な危険因子の一つとして知られているが、慢性膵炎による膵発癌促進の詳細な機序は明らかになっていない。慢性膵炎においては様々な免疫細胞が炎症性サイトカインなどを介して腫瘍細胞、線維芽細胞などとの相互作用を通じて腫瘍微小環境を形成している。近年腸内細菌を始めとする生体内の細菌叢が腫瘍の進展に寄与することが報告されており、膵臓癌の発生・進展においても腸内細菌の関与が示唆されているが、その詳細な機序や腸内細菌が慢性膵炎においても腫瘍進展に寄与するかどうかは明らかになっていない。前研究において、交感神経シグナルが膵臓癌の発生・進展に重要であることや、慢性膵炎による発癌過程における抗腫瘍免疫の低下機序について報告しているが、本研究では膵炎症性発癌における腸内細菌の寄与、特に腫瘍微小環境における神経シグナルや免疫環境への作用について明らかにすることを目的としている。本研究では慢性膵炎を背景とした膵発癌モデルマウスを用いて、このマウスにおいて交感神経が増加していることを確認した。交感神経シグナルの阻害薬による治療を行い、腫瘍進展の抑制、神経増生の抑制、免疫細胞の変化について解析を行った。またこのマウスモデルの腸内細菌叢を解析し、特徴的な細菌叢を同定した。このマウスモデルの便を他のマウスに移植することで腫瘍進展が促進されることを確認し、さらにこのマウスの膵腫瘍・神経組織や免疫細胞の変化についても解析を行うことで、腸内細菌による腫瘍内神経・免疫調節を介した腫瘍進展機序についての解析を行った。
英文摘要
慢性膵炎は膵臓癌の主要な危険因子の一つとして知られているが、慢性膵炎による膵発癌促進の詳細な機序は明らかになっていない。慢性膵炎においては様々な免疫細胞が炎症性サイトカインなどを介して腫瘍細胞、線維芽細胞などとの相互作用を通じて腫瘍微小環境を形成している。近年腸内細菌を始めとする生体内の細菌叢が腫瘍の進展に寄与することが報告されており、膵臓癌の発生・進展においても腸内細菌の関与が示唆されているが、その詳細な機序や腸内細菌が慢性膵炎においても腫瘍進展に寄与するかどうかは明らかになっていない。前研究において、交感神経シグナルが膵臓癌の発生・進展に重要であることや、慢性膵炎による発癌過程における抗腫瘍免疫の低下機序について報告しているが、本研究では膵炎症性発癌における腸内細菌の寄与、特に腫瘍微小環境における神経シグナルや免疫環境への作用について明らかにすることを目的としている。本研究では慢性膵炎を背景とした膵発癌モデルマウスを用いて、このマウスにおいて交感神経が増加していることを確認した。交感神経シグナルの阻害薬による治療を行い、腫瘍進展の抑制、神経増生の抑制、免疫細胞の変化について解析を行った。またこのマウスモデルの腸内細菌叢を解析し、特徴的な細菌叢を同定した。このマウスモデルの便を他のマウスに移植することで腫瘍進展が促進されることを確認し、さらにこのマウスの膵腫瘍・神経組織や免疫細胞の変化についても解析を行うことで、腸内細菌による腫瘍内神経・免疫調節を介した腫瘍進展機序についての解析を行った。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
膵癌の治療奏功性・抵抗性におけるVCAM-1の機能解析と臨床における有用性
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批准号:26430107
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.33万
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财政年份:2014
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负责人:高橋 良太
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依托单位:
海外基金