ピロリ菌感染および未感染胃癌の発症機序解明に向けたトランスオミクス解析
ピロリ菌感染および未感染胃癌の発症機序解明に向けたトランスオミクス解析
批准号:
21K08010
负责人:
松本 昂
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
ピロリ菌感染症および関連疾患と胃細菌叢との関連性を明らかにするため、モンゴルを含むアジア地域から収集された胃粘膜上皮生検におけるマイクロバイオーム解析を実施した。特に、モンゴルにおいて確認された、ピロリ菌未感染胃癌患者におけるEnterococcus(Ent)の増殖が原因と考えられるdysbiosisの原因を探るため、本菌を分離培養し、次世代シーケンスにより全ゲノム配列決定し、主要病原因子について検索した。ピロリ菌の新たな病原因子の検索に向け、ピロリ菌株のメタボローム解析およびRNA Seqを実施し、現在解析中である。また、Entまたはピロリ菌感染による新たな発がん機序を探るため、AGS細胞株、さらに、昨年度までに樹立した幽門部上皮細胞由来の胃オルガノイドを用いて感染実験を実施した。Entまたはピロリ菌感染に起因するゲノムの不安定性を評価するため、Comet AssayによるDNA二本鎖切断(double-strand break: DSB)の観察、加えて、WBによりDSBの特徴であるリン酸化H2AX発現を評価した。Entおよびピロリ菌感染に伴う細胞の形態学的変化、ROS産生、DSBを確認することができた。次に、トランスウェルを用いて、菌と細胞との接着を遮断し、この病原因子が接着に起因するものかどうかを評価した。その結果、ピロリ菌では、細胞接着によってのみDSBが確認され、一方、Entは、細胞上清中に分泌される細胞外毒素がDSBに関与していることが明らかとなった。加えて、感染時における2次元幽門部胃オルガノイドの組織学的変化をHE染色、MUC5ACおよびMUC6の局在、さらに、30K遺伝子をターゲットにしたmRNAマイクロアレイを実施した。上記研究成果をまとめ、2023年5月に米国で開催されるDigestive Disease Week 2023にて発表予定である。
英文摘要
ピロリ菌感染症および関連疾患と胃細菌叢との関連性を明らかにするため、モンゴルを含むアジア地域から収集された胃粘膜上皮生検におけるマイクロバイオーム解析を実施した。特に、モンゴルにおいて確認された、ピロリ菌未感染胃癌患者におけるEnterococcus(Ent)の増殖が原因と考えられるdysbiosisの原因を探るため、本菌を分離培養し、次世代シーケンスにより全ゲノム配列決定し、主要病原因子について検索した。ピロリ菌の新たな病原因子の検索に向け、ピロリ菌株のメタボローム解析およびRNA Seqを実施し、現在解析中である。また、Entまたはピロリ菌感染による新たな発がん機序を探るため、AGS細胞株、さらに、昨年度までに樹立した幽門部上皮細胞由来の胃オルガノイドを用いて感染実験を実施した。Entまたはピロリ菌感染に起因するゲノムの不安定性を評価するため、Comet AssayによるDNA二本鎖切断(double-strand break: DSB)の観察、加えて、WBによりDSBの特徴であるリン酸化H2AX発現を評価した。Entおよびピロリ菌感染に伴う細胞の形態学的変化、ROS産生、DSBを確認することができた。次に、トランスウェルを用いて、菌と細胞との接着を遮断し、この病原因子が接着に起因するものかどうかを評価した。その結果、ピロリ菌では、細胞接着によってのみDSBが確認され、一方、Entは、細胞上清中に分泌される細胞外毒素がDSBに関与していることが明らかとなった。加えて、感染時における2次元幽門部胃オルガノイドの組織学的変化をHE染色、MUC5ACおよびMUC6の局在、さらに、30K遺伝子をターゲットにしたmRNAマイクロアレイを実施した。上記研究成果をまとめ、2023年5月に米国で開催されるDigestive Disease Week 2023にて発表予定である。
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大分大学医学部 環境・予防医学講座
大分大学医学院环境·预防医学系
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Introduction of gastric microbiome study: from basis to study example
胃微生物组研究简介:从基础到研究实例
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大澤陽介, 河合裕成, 考藤達哉, Masato Yoneda, 奥村貴裕, Takashi Matsumoto]
通讯作者:
Takashi Matsumoto
The impact of mobile genetic elemants and toxin-antitoxin system on Helicobacter pylori adaptability and antimicrobial resistance: A wisdom from Japan-South Korea whole-genome sequence collection.
移动遗传元件和毒素-抗毒素系统对幽门螺杆菌适应性和耐药性的影响:来自日韩全基因组序列收集的智慧。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Alfaray RI, Batsaikhan S, Fauzia KA, Akada J, Matsumoto T, Yamaoka Y.]
通讯作者:
Yamaoka Y.
MNUMS(モンゴル)
MNUMS(蒙古)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
A novel pathogen enterococcus hirae induced dysbiosis in the stomach and the genomic instability to promote gastric cancer.
一种新的病原体海拉肠球菌诱导胃内生态失调和基因组不稳定,从而促进胃癌。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Saruuljavkhlan B, Gantuya B, Akada J, Matsumoto T, Alfaray RI, Oyuntsetseg K, Yamaoka Y.]
通讯作者:
Yamaoka Y.
共 19 条
森林の生態系維持と森林資源の高度な有効利用に関する研究
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批准号:58124028
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$42.24万
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财政年份:1983
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负责人:松本 昂
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依托单位:
森林の生態系維持と森林資源の高度な有効利用に関する研究
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批准号:57308205
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项目类别:Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1982
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负责人:松本 昂
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依托单位:
海外基金