国際比較に基づく日本の総力戦体制の全体像の解明（1918-1945）

基于国际比较厘清日本全面战争体系的整体图景（1918-1945）

• 批准号: 21H00681
• 负责人: 森 靖夫
• 金额: $ 7.65万
• 依托单位: Doshisha University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21H00681/
• 关键词: 総力戦体制; 国家総動員; 戦時体制; ファシズム; 産業動員; 捕虜; 国民動員; 治安体制; 国際比較

本研究は、第一次世界大戦後から太平洋戦争終結に至る日本の「総力戦体制」の全体像を、国際比較の視座に立脚して明らかにすることを目的とする。従来日本の「総力戦体制」はその形成期からドイツ軍国主義の影響を色濃く受けてきたことが盛んに強調されてきた。だが、そうした主張は必ずしも、ドイツのみならず、英・米・仏などのそれと十分な比較を行った上でなされてきたわけではない。そこで本研究は、各専門分野で国際比較研究に従事してきた研究者を結集し、日本の「総力戦体制」を産業動員、国民動員、治安体制、捕虜政策といった視角から包括的かつ多面的に分析し、その全体像の解明に迫る。総力戦体制の比較研究が進んでいる海外においては、欧米中心に分析される傾向が強く、よって本研究が海外の研究に及ぼすインパクトや意義は極めて大きい。2022年度は第1回研究会を6月25日に同志社大学で開催し、研究分担者である萩原と玉木がそれぞれ研究報告を行った。海外の視点をとりいれるべく、Mahon Murphy氏にも参加してもらい、議論に加わってもらった。続いて、第2回研究会は9月24日にオンラインで開催し、研究分担者である奈良岡、研究協力者である鈴木がそれぞれ研究報告を行った。更に第3回研究会を3月2～3日の2日間にわたり呉大和ミュージアムで実施した。研究報告は、森、小林、宮下が行った（Mahon Murphy氏も議論に参加）。以上により、2022年度は分担者全員が研究報告をしたことになる。以上は最終年度にむけた研究報告であったが、同時に出版社を決定し、編集担当者に第3回研究会へ参加してもらい、論文集作成の準備を進めた。各分担者の研究の成果の一部はすでに学術雑誌等で公表されている。

这项研究旨在根据国际比较的观点，阐明日本第一次世界大战后直到太平洋战争结束之前始于太平洋战争结束的整体情况。人们普遍强调的是，自成长年代以来，日本的“全面战争制度”受到德国军事主义的严重影响。但是，这种说法并不总是在与德国，美国，美国，法国和其他国家进行彻底比较之后。这项研究汇集了从事各个专业领域进行国际比较研究的研究人员，并从全面且多方面的角度分析了日本的“全面战争系统”，从工业动员，民族动员，安全体系和战争囚犯的角度来看，并探讨了整体情况。在对全面战争系统进行比较研究的海外国家中，主要在欧洲和美国进行了强烈的分析，因此这项研究对海外研究的影响和意义非常大。 2022年，第一个研究小组于6月25日在Doshisha大学举行，研究伙伴Hagiwara和Tamaki分别提供了研究报告。为了融合海外的观点，马洪·墨菲（Mahon Murphy）也参加了讨论并参加了讨论。接下来，第二个研究小组于9月24日在线举行，研究合作伙伴Naraoka和研究合作伙伴铃木各自提供研究报告。此外，第三次研究会议于3月2日至3日在Kure Yamato博物馆举行了两天。该研究报告是由莫里（Mori），科巴亚西（Kobayashi）和宫（Miyashita）（马洪·墨菲（Mahon Murphy）也参加了讨论）。在上述过程中，所有共享者在2022年报告了他们的研究。以上是最后一年的研究报告，但与此同时，决定出版商，并邀请编辑参加第三个研究小组，并为创建论文收集做准备。每个订户的一些研究结果已经在学术期刊上发表。

项目成果

Intercultural Contact and its Effect on the Image of “Foreigners” in Host Society: Case Study of the German POWs in Japan during WWI

跨文化接触及其对所在社会“外国人”形象的影响：第一次世界大战期间在日本的德国战俘案例研究

• 发表时间: 2021
• 作者: Smith L. Vanessa;Tarui Nori;Yamagata Takashi;Mayama Akira;Suzuki Nobu-Yuki;Katsuhiko Kajiwara
• 通讯作者: Katsuhiko Kajiwara

ベルギー大使館の歴史

比利时大使馆的历史

• 发表时间: 2021
• 作者: Healey;E;Campbell;S. Maeda;O.;Koji MIYAZAKI;小林和貴;奈良岡聰智
• 通讯作者: 奈良岡聰智

文化財の保存、活用と公開のバランス

文化财产的保存、利用和公开之间的平衡

• 发表时间: 2021
• 期刊: 公研
• 作者: 奈良岡聰智

山縣有朋の国葬に関する新聞記事について

有关山形有朋国葬的报纸文章

• 发表时间: 2022
• 期刊: 『北九州市立大学基盤教育センター紀要』
• 作者: Masaki Hata;Takeshi Iida;Yasuhiro Izumikawa;and Tongfi Kim;Hiroki Harada;中谷美穂;小林道彦
• 通讯作者: 小林道彦

『近代日本を作った105人』

“创造现代日本的105人”

• 发表时间: 2023
• 作者: 森靖夫;第13講 「国家総動員論」（263～277頁）;芹澤 成弘;Tomoya Mori and Jens Wrona;Takashi Yamagata;Ippei Fujiwara;桐原健真・井上智重・浅野美和子・松浦 玲・鈴木一策・花崎皋平・梶田明宏・小野寺龍太・竹本知行・岩倉具忠・坂野潤治・本川幹男・井上篤夫・大久保利泰・石瀧豊美・平川祐弘・岡田明憲・江種満子・和田昭允・小林道彦
• 通讯作者: 桐原健真・井上智重・浅野美和子・松浦 玲・鈴木一策・花崎皋平・梶田明宏・小野寺龍太・竹本知行・岩倉具忠・坂野潤治・本川幹男・井上篤夫・大久保利泰・石瀧豊美・平川祐弘・岡田明憲・江種満子・和田昭允・小林道彦