匈奴-サルマート期の編年確立を目的とするエニセイ川上流域の中国系文物の調査
匈奴-サルマート期の編年確立を目的とするエニセイ川上流域の中国系文物の調査
批准号:
20K13230
负责人:
大谷 育恵
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
2022年年末には、コロナ後の調査研究の再開を目指して、ロシア側と連絡を取っていた。該当地域のコロナ禍期間中のニュースとしては、エニセイ川流域のタシュティク文化の遺跡として有名なオグラフティ遺跡の新たな発掘をエルミタージュ美術館が実施し、その報告が刊行されたことがあった。放射性炭素年代測定も新たな発掘に基づいて実施されていたので、(1)エニセイ川流域とその上流部にあたるサヤン地域、(2)それに隣接するアルタイ地域の匈奴-サルマート期の遺跡とその放射性炭素年代測定結果を集成して検討した。オグラフティ遺跡などタシュティク文化の遺跡から出土した中国系文物の現地調査を2023年春から実施予定であったが、これについては侵攻の継続により実施しなかった。しかしながら、上述の検討と資料集成の結果、マルケロフ・ミスⅡ遺跡出土資料に対して実施する予定で進めていた放射性炭素年代測定については、侵攻開始前に試料が発送されていたため受領し、測定を実施した。比較的近年、ノヴォシビルスク国立大学とハカス国立大学はタシュティク文化の遺跡を発掘調査し、『ハカス-ミヌシンスク地区のタシュティク遺跡』(2007年)という報告書を刊行していたので、調査者らと連絡をとり、マルケロフ・ミスⅡ遺跡を測定候補に絞り込んだ。この遺跡は規模においても10mを越える大墓から小型墓、埋葬遺構においてもいわゆるタシュティク文化を代表する石築古墳から段列状の石築埋葬施設の墓など多様な要素が混在する墓地であったため、測定例がなかったタイプの埋葬遺構に対して測定を実施し、各種構造の埋葬遺構が同一年代のものかどうかを検証した。放射性炭素年代測定を実施例を増やし、その結果を中国系文物の再整理から導き出される年代と比較するのが本研究の目的であるが、後者の現地調査ができないため前者の段階で止まってしまった。
英文摘要
2022年年末には、コロナ後の調査研究の再開を目指して、ロシア側と連絡を取っていた。該当地域のコロナ禍期間中のニュースとしては、エニセイ川流域のタシュティク文化の遺跡として有名なオグラフティ遺跡の新たな発掘をエルミタージュ美術館が実施し、その報告が刊行されたことがあった。放射性炭素年代測定も新たな発掘に基づいて実施されていたので、(1)エニセイ川流域とその上流部にあたるサヤン地域、(2)それに隣接するアルタイ地域の匈奴-サルマート期の遺跡とその放射性炭素年代測定結果を集成して検討した。オグラフティ遺跡などタシュティク文化の遺跡から出土した中国系文物の現地調査を2023年春から実施予定であったが、これについては侵攻の継続により実施しなかった。しかしながら、上述の検討と資料集成の結果、マルケロフ・ミスⅡ遺跡出土資料に対して実施する予定で進めていた放射性炭素年代測定については、侵攻開始前に試料が発送されていたため受領し、測定を実施した。比較的近年、ノヴォシビルスク国立大学とハカス国立大学はタシュティク文化の遺跡を発掘調査し、『ハカス-ミヌシンスク地区のタシュティク遺跡』(2007年)という報告書を刊行していたので、調査者らと連絡をとり、マルケロフ・ミスⅡ遺跡を測定候補に絞り込んだ。この遺跡は規模においても10mを越える大墓から小型墓、埋葬遺構においてもいわゆるタシュティク文化を代表する石築古墳から段列状の石築埋葬施設の墓など多様な要素が混在する墓地であったため、測定例がなかったタイプの埋葬遺構に対して測定を実施し、各種構造の埋葬遺構が同一年代のものかどうかを検証した。放射性炭素年代測定を実施例を増やし、その結果を中国系文物の再整理から導き出される年代と比較するのが本研究の目的であるが、後者の現地調査ができないため前者の段階で止まってしまった。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Metallic chin-straps and neck ornaments newly discovered in Mongolia: The materials of the Migration period on the Mongolian plateau
蒙古新发现的金属下巴带和颈饰:蒙古高原迁徙时期的材料
DOI:
10.24517/00061892
发表时间:
2021
期刊:
金大考古 = The Archaeological Journal of Kanazawa University
影响因子:
--
作者:
[白石哲也, 藤田三郎, 柴田将幹, 堀内晶子, 宮内信雄, 吉田邦夫, 宮田佳樹, 角道亮介, 福永将大, Noriko TSUJIKAWA, 岩越陽平, 高椋浩史・米元史織, 大谷育恵]
通讯作者:
大谷育恵
疆外出土中国鏡集成(1)-モンゴル国ならびにザバイカル地域[ 第2版]
境外中国镜子收藏(一)——蒙古及后贝加尔地区【第二版】
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
金沢大学考古学紀要
影响因子:
--
作者:
[白石哲也, 藤田三郎, 柴田将幹, 堀内晶子, 宮内信雄, 吉田邦夫, 宮田佳樹, 福永将大, 岩越陽平, 大谷 育恵]
通讯作者:
大谷 育恵
崖葬墓調査の進展
墓葬调查进展
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
金大考古
影响因子:
--
作者:
[フロセル・サバテ著, 阿部 俊大監訳, 久米順子・亀谷学・向井伸哉・内村俊太・黒田祐我・中嶋耕大・久木正雄訳, 金井拓人・保坂康夫・一之瀬敬一, 角道亮介, 岩瀬彬, 高椋浩史・米元史織・足立達朗・中野伸彦・小山内康人, Shiroishi Tetsuya, 大谷育恵]
通讯作者:
大谷育恵
遊牧国家・匈奴と漢のあいだ:近年の匈奴考古学の成果を中心に
游牧的匈奴与汉朝之间:以近代匈奴考古成果为中心
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[白石哲也, 藤田三郎, 柴田将幹, 堀内晶子, 宮内信雄, 吉田邦夫, 宮田佳樹, 福永将大, 岩越陽平, 大谷 育恵, 岩瀬 彬, 辻河典子, 角道亮介, 白石哲也,宮田佳樹, 岩越陽平, 福永将大, 大谷育恵]
通讯作者:
大谷育恵
Chinese artifacts as a time scale: In the case of Xiongnu
中国文物的时间尺度:以匈奴为例
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
Мультидисциплинарные исследования в археологии
影响因子:
--
作者:
[バーバラ・H.ローゼンワイン, リッカルド・クリスティアーニ, 伊東 剛史, 森田 直子, 小田原 琳, 舘 葉月, 福永将大, OTANI Ikue]
通讯作者:
OTANI Ikue
共 6 条
匈奴大型墓の出現年代解明-大型墓から出土した中国系文物の調査
-
批准号:17J08881
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.58万
-
财政年份:2017
-
负责人:大谷 育恵
-
依托单位: