课题基金 / 基金详情

膵液活性を緩衝し膵液漏の重症化を回避する新規組織癒着材の開発

膵液活性を緩衝し膵液漏の重症化を回避する新規組織癒着材の開発
开发缓冲胰液活性、防止胰液漏出加剧的新型组织粘附材料
批准号:
21K08681
负责人:
石沢 武彰
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
2022年度は、前年度の膵液が縫合糸などの医療材料に及ぼす影響を評価する検討を進め、ブタ摘出血管をアミラーゼ、トリプシン、キモトリプシンなどの酵素試薬の溶液、術後患者から採取した膵液、腹水、腸液、およびこれらの混合液に一定期間浸し、病理学的に血管組織の構造変化を観察した。結果、ブタ内頚動脈をトリプシンまたはキモトリプシン溶液中で数日間インキュベートすると、著名な中膜構造の脱落が生じることが確認された。同様に、純粋な膵液に曝露したブタ内頚動脈では組織変化が乏しいこと、しかし膵液にトリプシンまたは腸液を添加すると顕著な中膜脱落が観察された。つまり、膵液中の蛋白分解酵素が、トリプシンや腸液中のエンテロキナーゼで活性化されることで強い血管組織の障害をきたすことが示され、臨床的な知見とも一致すると考えられた。膵液漏の蛍光イメージングに関しては、推定される漏出機序に対応した針糸を考案し、11例の膵切除(膵体尾部切除 5例、低侵襲手術を含む膵頭十二指腸切除 6例)で膵断端の閉鎖や再建に利用した。これらの症例における、臨床的に有意な膵液漏の発生は2例であり(いずれもISGPS grade B)、本医療材料の使用に関係する有害事象を認めなかった(欧文論文で報告: Glob Health Med. 2022 Aug 31;4(4):225-229)。また、本技術は医療材料として市販され、臨床使用が拡大している。膵液漏を予防する医療材料の開発に関しては、膵液の活性化を抑制する阻害剤を徐放し得る高分子材料の設計を進めた。同時に、現在実臨床で用いられている医療材料(止血剤)から上記目的に応用し得るものを探索し、本邦では内視鏡処置中の止血用に用いられている医療材料を本検討に応用するためのMTAを製造販売企業と締結した。
英文摘要
2022年度は、前年度の膵液が縫合糸などの医療材料に及ぼす影響を評価する検討を進め、ブタ摘出血管をアミラーゼ、トリプシン、キモトリプシンなどの酵素試薬の溶液、術後患者から採取した膵液、腹水、腸液、およびこれらの混合液に一定期間浸し、病理学的に血管組織の構造変化を観察した。結果、ブタ内頚動脈をトリプシンまたはキモトリプシン溶液中で数日間インキュベートすると、著名な中膜構造の脱落が生じることが確認された。同様に、純粋な膵液に曝露したブタ内頚動脈では組織変化が乏しいこと、しかし膵液にトリプシンまたは腸液を添加すると顕著な中膜脱落が観察された。つまり、膵液中の蛋白分解酵素が、トリプシンや腸液中のエンテロキナーゼで活性化されることで強い血管組織の障害をきたすことが示され、臨床的な知見とも一致すると考えられた。膵液漏の蛍光イメージングに関しては、推定される漏出機序に対応した針糸を考案し、11例の膵切除(膵体尾部切除 5例、低侵襲手術を含む膵頭十二指腸切除 6例)で膵断端の閉鎖や再建に利用した。これらの症例における、臨床的に有意な膵液漏の発生は2例であり(いずれもISGPS grade B)、本医療材料の使用に関係する有害事象を認めなかった(欧文論文で報告: Glob Health Med. 2022 Aug 31;4(4):225-229)。また、本技術は医療材料として市販され、臨床使用が拡大している。膵液漏を予防する医療材料の開発に関しては、膵液の活性化を抑制する阻害剤を徐放し得る高分子材料の設計を進めた。同時に、現在実臨床で用いられている医療材料(止血剤)から上記目的に応用し得るものを探索し、本邦では内視鏡処置中の止血用に用いられている医療材料を本検討に応用するためのMTAを製造販売企業と締結した。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
蛍光イメージングを軸とした手術用ディバイスの開発
以荧光成像为中心的手术器械的开发
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [石沢武彰, 長谷川潔]
通讯作者: 長谷川潔
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [Kimura K, Ishizawa T]
通讯作者: Ishizawa T
DOI: 10.35772/ghm.2022.01044
发表时间: 2022
期刊: Global Health & Medicine
影响因子: --
作者: [Ishizawa Takeaki, Akamatsu Nobuhisa, Kaneko Junichi, Arita Junichi, Hasegawa Kiyoshi]
通讯作者: Hasegawa Kiyoshi
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [Chiyoshi Toyama, Akira Maeda, Shuhei Kogata, Koki Takase, Tasuku Kodama, Kazunori Masahata, Takehisa Ueno, Masafumi Kamiyama, Yuko Tazuke, Hiroshi Eguchi, Katsuyoshi Matsunami, Shuji Miyagawa, Hiroomi Okuyama, Ishizawa T]
通讯作者: Ishizawa T
海外基金