口内法デジタルX線撮影検出器を応用した原子力利用における漏洩放射能検出システム

采用口内数字X射线摄影探测器的核电泄漏放射性检测系统

• 批准号: 21K10115
• 负责人: 吉田 みどり
• 金额: $ 2.41万
• 依托单位: The University of Tokushima
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K10115/
• 关键词: イメージングプレート; 口内法X線撮影; 放射能; セシウム

福島原子力発電所事故後に汚染した福島県の土壌に含まれる放射性同位元素（放射性セシウム）から放出される低放射線を検出するためのシステムを考案した。穴の開いた50円硬貨を歯科用イメージングプレート上に置き、その上に放射性セシウムで汚染された土壌を含む容器を置いた。一定期間（1～30日）の暴露後、アルミ階段を用いて暴露されたイメージングプレートに低線量のX線を照射すること（X線後照射システム）で、イメージングプレートの感度が高い所を有効に利用し検出能の向上を図った。標準試料（表面線量率0.44μSv）を用いて、そのシステムの有無による低放射能の検出期間を比較した。また、放射能量を変化させて検出期間と総線量との関係を評価した。評価法は放射線防護の監督者2人が、放射能が検出されたかどうかで判断した。X線の後照射を行わない標準試料の検出期間は、約25～30日だった。後照射により検出時間が40時間（約1/15）に短縮された。放射能量の増加に伴い検出期間は短くなったが、総被ばく線量（放射能量*日数）は14.4～18.7μSvと変わらず、極低線量の検出が可能になった。結論としては、放射性セシウムからの微量線量（γ線とβ線）により、一定期間放射能にさらされた歯科用イメージングプレートは、その後アルミ階段とともに適切な量のX線を後照射する方法で、短い期間で検出できることが示された。このことから、全国の歯科医院を結集して大規模な放射能検出システムを構築することができると考えられた。

A case study of radioactive isotopes in the soil of Fukushima Prefecture after the Fukushima nuclear power plant accident 50 ° C hard goods for dental use. After exposure for a certain period (1~30 days), the exposure phase is used to reduce the exposure time, the exposure time is low, the X-ray exposure time is high, and the sensitivity of the exposure time is high. Standard sample (surface linear ratio 0.44μSv) is used for comparison of the detection period of low radioactivity with the presence or absence of system parameters. The relationship between the radiation energy and the emission time is evaluated. The evaluation method is to monitor the radiation protection of 2 people, radiation detection is not to judge. The detection period of standard samples after X-ray irradiation is about 25~30 days. After irradiation, the detection time was shortened to 40 times (about 1/15). The radiation energy increases with the detection period, and the radiation amount (radiation energy * days) is 14.4~18.7μSv, and the detection period is very low. Conclusion: The method of radiation detection in a short period of time is shown in this paper, which is based on the trace amount of radiation (γ-ray and β-ray) in the radiation field. This is the first time that dental hospitals in China have been integrated into large-scale radioactive energy production systems.

项目成果

デジタル口内法X線撮影検出器（イメージングプレート）を応用した低放射能検出システムの開発

使用数字口腔内X射线成像检测器（成像板）开发低放射性检测系统

• 发表时间: 2023
• 期刊: 歯科放射線
• 作者: 西山今日子;稲葉裕明;濱田正和;吉田翔;仲野道代;市村典久，藤尾正人，上嶋伸知，山口聡，山本憲幸，日比英晴;木村直大，吉岡幸男，檜垣美蕾，濱田充子，浜名智昭，小泉浩一，谷亮治，虎谷茂昭，柳本惣市;秋田和也，福田直志，髙丸菜都美，工藤隆治，工藤景子，栗尾奈愛，高橋章，宮本洋二;吉田みどり，誉田栄一，前田直樹，水頭英樹，阪間 稔，細木秀彦
• 通讯作者: 吉田みどり，誉田栄一，前田直樹，水頭英樹，阪間 稔，細木秀彦

歯学部新入生における放射線に対する理解度とリスク認識の変遷

牙科学校新生对辐射理解和风险意识的变化

• 发表时间: 2021
• 作者: 吉田みどり;阪間稔;岸本卓大;水頭英樹;前田直樹;細木秀彦;誉田栄一
• 通讯作者: 誉田栄一

口内法デジタルX線撮影検出器を用いた放射性セシウム検出システム

使用口内数字X射线摄影探测器的放射性铯检测系统

• 发表时间: 2022
• 作者: Yamaguchi Satoshi;Kaminogo Kento;Tokura Tatsuya;Kimura Hiroyuki;Kishi Shinichi;Yamamoto Noriyuki;Ichimura Norihisa;Toyama Naoto;Koma Yoshiro;Kouyama Naoka;Ozaki Norio;Hibi Hideharu;吉田みどり，細木秀彦，前田直樹，水頭英樹，誉田栄一，阪間 稔
• 通讯作者: 吉田みどり，細木秀彦，前田直樹，水頭英樹，誉田栄一，阪間 稔

日本の歯科学生とインドネシアの歯科学生・歯科衛生士学生における放射線に対する理解度とリスク認識との関係

日本牙科学生与印尼牙科学生/牙科卫生员学生对辐射的了解程度与风险意识的关系

• 发表时间: 2021
• 作者: 吉田みどり;Ryna Dwi Yanuaryska;Rurie Raina Shantiningsih;吉原穂積;岸本卓大;前田直樹;細木秀彦;Munakhir Mudjosemedi;誉田栄一
• 通讯作者: 誉田栄一