流産モデルマウスにおける免疫機構の解明と不育症による流産に対する新規治療法の開発

阐明流产模型小鼠的免疫机制并开发治疗不孕流产的新疗法

• 批准号: 20K18163
• 负责人: 北野 裕子
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Mie University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2023-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K18163/
• 关键词: 流産モデルマウス; Th1/Th2バランス説; 抗炎症性サイトカイン; マクロファージ; Th1/Th2比; M1 macrophage; M2 macrophage

近年の不妊患者増加にも関わらず、子宮内に胚移植した後の着床不全や不育症に対する治療法に改善が乏しいため、体外受精による妊娠率は30%程度に止まっている。そこで本研究ではTh1/Th2バランス説に基づいて流産モデルマウスを用いた動物実験を実施して、子宮内膜環境に抗炎症因子 (MCP-1、sSiglec-9) を導入すると、macrophageがM1型からM2型に誘導され、Th1/Th2細胞数比がTh1 < Th2に導かれることによって、受精卵の着床ならびに妊娠の成立と維持に有利に作用することを証明する。本研究は受精卵の着床不全や不育症に対する新規治療法を開発するための橋渡し的研究に位置付けられる。初年度は流産モデルの再現性を確認し、流産率は30-40％と予想通りであった。しかしながら、交配による実験系では交配が掛からないなどの不確定要素があり、計画通りに進まない事が判明した。そこで現在、体外授精-胚移植系の確立を目指し、体外授精系については構築した。

In recent years, there has been an increase in the number of pregnant women, and the treatment of incomplete implantation after intrauterine embryo transfer has improved the pregnancy rate by 30%. In this study, we demonstrated that Th1/Th2 ratio is essential for the development of abortion in animals, that anti-inflammatory factors (MCP-1, sSiglec-9) are introduced into the endometrial environment, that macrophage is induced from M1 to M2, that Th1/Th2 cell ratio is induced from Th1 to Th2, and that implantation, establishment and maintenance of fertilized eggs are beneficial to pregnancy. This study is aimed at developing a new treatment for incomplete implantation and infertility. In the first year, the reproducibility of abortion was confirmed, and the abortion rate was 30-40%. For example, if you want to make a decision, you can make a decision. In vitro fertilization-embryo transfer system establishment, in vitro fertilization system construction

项目成果

胚移植前の経膣的黄体ホルモン製剤投与が妊娠予後に与える影響について

胚胎移植前阴道注射黄体酮对妊娠预后的影响

• 发表时间: 2020
• 作者: 阪本 美登;前沢 忠志;榎本 紗也子;榎本 尚助;二井 理文;北野 裕子;武内 大輝;渡邉 純子;西岡 美喜子;高山 恵里奈;池田 智 明
• 通讯作者: 池田 智 明

精子運動解析装置「Lens Hooke」を用いた精子の評価および受精・発生率との関連性

使用精子活力分析仪“Lens Hooke”评估精子及其与受精和发病率的关系

• 发表时间: 2020
• 作者: 植村 碧;寺田 堅斗;武内 大輝;東本 誠也;福井 愛実;前沢 忠志;高山 恵里奈;西岡 美喜子;渡邉 純子;二井 理文;北野 裕子; 阪本 美登;池田 智明
• 通讯作者: 池田 智明

ZyMotによる選別で精子DNA fragmentationは低減する

ZyMot 选择减少精子 DNA 碎片

• 发表时间: 2020
• 作者: 武内 大輝;寺田 堅斗;前沢 忠志;高山 恵里奈;西岡 美喜子;渡邉 純子;北野 裕子;阪本 美登;東本 誠也;真柄 栄梨;福井 愛 実;寺澤 紗也香;立花 亮太;植村 碧;池田 智明
• 通讯作者: 池田 智明

卵胞期刺激採卵と黄体期刺激採卵の体外授精における成績の比較

卵泡期促排卵与黄体期促排卵体外受精结果比较

• 发表时间: 2020
• 作者: 高山 恵里奈;前沢 忠志;阪本 美登;北野 裕子;二井 理文;西岡 美喜子;渡邉 純子;武内 大輝;池田 智明
• 通讯作者: 池田 智明

当院における密度勾配遠心法に使用する調整試薬の比較

我院密度梯度离心制备试剂比较

• 发表时间: 2020
• 作者: 福井 愛実;寺田 堅斗;武内 大輝;前沢 忠志;高山 恵里奈;西岡 美喜子;渡邉 純子;北野 裕子;阪本 美登;池田 智明
• 通讯作者: 池田 智明