海外帰国者の日本語の管理から考える言語リソースとしての日本語習得研究
海外帰国者の日本語の管理から考える言語リソースとしての日本語習得研究
批准号:
20K13083
负责人:
今 千春
金额:
$2.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
本研究は、外国人移住者のうち、日本と自国あるいは第三国とを行き来する海外帰国者の日本語習得と日本語使用に注目するものである。現在、日本ではさまざまな外国人コミュニティが形成されているが、本研究ではもっとも代表的な外国人コミュニティの一つである在日済州人コミュニティに焦点を当て、かれらが日本語をどのように習得し、言語リソースとして管理しているかを明らかにすることを目的としている。研究期間の3年目にあたる令和4年度は、日本から帰国した若年層の韓国人に焦点を当て、在日済州人との比較検証を行った。彼らと在日済州人との違いは、①在日韓国人のコミュニティへの接点が少ないこと、②来日前に日本語学習を行っていること、③20代が中心の若い世代であることである。それによって、日本語の管理の特徴も異なっていた。在日済州人の場合、日本語は自然習得で、日本人とのコミュニケーションをとり、ネットワークを作るためのものであり、帰国後の日本語使用の機会は少ない傾向にあった。それに対し、今回調査した韓国人の場合、幼い頃から日本や日本語との接触機会が多く身近なものであったという点は在日済州人と共通しているが、かれらの日本語習得は、主に社会参加に必要なリテラシー能力やコミュニケーション・ツールの管理として作用していた。また、在日コミュニティへの参加はないものの、来日前から日本人ネットワークを形成しており、来日中から帰国後も維持されていた。さらに、日本からの帰国後に第三国に渡るケースも見られ、「移動のプロセスにある人」としての側面が顕著になっていた。以上の結果は、「多言語社会と言語問題シンポジウム2022-2023」(言語管理研究会、2023年3月26日)にて口頭発表された。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外帰国者の日本語使用と言語管理:日本から帰国した韓国人の事例
归国人员的日语使用与语言管理——以韩国归国人员为例
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[竹井 光子, 横田 和子, 藤 美帆, 佐藤 敏洋, Masatoshi Honda, 今千春]
通讯作者:
今千春
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