皮膚バリア機能における表皮内浸透圧の役割の解明とスキンケアへの応用
皮膚バリア機能における表皮内浸透圧の役割の解明とスキンケアへの応用
批准号:
20K10672
负责人:
加茂 敦子
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
健常皮膚では、皮脂や角質層、細胞間脂質などにより皮膚バリアが構成され、身体の内と外の水分移動が制御されている。しかし、皮膚バリア機能が低下すると水分移動が容易となり、表皮内のホメオスタシスが崩れると考えられる。本研究では表皮内のホメオスタシスを規定する因子として表皮内浸透圧に着目し皮膚バリア機能との関連を解析している。ドライスキンは皮膚バリア機能の低下に関連して認められることから、表皮内浸透圧の変動が起こると考えられる。これまで、アセトン処理により皮脂を除去して作製する急性ドライスキンモデルマウスの皮膚において、皮膚バリア破壊24時間後にTransient receptor potential vanilloid4発現の増加を確認した。また、アセトンージエチルエーテル(AE)と水(W)により作製する慢性ドライスキンモデルマウス皮膚では、Aquaporin3(AQP3)、Taurine transporter、フィラグリン(FLG)の発現増加を認めた。これらはいずれも高浸透圧調節培地で培養した培養ヒト表皮角化細胞においてmRNA発現の増加が認められたことから、皮膚バリア機能の低下に伴い、表皮内は高浸透圧となっていることが考えられた。一方で、ドライスキンの特徴が認められる加齢マウスの皮膚を用いた免疫染色の結果、加齢マウスの皮膚では若齢マウスの皮膚と比較してAQP3、FLG発現の低下が認められた。今後、他の皮膚バリア機能に関する分子の発現についても解析を進めていく予定である。浸透圧刺激の直接的な皮膚バリア機能への影響を確認するため、培養ヒト表皮角化細胞に対する浸透圧刺激が皮膚バリアの指標である経上皮電気抵抗(TER)に与える影響を検討したいと考えており、引き続きこの実験系の確立を目指す。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Effects of Kakato-tsurutsuru socks on dry heels in healthy volunteer subjects.
Kakato-tsurutsuru 袜子对健康志愿者受试者脚跟干燥的影响。
DOI:
10.1111/1346-8138.15235
发表时间:
2020
期刊:
J Dermatol.
影响因子:
--
作者:
[Kamo A, Umehara Y, Negi O, Iwata M, Kamata Y, Suga Y, Ogawa H, Tominaga M, Takamori K.]
通讯作者:
Takamori K.
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