絞扼性神経障害に関与するT細胞サブセットの同定と神経ペプチド による治療法の開発
絞扼性神経障害に関与するT細胞サブセットの同定と神経ペプチド による治療法の開発
批准号:
21K09308
负责人:
高相 晶士
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
昨年度の研究成果からラット絞扼性末梢神経障害モデル(Chronic constriction injury ,CCI)の坐骨神経内にT細胞の動員が起こること、除圧することによりT細胞の減少と疼痛閾値の改善が起こることを明らかにしてきた。しかしながら、増加するT細胞の表現型とその役割は不明であった。本研究では、T細胞欠失マウスをもちいて絞扼性神経障害モデルにおけるT細胞の役割を検討した。T細胞欠損マウス(RAG2-KO)と野生型マウスの右坐骨神経を 9-0 nylon で 3 カ所結紮し CCI モデルを作成した。CCI作製 7, 14日後に坐骨神経を採取後、フローサイトメトリーを用いてCD3, CD4, CD8 陽性細胞の割合を検討した。また、リアルタイムPCRを用いてCCI作成3,5,7,14日後の坐骨神経におけるCD86,CD206,F4/80,IL-6,IL-17,TNF-αの発現を検討した。CCI後7.14日後において野生型マウスの坐骨神経におけるCD3+CD8+細胞の割合が上昇した。一方、RAG-2 KOマウスではCD3+細胞は認められなかった。RAG-2 KOマウスにおけるマクロファージマーカー F4/80, M2 マクロファージマーカーCD206の発現は野生型マウスに比べ有意に高かった。CD8陽性T細胞はSchwann 細胞における TNF-α産生の増加や末梢神経障害に関与することが報告されている。T細胞の欠失により、M2マクロファージが増加したことから、CD8 T細胞はマクロファージの極性化に関与している可能性が示唆された。M2 マクロファージは抗炎症サイトカインや成長因子産生を介して末梢神経の修復過程に関与することが報告されいている。CD8陽性T細胞は絞扼性神経障害における治療ターゲットになる可能性が示唆された。
英文摘要
昨年度の研究成果からラット絞扼性末梢神経障害モデル(Chronic constriction injury ,CCI)の坐骨神経内にT細胞の動員が起こること、除圧することによりT細胞の減少と疼痛閾値の改善が起こることを明らかにしてきた。しかしながら、増加するT細胞の表現型とその役割は不明であった。本研究では、T細胞欠失マウスをもちいて絞扼性神経障害モデルにおけるT細胞の役割を検討した。T細胞欠損マウス(RAG2-KO)と野生型マウスの右坐骨神経を 9-0 nylon で 3 カ所結紮し CCI モデルを作成した。CCI作製 7, 14日後に坐骨神経を採取後、フローサイトメトリーを用いてCD3, CD4, CD8 陽性細胞の割合を検討した。また、リアルタイムPCRを用いてCCI作成3,5,7,14日後の坐骨神経におけるCD86,CD206,F4/80,IL-6,IL-17,TNF-αの発現を検討した。CCI後7.14日後において野生型マウスの坐骨神経におけるCD3+CD8+細胞の割合が上昇した。一方、RAG-2 KOマウスではCD3+細胞は認められなかった。RAG-2 KOマウスにおけるマクロファージマーカー F4/80, M2 マクロファージマーカーCD206の発現は野生型マウスに比べ有意に高かった。CD8陽性T細胞はSchwann 細胞における TNF-α産生の増加や末梢神経障害に関与することが報告されている。T細胞の欠失により、M2マクロファージが増加したことから、CD8 T細胞はマクロファージの極性化に関与している可能性が示唆された。M2 マクロファージは抗炎症サイトカインや成長因子産生を介して末梢神経の修復過程に関与することが報告されいている。CD8陽性T細胞は絞扼性神経障害における治療ターゲットになる可能性が示唆された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
末梢神経障害におけるV-set and transmembrane domain containing 4の役割の検討
V-set 和包含 4 的跨膜结构域在周围神经病变中的作用的检查
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[横関雄司, 内田健太郎, 向井務晃, 迎学, 井上玄, 宮城正行, 高相晶士]
通讯作者:
高相晶士
DOI:
10.1002/jor.25280
发表时间:
2022
期刊:
J Orthop Res
影响因子:
2.8
作者:
[Mukai M, Uchida K, Inoue G, Satoh M, Miyagi M, Yokozeki Y, Hirosawa N, Matsuura Y, Ohtori S, Takaso M]
通讯作者:
Takaso M
MAIT細胞に着眼した変形性関節症病態の性差の解明
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批准号:24K12426
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:高相 晶士
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依托单位:
海外基金