脱分化脂肪細胞移植による側副血管リモデリングメカニズムの解明
脱分化脂肪細胞移植による側副血管リモデリングメカニズムの解明
批准号:
21K08830
负责人:
山元 智衣
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
脱分化脂肪細胞(DFAT)は、成熟脂肪細胞を天井培養法で培養することにより得られる間葉系幹細胞(MSC)に類似した多能性細胞であり、既に臨床研究において虚血改善効果を認めている。DFATの虚血改善作用は血管新生のみならず、虚血筋肉中の側副血管のリモデリングが促進したことが考えられ、本研究ではDFATと単球・マクロファージの相互作用に焦点を絞って検討を行なっている。移植実験では、免疫不全マウスを用いて側副血管の発達を評価できる下肢虚血モデルを作成した。このモデルマウスにヒトDFATおよびコントロールとして生理食洗水を移植し、経時的(3-7日)に大腿筋組織の組織切片を作成し、マクロファージに対する免疫染色を行なった。移植後3日目において、側副血管の発達はDFAT移植群と生理食塩水移植群において差を認めなかったが、DFAT移植群では側副血管周囲にマクロファージの集積が多く認められ、M1、M2マクロファージとも局在を認めた。特にM1マクロファージの集積が多く認められたが、7日目においてはM1マクロファージ、M2マクロファージともに減少が認められ、側副血管のリモデリングにはDFATによる早期のM1マクロファージの誘導が示唆された。虚血肢におけるDFATのマクロファージの誘導を検討するため、DFATがヒト単球由来細胞株THP-1に対して細胞遊走能を検討し、ヒトDFAT培養上清がTHP-1の遊走能を促進させることを認めた。さらにMCP-1 (Monocyte chemotactic protein-1) の関与を明らかにするためにMCP-1中和抗体を用いて同様にTHP-1遊走能を検討したところ、DFATのTHP-1に対する遊走能がキャンセルされた。このことによりDFATにはマクロファージの遊走能を促進させる作用があり、DFATが産生するMCP-1が関与する可能性が示唆された。
英文摘要
脱分化脂肪細胞(DFAT)は、成熟脂肪細胞を天井培養法で培養することにより得られる間葉系幹細胞(MSC)に類似した多能性細胞であり、既に臨床研究において虚血改善効果を認めている。DFATの虚血改善作用は血管新生のみならず、虚血筋肉中の側副血管のリモデリングが促進したことが考えられ、本研究ではDFATと単球・マクロファージの相互作用に焦点を絞って検討を行なっている。移植実験では、免疫不全マウスを用いて側副血管の発達を評価できる下肢虚血モデルを作成した。このモデルマウスにヒトDFATおよびコントロールとして生理食洗水を移植し、経時的(3-7日)に大腿筋組織の組織切片を作成し、マクロファージに対する免疫染色を行なった。移植後3日目において、側副血管の発達はDFAT移植群と生理食塩水移植群において差を認めなかったが、DFAT移植群では側副血管周囲にマクロファージの集積が多く認められ、M1、M2マクロファージとも局在を認めた。特にM1マクロファージの集積が多く認められたが、7日目においてはM1マクロファージ、M2マクロファージともに減少が認められ、側副血管のリモデリングにはDFATによる早期のM1マクロファージの誘導が示唆された。虚血肢におけるDFATのマクロファージの誘導を検討するため、DFATがヒト単球由来細胞株THP-1に対して細胞遊走能を検討し、ヒトDFAT培養上清がTHP-1の遊走能を促進させることを認めた。さらにMCP-1 (Monocyte chemotactic protein-1) の関与を明らかにするためにMCP-1中和抗体を用いて同様にTHP-1遊走能を検討したところ、DFATのTHP-1に対する遊走能がキャンセルされた。このことによりDFATにはマクロファージの遊走能を促進させる作用があり、DFATが産生するMCP-1が関与する可能性が示唆された。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
大動脈外膜に局在する血管前駆細胞を介した血管病変形成メカニズムの検討
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批准号:24591122
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.41万
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财政年份:2012
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负责人:山元 智衣
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依托单位:
海外基金