記憶を”あいまい”にする神経基盤の解明:記憶エングラム細胞への抑制性入力
記憶を”あいまい”にする神経基盤の解明:記憶エングラム細胞への抑制性入力
批准号:
20K15932
负责人:
小林 曉吾
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
時空間情報(いつ、どこで)に関連した記憶・学習の成立には、脳海馬が深く関与することが知られてる。しかしながら、海馬神経細胞の活動パターンは、時間経過や外部刺激入力によって大きく活動状態が変化することが先行研究により明らかにされている。この知見は、海馬神経細胞の全体レベルにおける時空間情報コーディングはとても動的であり、ある意味では安定性を欠く”あいまい”なものであることを示唆している。海馬における情報コーディングの安定性・曖昧さに寄与する神経基盤の解明を目的として、記憶エングラム細胞と、記憶エングラム細胞に神経入力する抑制性細胞の可視化を実施した。レポーター遺伝子で標識されたそれぞれの細胞の数をカウントしたところ、(1)「記憶エングラム細胞」として標識される細胞の数は、マウスを飼育ケージ内に静置していたコントロール群よりも、条件付けチャンバーに暴露した実験群においてより多い傾向があった。また同様に、(2)「そのエングラム細胞に投射する抑制性細胞」として標識される細胞の数も、飼育ケージコントロール群よりも、条件付けチャンバー実験群において増大する傾向が観察された。続いて、「記憶エングラム細胞」と「その記憶エングラム細胞に投射する抑制性細胞」としてレポーター遺伝子で標識されたそれぞれの細胞の種類について免疫組織化学染色法を用いて同定を行ったところ、(1)「記憶エングラム細胞」として標識される細胞の種類は、ほぼ全てが興奮性細胞であった。一方で、(2)「その記憶エングラム細胞に投射する抑制性細胞」として標識される細胞の種類は、複数種類の細胞タイプが検出された。続いて、記憶エングラム細胞の神経活動をカルシウムイメージング法により計測した。現在までに計8個体のマウスCA1領域から約200個の記憶エングラム細胞および約2,100個の非記憶エングラム細胞の活動計測に成功している。
英文摘要
時空間情報(いつ、どこで)に関連した記憶・学習の成立には、脳海馬が深く関与することが知られてる。しかしながら、海馬神経細胞の活動パターンは、時間経過や外部刺激入力によって大きく活動状態が変化することが先行研究により明らかにされている。この知見は、海馬神経細胞の全体レベルにおける時空間情報コーディングはとても動的であり、ある意味では安定性を欠く”あいまい”なものであることを示唆している。海馬における情報コーディングの安定性・曖昧さに寄与する神経基盤の解明を目的として、記憶エングラム細胞と、記憶エングラム細胞に神経入力する抑制性細胞の可視化を実施した。レポーター遺伝子で標識されたそれぞれの細胞の数をカウントしたところ、(1)「記憶エングラム細胞」として標識される細胞の数は、マウスを飼育ケージ内に静置していたコントロール群よりも、条件付けチャンバーに暴露した実験群においてより多い傾向があった。また同様に、(2)「そのエングラム細胞に投射する抑制性細胞」として標識される細胞の数も、飼育ケージコントロール群よりも、条件付けチャンバー実験群において増大する傾向が観察された。続いて、「記憶エングラム細胞」と「その記憶エングラム細胞に投射する抑制性細胞」としてレポーター遺伝子で標識されたそれぞれの細胞の種類について免疫組織化学染色法を用いて同定を行ったところ、(1)「記憶エングラム細胞」として標識される細胞の種類は、ほぼ全てが興奮性細胞であった。一方で、(2)「その記憶エングラム細胞に投射する抑制性細胞」として標識される細胞の種類は、複数種類の細胞タイプが検出された。続いて、記憶エングラム細胞の神経活動をカルシウムイメージング法により計測した。現在までに計8個体のマウスCA1領域から約200個の記憶エングラム細胞および約2,100個の非記憶エングラム細胞の活動計測に成功している。
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Zenode: MATLAB code used in Cell Reports (2023)
Zenode:Cell Reports 中使用的 MATLAB 代码 (2023)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.1016/j.celrep.2022.111989
发表时间:
2023-01-11
期刊:
CELL REPORTS
影响因子:
8.8
作者:
[Kobayashi, Kyogo S., Matsuo, Naoki]
通讯作者:
Matsuo, Naoki
Calcium imaging of mouse hippocampal CA1 cells during a contextual fear conditioning paradigm
情境恐惧条件反射范式中小鼠海马 CA1 细胞的钙成像
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kyogo Kobayashi, Kaito Takashima, Jun-nosuke Teramae, Naoki Matsuo]
通讯作者:
Naoki Matsuo
GitHub: MATLAB code used in Cell Reports (2023)
GitHub:Cell Reports 中使用的 MATLAB 代码 (2023)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
環境・場所・記憶を担う細胞の同時活動計測と特徴抽出による環境認知の細胞基盤の解明
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批准号:24K02064
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.81万
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财政年份:2024
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负责人:小林 曉吾
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依托单位:
記憶の特異性を制御する神経メカニズムの解明
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批准号:17J03098
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2017
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负责人:小林 曉吾
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依托单位:
線虫の温度受容細胞AFDニューロンにおける記憶形成分子メカニズムの解明
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批准号:11J05154
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2011
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负责人:小林 曉吾
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依托单位:
海外基金