免疫老化スコア化システムを用いた食道癌薬物療法の有効性予測
免疫老化スコア化システムを用いた食道癌薬物療法の有効性予測
批准号:
21K08785
负责人:
吉村 清
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
高齢者への薬物療法の適応は暦年齢、PS、臓器機能、合併症などから総合判断される。加齢の影響を科学的に評価し、治療のリスクとベネフィットを予測する客観的指標はないため、新たな指標の確立が必要と考えられる。免疫系は個体の加齢に伴って変化し、「免疫老化」と総称される。主に胸腺の退縮によってT細胞が最も影響を受けると考えられており、加齢に伴う慢性炎症も影響し、Naive T細胞の減少、Memory T細胞の増加、老化T細胞の増加などが報告されている。高齢者でも末梢血中のT細胞数は保たれるため、免疫老化はT細胞の量ではなく機能(質)の変化がメインと考えられている。免疫老化によって多面的にネオアンチゲンに対する応答性が低下しうることから、免疫老化はICIの作用にも負の影響を与える可能性がある。急速な高齢化、ICIの導入により、高齢がん患者に対してICIが積極的に行われるようになってきた。ICI単剤療法、ICIとchemo therapyの併用療法が増えていくなかで、加齢の影響に関する新たな客観的指標が必要と考えた。がんの病勢、慢性炎症や免疫老化などを含む宿主の状態によって免疫疲弊・免疫老化の程度には個体差が生じるため、加齢による影響は大きく年齢階級別に差が生じやすいと考えられる。免疫ステータスを年齢階級別に評価することで、がん薬物療法の年齢限界に対する新たなバイオマーカーの創出につながると考えた。病理診断で固形癌と診断されている38歳から88歳までの42名のがん患者から薬物療法開始前・2ヶ月時点でPBMC、便検体、唾液を採取した。免疫系は相互関係がある因子であるため、単因子だけでなく多因子での解析が必要と考え、Delong法を用いて解析した。
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