EMX2-WNTsの発現からみた胸腺腫におけるWHO組織型相違と予後に関する研究
EMX2-WNTsの発現からみた胸腺腫におけるWHO組織型相違と予後に関する研究
批准号:
21K08914
负责人:
岡本 淳一
金额:
$1.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
EMX2の抑制によりWNT signalingを活性化することで、胸腺腫の浸潤性が強くなる可能性があり、そしてその変化が組織型に関連すると考えた。「胸腺腫における病理型の分子生物学的背景を確認し、EMX2とWNTsの発現が胸腺腫細胞の浸潤性獲得に関わっている」ことの確認が目的である。昨年度に得られた結果として、胸腺腫においてEMX2は陽性だが、陽性となっているのは腫瘍細胞ではなくリンパ球(おそらくTdT陽性となる幼弱なTリンパ球)と思われた。これより摘出標本を確認していく必要性があり、かつ、問題点の抽出が重要となると考えた。本年度は正常胸腺、胸腺腫および胸腺癌においてEMX2-WNT経路について発現を調べた。胸腺疾患20例(男性11例、女性9例、平均年齢53.4(±12.0)歳)をWHO分類に基づいて分類およびステージングを行い胸腺腫12例(A型3例、AB型3例、B1型2例、B2型3例、B3型1例)、胸腺扁平上皮癌4例、正常胸腺(胸腺嚢胞)4例のその代表的なPPFE標本に対しEMX2 およびWNT経路の下流に位置するAPC およびβ-cateninについて免疫染色を施行し、その発現について検討を行った。正常についてはTdTとCD1aについても免疫染色を施行した。EMX2は正常胸腺および胸腺腫に存在するTdT (+), CD1a (+)となる幼弱なT細胞に陽性となった。B1型やB2型胸腺腫における腫瘍性上皮細胞においてはEMX2の発現は見られなかったが、A型胸腺腫および胸腺癌では弱い陽性像が認められた。B3型胸腺腫については明瞭な陽性を示す細胞が散在性に認められた。腫瘍の進展により幼弱化を来した可能性があるが、胸腺癌症例において強陽性像がないことから一元的な説明は困難であった。EMX2は胸腺の幼弱なT細胞に陽性であり、幼弱なT細胞のマーカーとなり得ると考えられた。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
正常胸腺および胸腺腫におけるEMX2-WNT経路の免疫組織化学的検討
正常胸腺和胸腺瘤中 EMX2-WNT 通路的免疫组织化学检查
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[松尾光浩, 横山悟, 早川芳浩, 許田典男]
通讯作者:
許田典男