腸内細菌叢と生活習慣病・認知症・うつ病発症に関する地域コホート研究:久山町研究
腸内細菌叢と生活習慣病・認知症・うつ病発症に関する地域コホート研究:久山町研究
批准号:
21H03200
负责人:
二宮 利治
金额:
$11.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
超高齢社会を迎えたわが国では、生活習慣病、認知症、うつ病の増加が健康長寿を妨げる要因となっている。近年、腸内細菌叢組成が生活習慣病やメンタルヘルスに影響を及ぼすことを示唆する報告が散見される。本研究では、福岡県糟屋郡久山町の地域住民を対象とした前向きコホート研究の成績を用いて、腸内細菌叢と生活習慣病・認知症・うつ病との関係を横断的および縦断的に検討する。2022年度は、2017-2018年度に久山町生活習慣病健診を受診した65歳以上の住民のうち、糞便サンプルを収集し、頭部MRI検査を実施した775人を対象に、腸内細菌叢パターンと認知症やうつ病と関係深い脳部位の脳部位別容積との関係を検討した。まず、各腸内細菌の頻度をもとに対象者を4つのクラスタに分類したところ、クラスタ1群ではPrevotella属の割合が高く、クラスタ3群ではBifidobacterium属の割合が高く、クラスタ4群では、Megamonas属の割合が高かった。続いて、各クラスタ群と海馬容積(対 頭蓋内容積、%)の関連を検討した。統計解析には共分散分析を用いた。その結果、各クラスタ群と海馬容積(多変量調整後)の間に明らかな差を認めなかった(クラスタ1:0.49 (0.48-0.50), p=0.98、クラスタ2:0.49 (0.48-0.49), p=0.99、クラスタ3:0.49 (0.48-0.50)(基準群)、クラスタ4:0.49 (0.48-0.50) , p=0.99)。さらに、各クラスタ群と灰白質容積、扁桃体、前頭前皮質、島皮質、白質病変容積の関係も検討したが、いずれの部位でも有意な関連を認めなかった。次年度は、腸内細菌叢パターンと認知症や老年期うつ病、サルコペニア、フレイル等の老年期疾患との関係を検討する。さらに調査対象者の生活習慣病、認知症、うつ病の発症の追跡調査を継続する。
英文摘要
超高齢社会を迎えたわが国では、生活習慣病、認知症、うつ病の増加が健康長寿を妨げる要因となっている。近年、腸内細菌叢組成が生活習慣病やメンタルヘルスに影響を及ぼすことを示唆する報告が散見される。本研究では、福岡県糟屋郡久山町の地域住民を対象とした前向きコホート研究の成績を用いて、腸内細菌叢と生活習慣病・認知症・うつ病との関係を横断的および縦断的に検討する。2022年度は、2017-2018年度に久山町生活習慣病健診を受診した65歳以上の住民のうち、糞便サンプルを収集し、頭部MRI検査を実施した775人を対象に、腸内細菌叢パターンと認知症やうつ病と関係深い脳部位の脳部位別容積との関係を検討した。まず、各腸内細菌の頻度をもとに対象者を4つのクラスタに分類したところ、クラスタ1群ではPrevotella属の割合が高く、クラスタ3群ではBifidobacterium属の割合が高く、クラスタ4群では、Megamonas属の割合が高かった。続いて、各クラスタ群と海馬容積(対 頭蓋内容積、%)の関連を検討した。統計解析には共分散分析を用いた。その結果、各クラスタ群と海馬容積(多変量調整後)の間に明らかな差を認めなかった(クラスタ1:0.49 (0.48-0.50), p=0.98、クラスタ2:0.49 (0.48-0.49), p=0.99、クラスタ3:0.49 (0.48-0.50)(基準群)、クラスタ4:0.49 (0.48-0.50) , p=0.99)。さらに、各クラスタ群と灰白質容積、扁桃体、前頭前皮質、島皮質、白質病変容積の関係も検討したが、いずれの部位でも有意な関連を認めなかった。次年度は、腸内細菌叢パターンと認知症や老年期うつ病、サルコペニア、フレイル等の老年期疾患との関係を検討する。さらに調査対象者の生活習慣病、認知症、うつ病の発症の追跡調査を継続する。
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会议论文
地域住民における腸内細菌叢とメタボリックシンドロームの関係:久山町研究
当地居民肠道菌群与代谢综合征的关系:久山町研究
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[坂田智子, 古田芳彦, 大石絵美, 秦 淳, 本田貴紀, 柴田舞欧, 北園孝成, 二宮利治]
通讯作者:
二宮利治
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