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「保育の質」確保・向上のための音環境整備に関する研究

改善声环境保障和提高托育质量研究

基本信息

批准号：
20K13943
负责人：
藤尾かの子
金额：
$ 1.75万
依托单位：
Elisabeth University of Music
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、モンテッソーリ教育を導入している幼稚園・保育園・認定こども園に焦点を当て、保育者への音環境に対する質問紙調査及びモンテッソーリ園でのフィールドワークを通して、保育の音環境の具体的な性質を明らかにし、わが国に適用可能な保育の音環境における評価スケールを作成することが目的である。今年度は、東京都内のモンテッソーリ教育のA幼稚園を対象として、1ヶ月に1回程度の頻度で、保育の騒音測定及び非参与観察を実施した。加えて、教諭らの保育の音環境に対する考え及びモンテッソーリ教育観が、実際の保育の場面、とりわけ音楽のリズム活動にどのように反映されているのか、騒音測定及び観察の結果と照合することによって考察した。音楽活動に焦点を当てた理由としては、保育現場での音楽活動は騒音環境に陥りやすい傾向が見られるためである。それらの一部の成果を学会・論文で発表した。教諭らへのインタビュー調査の分析から、保育に対する教諭の基本的な姿勢として、個々の幼児に寄り添うことを主軸としていることが分かった。その上で、教諭らはある程度の静けさの保たれた保育環境で幼児が生活することを重視していた。さらに、静かな環境は、幼児が音楽をする上での集中力や聴取力の向上に役立つとも、教諭らは考えていた。騒音測定の結果は、リズム活動時における等価騒音が56－71dBで変動しており、その平均値は67dBであった。この数値は、多くの幼稚園における騒音調査と比較して静かな環境が保たれていると言える。活動中の教諭の会話は、ボリュームが押さえられた穏やかな声量であった。一方、幼児側には、活動に期待感を抱きながらも集中して取り組み、落ち着きのある姿が見られた。これらを踏まえて、モンテッソーリ教育法の理念と方法に基づく教諭らの保育のあり方が、結果として、A幼稚園の自然発生的な静けさの生起に影響していることが明らかになった。

This study aims to investigate the introduction of environmental protection education in kindergartens, nurseries, and kindergartens, and to establish a questionnaire on the focus of environmental protection and the specific nature of environmental protection and the possible application of environmental protection to the country. This year, the Tokyo Metropolitan Government has implemented a series of measures to improve the quality of education in kindergartens, such as monitoring the frequency of visits, monitoring the quality of education, and monitoring the quality of education. The results of the study on environmental protection, environmental The reason for the activity is to preserve the site and the environment. A part of the achievements of the society was published. The basic principles of teaching and research, conservation and education are as follows: The importance of protecting the environment and children's lives is emphasized. The environment is quiet, the sound is young, the concentration is strong, the force is strong, and the teaching is strong. The results of the tone measurement are: 56-71dB, average 67dB. The number of children in kindergarten is higher than that of children. In the event, the teaching session is open, and the sound volume is high. A party, a child's side, a sense of anticipation, a sense of concentration, a sense of movement, a sense of movement, a sense of movement. The concept and method of education law are based on the principle of education, conservation and results. The natural occurrence of kindergarten is affected by the development of education law.

项目成果

期刊论文数量（7）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

保育の音環境にモンテッソーリ教育法が与える影響－A 幼稚園の教諭へのインタビュー調査・騒音測定・リズム活動の観察を通して－

蒙特梭利教育法对幼儿声环境的影响 - 通过幼儿园老师访谈、噪音测量、节奏活动观察 -

DOI：
发表时间：
2023
期刊：
教育学研究紀要（CD-ROM版）
影响因子：
0
作者：
Nishimura Tomoko;Takahashi Nagahide;Okumura Akemi;Harada Taeko;Iwabuchi Toshiki;Nakayasu Chikako;Rahman Mohammad Shafiur;Uchiyama Satoshi;Wakuta Manabu;Nomura Yoko;Takei Nori;Senju Atsushi;Tsuchiya Kenji J.;藤尾かの子
通讯作者：
藤尾かの子

モンテッソーリ教育における「静粛の練習」の今日的意義

蒙特梭利教育中“安静练习”的当今意义

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
橋本かほる;竹内惠子;津田明美;鈴木瞬;後藤正矢;藤尾かの子
通讯作者：
藤尾かの子

保育者の音環境に対する意識と音楽表現観－保育者への半構造化インタビューと年中児の歌唱活動の分析を通して－

保育员对声音环境的认知及对音乐表达的看法 - 通过对保育员的半结构化访谈及中学生歌唱活动分析 -

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
Kato Takeo;Nishimura Tomoko;Takahashi Nagahide;Harada Taeko;Okumura Akemi;Iwabuchi Toshiki;Nomura Yoko;Senju Atsushi;Tsuchiya Kenji J.;Takei Nori;鈴木瞬;進藤将敏;藤尾かの子
通讯作者：
藤尾かの子

モンテッソーリ教育における「静粛の練習」の今日的意義－全国のモンテッソーリ園の保育者を対象としたアンケート調査を通して－

“安静练习”在蒙台梭利教育中的当今意义——通过对全国蒙台梭利学校保育人员的问卷调查——